なぜ社長のベンツは4ドアなのか
なぜ社長のベンツは4ドアなのか?
と見出しを見ただけで思わず買ってしまった本。久しぶりに楽しく読めた。
「落とせる」とか「落ちないよな〜」など日頃深く考えずに使っている語意。
語意の裏にある本音で税務署を意識した綱引き。
決算のカラクリを上手に使えば
「なんだ!その手で買えば俺もベンツに乗れるぞ!」
と誰もが考えてしまうし、この際乗らなきゃ損だと思う。
決算の絡繰りや資金繰りと赤字決算。
「家の会社 これ使えるぞ! 使わなきゃ損だよ!」
など次から次へと実例が紹介される。
それも面白おかしく書かれているから笑っちゃう。
なぜ年商4倍の借金旅館が潰れないのか?
なぜラブホテル経営者は税金を払わないのか?
なぜイケイケの会社が倒産してしまうのか?
等その他沢山、読んで楽しい。
儲かっているように見せかけるいわゆる粉飾決算。
儲からないように必死に小細工した決算。
会社と立場で両極端なのは何故?
社長の給料誰が決めるの?
会計士でも税務署でもない。
社長が決めるんです。
社員から見ればとんでもなく不公平で独断。
ハッキリ言って搾取です。
かく言う私もその一人ですが・・・・
そんな事までこの本は暴露している。
会社には金はないし儲かっていない。
従って税金は払わない。
なのに社長個人の預金高はものすごいから不思議。
え〜! こんな事までまで暴露しちゃって良いの?
やめてよ!!!
この本読んだらサラリーマンやってるの馬鹿らしくなる。
やっぱり社長やらなくちゃ!
そしてベンツに乗るぞ!
と読んで起業する人が続出するだろうと思います。
サラリーマンだって交渉する時の材料や営業活動の種になる。
本の内容を細かく書いてしまうと著作権に引っかかります。
本屋で買って下さい。
余談ですが社長はこの本代は経費で 「落とせる」。
サラリーマンは自腹でしょ?
それとも図書館に行って、「この本買って下さい」と リクエスト出しますか?
やっぱり社長は良いですよ。
辛い事も多いですが・・・・・・・・
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