« 中秋節・国慶節と月餅 | トップページ | 独標と上高地そして諏訪湖へ »

2006/10/11

独標と上高地

 10月の3連休を利用して西穂高独標まで行くつもりがまたしても番狂わせに成ってしまった。7日北アルプス周辺は豪雨。出発を見合わせる。翌8日、AM2時半出発。52号線は前後に車が無く一人舞台で走るから速い速い。松本を出て島々までは快晴。月明かりで山々が奇麗に見えている。沢渡(さわんど)を過ぎた辺りから雨。新穂高ロープウェイ白樺平駅駐車場に6時15分到着。雨。持参の朝食を食べながら様子を見る。その間にも雨仕度をした登山者が動き出す。しかし我が家は中止を決めた。美ヶ原か北八ヶ岳にでも行こうかと思案しながら沢渡付近まで戻ると陽が差して真っ青な空。家内はせっかく此所まで来ているのだから上高地に行きたいと言い出す。
Img_6978Img_6989

沢渡に駐車してタクシーに乗り大正池で降りる。しかし雨。そしてその雨の中を8時10分歩き出す。突然雲が切れて雪を頂いた霞沢岳が見える。(二枚目の写真)途中ホテルに立ち寄りコーヒーを飲む。ウエストン碑を過ぎ河童橋9時50分。今年の紅葉は一週間遅れているそうでこの辺りはまだです。穂高岳方面は霧の中。
明神池・河童橋・岳沢分岐10時。左に取り展望の利く所まで登る事にする。11時15分、岳沢のガレ場を目の前にした眺望の利く所まで来たので昼食を取りながら此所で引き返す事にしました。

Img_7034本来なら今頃登っているはずの西穂独標が目の前に見えて居るはずですが雲の中。目の前には雪を頂いた山、ダケカンバの紅葉と、見事な三段紅葉が見られました。此所まで登ってきた甲斐がありました。しかし寒い。無理に独標まで向かったら今頃は雪の中で身動き取れずに居たかも知れないと思うと選択は間違っていなかったようです。誰か遭難したのでしょうか?頭上をヘリが飛ぶ音が何回か聞こえます。30分休憩してひたすら下りました。分岐には12時20分に戻る事が出来ました。明神池までは山を諦めた重装備のパーティー・観光客と半々ですが大きな違いは雨仕度。それぞれが思い思いに歩いています。頭上は青空が覗いているのですが雨が降り続いています。おかしな天気です。


Img_7055


1時10分、明神池は人人人。イワナが食べたいと思いましたが30分待ちと聞いて諦めました。明神橋から徳沢方面も奇麗ですが紅葉にはチョット速いようです。(写真は明神橋)小梨平を過ぎ河童橋到着2時30分。

Img_7093


先ほど登った岳沢付近がまるでスポットライトを浴びたように光り輝いています。この写真はその様子を河童橋から撮った一枚です。
橋ではライブカメラに向かってVサインを出す人、記念写真を撮る人等で溢れかえっています。これは大変と大急ぎでバスの最後尾に並びました。

かくして今年も独標には行けなかった。来年再度挑戦だ!
昨年新穂高温泉を二泊予約して無駄にしたので(その様子は2005年8月17日「雨で番狂わせの穂高」でブログ公開)今年は宿を決めていない。松本でビジネスホテルと思って居たのですがどうせなら安宿でも温泉が良いと諏訪湖まで走りました。

« 中秋節・国慶節と月餅 | トップページ | 独標と上高地そして諏訪湖へ »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 独標と上高地:

« 中秋節・国慶節と月餅 | トップページ | 独標と上高地そして諏訪湖へ »

2023年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
フォト

リンクの人々

  • 鳥さんと いつも 一緒に
    思わず眼を細めて読んでしまうソフトな語り口で書かれたブログ。 鳥の百科事典になりがちな鳥ブログとは一味も二味も違い、鳥への愛情がヒシヒシと伝わってくる。
  • ミルフォードトラック
    管理人「よし坊」に、人生観が変わるほど感動を与えてくれたミルフォードトラック。その全ての詳細な記録を序章から終章まで全6回に分けて公開。
  • ピカリのお部屋
    仲良く山歩きを楽しんでいる様子が独特な語り調で書かれている。花・風景の写真も素晴らしい。
  • 旅すれば又、旅
    旅と食に対する拘りと情熱が伝わってくる飽きないブログ。次は何所?と期待する。
  • かわせみのひとりごと
    翡翠をはじめ野鳥の姿を芸術的タッチで捕らえたブログ。
  • ごくらくとんぼの日々あれやこれや
    日常起きる様々な出来事を気取らないタッチで綴る親しみやすいブログです。
  • 季節の移ろいと旅空の雲
    眼を見張るような写真の数々。 作者の思いが伝わるブログです。
無料ブログはココログ

カワセミ

  • 水鏡に映る ♀
    静岡市の鳥がカワセミです。 少しずつ撮り貯めた可愛い翡翠の表情をご覧下さい。

富士山

  • 富士市狩り場から
    日本を代表する富士山。 私の住む静岡はどこからでも富士山が見える幸せを感じています。

ミルフォードトラック

  • DISTINCTION HOTERU
    2010年11月、人生観まで変わってしまったミルフォードトラックを歩いたときの写真集です。

思い出の一枚 海外編

  • スイス
    旅先で感動した思い出の一枚

思い出の一枚 国内編

  • 天王祭
    思い出に残る国内の写真を集めました。デジタルカメラに成った以後のものです。

山の思い出

  • ローツェ 8,516m
    20代前半から空白の年月が過ぎ再び登り初めた山々。

茶畑

  • 茶畑と富士山
    お茶・お茶と富士山 お茶と富士山は何故か相性が良い。