富士やホテル 花御殿に泊まってきました
「一時間早く集合なら あのカレーライス を食べてからチェックインすればちょうど良いのに変な時間に集合だね?」
と言うとみんなケゲンな顔をする?
昭和天皇がお代わりをしたカレーライスの事を知らないのだ・・・・・
かくして車三台に分乗した我々は十二月三日 一路箱根に。
三時少し前チェックインを済ます。
見回せば宿泊客以上に観光客でごったがえしロビーは座る所もない有様。
目的はティーラウンジで日本庭園を見ながらお茶して 行ってきました 実績作りと推察する。
四時から館内探検ツアーが有るというので参加する。
日帰り観光客と宿泊客半々ぐらいだろうか。ざっと五十人。狭い通路を通り、箱根とこのホテル誕生の歴史等レクチャーされた後、館内資料館・バー・メインダイニングの見学と説明がそれぞれある。本来なら花御殿の部屋と階段のモザイクも案内するとの事だが今日は満室で出来ないとの事。我々はその花御殿の部屋だから特に見る必要もないと思わずニンマリ。探検終了後 館内ご見学記念証 を一人一人に配る心使い。
食事は5時45分か9時 「9時?なんだそれは」
温泉に入る時間もなく5時45分からのフランス料理が始まりました。やたらと暗いメインダイニング。見回せば中年以上の女性ばかりだ。天皇や皇族が座った辺りの特等席にはカップル。
一品ずつウヤウヤシクしかもキビキビと運ばれてくる料理・・・・・
ウ〜ン、どれも美味くないな〜
でも良いとするか!何故ならキチッとカマーバンドを付けているから料理の不味いのは許そう。最近は格式のあるホテルでも付けていないのが多い。軽井沢の万平ホテルも味は悪いがカマーバンドをキチッと付けている。僕はそんなのにヤケに拘るのだ。
注文し終わるや○○でよろしかったですか?なんて過去形で聞き返すアホな事は言わない。ハイかしこまりました と言ってくれる。そこに喜んでサービス料を払う価値が有るのだ。
食事も終わり部屋に戻る廊下には、かつてこのホテルを訪れた天皇や皇族、外国の要人達の写真が所狭しと飾られている。
花御殿の部屋は 箱に窓が付いている と表現するのが良さそうだ。寄木の床に分厚いジュウタンがテーブルとベットの下に引かれている。壁は元はシックイだったのだろうと推察出来るがその上に白い紙のようなものを貼り付けてある。ドレッサーとテーブルは歴史を感じさせる。バスルームは広いがなんの飾り気もない。バスタブのサイズも標準。お湯は温泉。バスタブよりは大風呂が良かろうと室内温水プールの横を通り地下にある風呂に行く。畳一畳半ほどしかない湯槽にガッカリ。
みんな思い思いの行動で箱根の夜は更けて行くのでした。
つづく
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