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2006/07/07

焼き鳥が値上げ?

 サラリーマンのささやかな楽しみの一つに焼鳥屋で 一寸一杯 が有る。上司の悪口を言って憂さ晴らしをすることが社員にとっても会社にとってもガス抜きとなりそれが上手く回っている元にもなっている。所がその楽しみも半減せざるを得ないかも知れない。理由は焼き鳥の竹の串が値上げで価格に転句せざるを得ない状況のようだ。ホットドック用の棒、竹の割り箸、巻きずしを作る時使う巻きすなど中国製竹製品の輸入価格が急騰している。原因は中国国内の建築材料向けの需要が拡大し竹材の確保が難しいのだと言う。

「この話一寸変じゃね〜の?」
日本の里山を見れば解る。森林は竹に駆逐されて見る影もない。奇麗に手入れされた明るい竹林は多少はあるが、殆どはほったらかされた竹藪で足を踏み入れる事も出来ないほど暗く荒れ果てている。山全体が竹で覆われると大雨で表土ごと一挙に崩れ落ちる危険性があると学者の講演で聴いた事がある。
こんな状況でも日本の竹を使わないのか?少々高くても良い機会だから使おうじゃないか!と思うのだ。いつまでも親のスネかじって暮らしているニートが大勢居る。こんな人達を初め、仕事より生き甲斐と思っている定年退職者達に竹狩り義勇団でも結成してもらい整備と竹串・割り箸などの製作に励んでもらう。中国製との差額は税金で賄う。元々ほったらかされた竹藪は税金をつぎ込んで始末せざるを得ないのですから一挙両得と思うのですが如何だろうか。
そんな思いをしながら9日には静岡市口坂本にある悠久の森にボランティアで森林整備に行く。
森林より竹藪の方が緊急課題だろう!
と少々矛盾を感じながら・・・・・・・・・

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