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2006/06/28

満観峰

Img_5532 二週連続ですが梅雨の晴れ間を利用して6月24日、近くの山 満観峰(まんかんほう470㍍) に行ってきました。思い立って直ぐ行動に移せるのが近場の山の利点です。お茶とインスタントみそ汁とお湯を用意してまず寄った所は天神屋本店。此所は24時間営業です。駐車場はほぼ満車。家で作って持って行く時代は終わったんでしょうか?蜜柑で有名な小坂の駐車場に駐車して9時45分歩き出しました。自動車も通れる林道を歩くのは嫌なものですが10時10分東登山口に到着しました。草に覆われて見落としそうです。下を向いて歩いていたら見過ごしてしまいます。此所から左回りで登るか西登山口まで行き右回りで行くか迷いましたが更に林道を歩くのはイヤだと考えて此所から登る事にしました。市民の憩いの場になっている割には道幅が狭いですが大変な道ではありません。
どうした事か妻のペースが遅いのです。ゆっくり歩けば更に遅れます。どうやら左肩の痛いのが災いしているようです。道はやがて茶畑の中を突っ切り、更に茶畑の脇を通ります。此所は幅がが狭くシダ類が伸びて足下が見えません。小さい子供が居たら丁度目の高さになり危険です。足下が見えない下りはもっと大変だと思うと東口から登ってきて良かったと思います。満観峰・朝鮮岩分岐に10時50分到着しました。妻の調子が良くなく途中3本立てました。吹き上げて来る風がとても爽やかです。鳥の鳴き声もずっと聞こえていますがカラスが特に出しゃばって聞こえています。急ぐ理由もなく10分休憩しました。地図から察して後15分も歩けば頂上だろうと思っていましたがその通りで山頂には11時15分到着しました。高草山・駿河湾・安倍川・静岡市内は見えていますが日本平も富士山も見えていません。
安倍川河口に有る風力発電のプロペラが回っています。実は回っているのを見たのはこれが初めてです。無駄な税金使いおって!といつも思っていたのです。同じ思いで回らないプロペラを見ている市民は大変多いのです。
頂上には立派な東屋が有りその下でお弁当を食べる事にしました。山頂には既に三人。登山者はその後ドンドン増えました。オバチャンパワー全開のパーティーは丸子から3時間掛けて登ってきたそうです。手作りのおかずやお弁当を食べながらお喋りに夢中です「ババの会?イヤだよそんな名前は、グランマーの会にしようよ」なんて話しています。思わず「クスッ」と笑ってしまいました。1時間休憩して12時15分下山開始。頂上まで茶畑とは如何にも茶所静岡です。下り始めて直ぐ高草山分岐があります。シダ類で覆われて殆ど人が入っていないようです。登山道の尾根からは右手には高草山の全容が見えます。更に下ると花沢の里・小坂分岐に出ます。左に取って小坂方面に更に下ります。トゲのある植物もあり”子連れで気楽に登れる”のキャッチフレーズは偽りになります。子供の背丈では最も危険です。西口登山道(林道終点)に12時40分到着しました。途中1本立てましたがゆっくり歩いての時間です。下りの林道も一息に歩き駐車場には1時10分到着しました。登りではどうなる事かと心配した妻の調子もすっかり良くなっていました。麓の無人販売で買った駿河エレガントを食べてから帰宅しました。


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