独標と上高地
10月の3連休を利用して西穂高独標まで行くつもりがまたしても番狂わせに成ってしまった。7日北アルプス周辺は豪雨。出発を見合わせる。翌8日、AM2時半出発。52号線は前後に車が無く一人舞台で走るから速い速い。松本を出て島々までは快晴。月明かりで山々が奇麗に見えている。沢渡(さわんど)を過ぎた辺りから雨。新穂高ロープウェイ白樺平駅駐車場に6時15分到着。雨。持参の朝食を食べながら様子を見る。その間にも雨仕度をした登山者が動き出す。しかし我が家は中止を決めた。美ヶ原か北八ヶ岳にでも行こうかと思案しながら沢渡付近まで戻ると陽が差して真っ青な空。家内はせっかく此所まで来ているのだから上高地に行きたいと言い出す。
沢渡に駐車してタクシーに乗り大正池で降りる。しかし雨。そしてその雨の中を8時10分歩き出す。突然雲が切れて雪を頂いた霞沢岳が見える。(二枚目の写真)途中ホテルに立ち寄りコーヒーを飲む。ウエストン碑を過ぎ河童橋9時50分。今年の紅葉は一週間遅れているそうでこの辺りはまだです。穂高岳方面は霧の中。
明神池・河童橋・岳沢分岐10時。左に取り展望の利く所まで登る事にする。11時15分、岳沢のガレ場を目の前にした眺望の利く所まで来たので昼食を取りながら此所で引き返す事にしました。
本来なら今頃登っているはずの西穂独標が目の前に見えて居るはずですが雲の中。目の前には雪を頂いた山、ダケカンバの紅葉と、見事な三段紅葉が見られました。此所まで登ってきた甲斐がありました。しかし寒い。無理に独標まで向かったら今頃は雪の中で身動き取れずに居たかも知れないと思うと選択は間違っていなかったようです。誰か遭難したのでしょうか?頭上をヘリが飛ぶ音が何回か聞こえます。30分休憩してひたすら下りました。分岐には12時20分に戻る事が出来ました。明神池までは山を諦めた重装備のパーティー・観光客と半々ですが大きな違いは雨仕度。それぞれが思い思いに歩いています。頭上は青空が覗いているのですが雨が降り続いています。おかしな天気です。
1時10分、明神池は人人人。イワナが食べたいと思いましたが30分待ちと聞いて諦めました。明神橋から徳沢方面も奇麗ですが紅葉にはチョット速いようです。(写真は明神橋)小梨平を過ぎ河童橋到着2時30分。
先ほど登った岳沢付近がまるでスポットライトを浴びたように光り輝いています。この写真はその様子を河童橋から撮った一枚です。
橋ではライブカメラに向かってVサインを出す人、記念写真を撮る人等で溢れかえっています。これは大変と大急ぎでバスの最後尾に並びました。
かくして今年も独標には行けなかった。来年再度挑戦だ!
昨年新穂高温泉を二泊予約して無駄にしたので(その様子は2005年8月17日「雨で番狂わせの穂高」でブログ公開)今年は宿を決めていない。松本でビジネスホテルと思って居たのですがどうせなら安宿でも温泉が良いと諏訪湖まで走りました。
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