« 2006年10月 | トップページ | 2006年12月 »

2006年11月

2006/11/28

掛川城といきいきウォーク

11月26日、社会保険事務所主催の「いきいきウォークin掛川」に参加しました。足の怪我も癒えていないので歩けるか心配です。9時半から順次受付ですが既に歩いている人も居ました。Img_8074Img_8111


駅前から大手門まではすぐ。実際の門はもっと南に有ったようです。こだわりっぱ は時間も早く店が開いていません。景色を楽しみながら城下に入りました。社会保険加入会社が対象ですから若い人も大勢参加するかと思いましたが見渡せば歳の多い人ばかりです。

Img_8122Img_8124


龍尾神社は歴代城主が信仰した古社だそうです。
永江院の総門は山内一豊が寄進したのだそうです。
渡された地図がいいかげんで90°ずれた方向に行ってしまい大回りをしたリしながら首塚(一豊とは無関係)を通り資生堂アートハウスと資料館見学(入館料無料・月曜休館)。ゴールの駅へ。心配した左足は思わしくありません。意識してゆっくり歩きましたが傷みます。ゆっくり歩きゆっくり見学には丁度良いコースでした。掛川駅で昼食を食べようとしたのですが駅舎内も周りにも有りません。バイパスに向かう途中で見つけた「太久味(たくみ)」と言うラーメンやに入りましたがこれが旨い!醤油より塩の方がより美味しい!美味い店を一軒開拓出来たのは収穫です。
末尾の写真は資生堂アートハウス


Img_8138

参考タイム
掛川駅北口出発9時30分→大手門9時35分→こだわりっぱ9時40分→天守閣9時45分→龍尾神社10時15分→永江院(ようこういん)10時35分→十九首塚11時20分→資生堂アートハウス・資料館11時45分→掛川駅南口12時45分

2006/11/26

バンコクとアユタヤ遺跡 4

 ホテル脇のBTS(日本のモノレールとほぼ同じ)に乗ると便利に移動する事が出来ます。
しかし、たまには歩いて見よう。
おいおいやけに長い信号だな〜。かれこれ五分経ってるよ。やっと青になって渡り始めると一緒に歩き始めた一見紳士。英語で話しかけてくる。これを読んでいる皆様のために日本語に訳しましょう。
「長い信号だったね、何処え行くの?」「街ですか、僕はタイの味の素に勤めていてね、今日は休暇なんですよ。」僕、心の中で“そんな訳ね〜だろ!王妃の休日が終わったばかりだというのに!”
「どこに泊まってるんですか?ア、シャングリラですか、素晴らしいホテルですね。」僕、これが噂の日本人相手に言葉巧みに近寄って来てはペテンに掛ける詐欺師か!だまされね〜ぞ!
何とか振りきった二分後。すーっと近づいた女性「や〜!こんな所でお逢いしましたね。」「シャングリラホテルのレストランで見かけましたよ」それがどうした  ア、 \(◎o◎)/!そうか
さっきの男とこの女グルだ。あぶね〜あぶね〜引っかかる所だった。
タイには日本の屋台村みたいな所が有って初めにチケットを買います。二千円分も買えば二人でたらふく食べられます。然も何を食べても美味い。甘く味付けしたライス以外は・・・・・写真や現物を指させばその場で作ってくれます。余ったチケットは返金してくれます。

ホテル内のスポーツクラブで思い切り運動やエアロビをしサウナやマッサージを受けるのも楽しみの一つです。妻はオイルマッサージを受けましたが目もくらむばかりの美人だったそうです。ン〜〜ン残念!俺もやれば良かった。

明日は帰国。またまた現地取締役支店長関さんがロビーで会いたいとの事。有名ブランド(エルメスだよ〜ン)のネクタイとスカーフを是非受け取ってくれだって。マ、イッカ ともらう事にしました。よほど親会社が怖いらしい。

朝食以外一度もホテルで食べなかったのでバンコク最後の夜はホテル内のタイ料理レストランサラテップを予約。チョイスするとつい似たような物ばかりに成ってしまうので此処は一丁大奮発して“王宮料理フルコース”にしました。大唐・中唐・ちょっと唐のどれが良いかと問うのでちょっと考えて 「ア、リトル」 。これが失敗だった。中唐が良かった。
民族衣装で着飾った踊り子達がテーブル横迄来て踊ります。とても物腰の柔らかな品のある静かなダンスです。カメラを向けるとポーズを取って動きを止めてくれます。慣れたものです。
踊り子達は衣装を変えて何度も出て来ます。六人ほどで打ち鳴らす演奏の心地よいリズムに酔いながら夜は静かに過ぎて行くのでした。

 3(-_^;) エッ? 帰りは二人だけ? ほかのグループはもっと長い連泊だって!よっぽど暇か金持ちなんだ。くやし〜! せっかく金掛けて来るんだから俺達ももっと居てーよなー。

アメリカ合衆国の飛行機はテロに備えて厳重な警戒態勢を取っています。挙動不審なものやバックパッカー、一人旅や、やけに大きな手荷物や重たい手荷物を持つ人は一人ずつ台の上に乗せられて頭の天辺からつま先まで徹底的にボデイチェックです。待たされるお客でだれ一人文句を言う人はいません。爆発やエンパイヤステートビルにでも突っ込まれるのはごめんだ。

かくして初めてのタイ旅行は終了です。
で、パンフ通りにやらなかった旅行社の責任はどうなったか?
それは良い質問です。帰った後一部始終をメールで報告。ただし現地旅行社は誠心誠意良くやってくれたと報告。ユナイテットバケーションは確かに違っていた部分を認め以下のようにする旨メールが入りました。
観光地または観光施設、その他の目的地変更の場合は旅行代金の二パーセントを返金する。
と成ってるんですって! さて、次は何処に行こうかな〜?

※ユナイテットバケーションは現在ユナイテットエアーの赤字増大と共にいつの間にか閉店し、今は有りません。早い復活を望む一人です。
末尾の写真は市内の様子・部屋から見た夜景・毎日届けられるフルーツとチョコレート・バスルームの真下に見えるホテルのプール。

1424232_img1424248_img


1424249_img1424253_img

2006/11/24

バンコクとアユタヤ遺跡 3

翌日ホテルに迎えに来たガイドのウーさん。相変わらず二人きりのお客さんに向かって今日の行程説明です。
ホテル発(8:00ごろ)
タイ4大地方(北部、東北部、中央部、南部)それぞれの特徴的な伝統家屋や生活・文化様式・民芸品に触れることができます。
ビレッジ内では毎日太鼓とタイダンスのパレードや刀の格闘技などのショウが行われています。
昼食は、ビレッジ中央の大きな湖の側にある「エーム・オート・レストラン」でタイ料理をどうぞ。
昼食後、アユタヤ観光へご案内いたします。
世界遺産でもある古都アユタヤ。400年に渡って栄華を極めたアユタヤ王朝の遺跡を訪れます。
夕食はライトアップされたアユタヤ遺跡を観ながらリバーディナークルーズをお楽しみください。
ホテル着(22:30頃) 。

の筈が、民族踊りも刀のショーも無い?(゜;)エエッ昼飯はアユタヤに向かう途中で食べる?
オイオイ!湖畔のレストランでタイ料理じゃないの?
夕飯はバンコクに帰って市内のレストラン?ライトアップされた遺跡を観ながらのクルーズはどうなってんの?
冗談じゃない!! 詐欺だ! カタログ通りにやれ! 
ガイドのウーさん青い顔して会社に電話「?♀♂?※§☝?ヾ??ヾアハー?※?‰ヘ∂?ω♂♀※☆ナ※☝ホファ※?ン?」「上司と電話変わって下さい」
インターネットからダウンロードした行程表を読み上げて「この通りにやれ!!」
「??ロ※♀♂?♡♡♪※※?♡♡?」かれこれ30分会社との電話で相変わらずウーさんのタイ語?は続く。
その間車は走る。
バンザイビレッジは人で溢れかえっています。丁度王妃の誕生日で連休。近郷近在から休日のバカンスに来ているのでした。
ウーさんの申し訳なさそうな説明が有ります「此処に来ましたが民族踊りや刀のショーは今は興われていません。昼ご飯は約束通り湖畔のレストランです。」
バンザイビレッジからアユタヤ遺跡へ移動。
スゴイ数の観光客。バックパッカーも多い。観光客を乗せる象の数もスゴイ。
400年に渡って栄華を極めたアユタヤ王朝の遺跡を歩き、立ち止まり、或いはしゃがみ込んで絶頂期に生活していた往時の人々を偲び心行くまで味わったので有ります。
お決まりの像に乗って遺跡と観光客を見下ろし、次は遺跡を観ながらのナイトクルーズです。
運転手とウーさんがなにやら話しています「??※♠※〜?@*〓??*&♭ナ〒※???」
そう言えば先程から同じ所を行ったり来たりだ。
断固パンフ通りにやらせたのはどうやら私達が初めてらしい。そんな訳で幾つも有るクルーズ船のレストランと船着き場が解らないらしいのだ。俺の知ったことか!!!
レストランはタイ料理を食べるお客さんで満員です。それを横目に約30人は乗れそうな船にたった二人の観光客とガイドのウーさん、キャプテンと一人のウェイトレスを乗せた船は静かに離岸したのでした。
船から見る遺跡は又格別。エンジンの音と時折すれ違うレストラン船の音、水を切る船の音以外は何も聞こえて来ない静寂の中をライトに照らされ浮かび上がった遺跡や寺院の数々。
存分に贅沢な一時を堪能したので有ります。
下船後再び昼間見た遺跡と同じ場所に案内されました。目の前の遺跡がライトアップされ船とは違った遺跡を見る事が出来ました。
タイ王妃の祝日も終わり家路に就く人達。其れに混じって観光客。帰りの道は大渋滞。ホテルに到着したのは23時を過ぎておりました。
ロビーで出迎えてくれた日本人が居ます。現地旅行会社の小倉さん。「ほぼパンフ通りにやってくれました。ウーさんも良くやりました。ユナイテットバケーションには事の次第を報告します、でも安心して下さい、パンフ通りにやろうと必死になって努力した、現地旅行社は最善を尽くした、と報告はします。」と話し終わって部屋に。
翌朝小倉さんから部屋に電話。昨日のお詫びに伺いました。ロビーに居りますとの事。そこには小倉さんと現地取締役支店長関さんが。「何なりとおっしゃって下さい。行きたい所、食べたい物、全て当社で負担させて頂きます。」
それは有りがたい事だが筋違い、お気持ちだけ頂戴しますと言って別れる。
ほんとはタイ料理もそろそろ飽きてフカヒレの姿煮食いにつれてって! と言いたかったのに気の小さい僕でありました。

1414120_img1414132_img


1414140_img1424211_img

2006/11/22

バンコクとアユタヤ遺跡 2

さて二日目の無料市内観光はホテル専用桟橋にボートが横付けです。
3(-_^;) エッ? 乗り込むのは俺達だけだ!これじゃくそ真面目にガイドの観光案内聞かなきゃなんないよ。
町並みや王様の船を見ながらエンジンむき出しマフラーも付いて無いような日本じゃ到底許可に成らない船でしばらく川上に。船がス〜ッと遅くなるとそこに二艘の小舟。一艘は雑貨、もう一艘は果物満載。相場も解らず値切って買ったつもりのドリアンが五百バーツ 約千五百円。
朝飯食ったばかりだしとても食いきれない。ガイドや船の操縦者に渡すものの何故か迷惑そう。
翌日解った事は三十バーツで売ってるぜ。ツタク。
さて、船は此処でUターン。水上市場に行くんじゃね〜のか? (?_?)
かくして無料市内観光希望者二人を乗せた船はワット・アルン(暁の寺、三島由紀夫の小説の舞台となった寺)へと向かったので有ります。
ワット・ポー(涅槃寺、金箔に覆われた長さ45メートル高さ15メートルの涅槃仏が有るバンコク最古の寺院)。
王宮(タイ王朝の歴史にふれ宮殿とお墓があります。)
ワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院、タイ王朝の守護寺、本尊は翡翠で出来たエメラルドブッダ)
二人きりの貸し切り観光見たいなもんで好き勝手な時間で行動できる喜びに浸りながらの観光でした。
腹も減ったしそろそろお昼。インターナショナルビュッフェかタイスキ。勿論タイスキをリクエスト。
次は金製品屋だ。ン?以前なら日本人でごった返しているのにほとんど居ない。これで店遣ってけるのかいな? 何か買ったかって?買うわけね〜ょ。
妹夫妻推薦のタイシルク屋に行って家内リクエストのオーダーメイド。これも二りっきりの特典だ。
ホテルに帰ってタダの市内観光は終了。
午後五時、此処から次の有料オプションツアーの始まりです。
3(-_^;) エッ? またまた俺達だけか?
まずは二時間タップリのタイ式マッサージ。事前の資料に依れば体中がボキボキバリバリ音が出るくらい激しいそうだが全然そんな事は無いまま終わっちまったよ。しかしなんと気持ちの良かった事か。其れにしても解せない事が一つ。何でこんなマッ暗な部屋でやるんだよ。
なんか怪しいな〜。他の使い方も有りか〜?
夕飯は焼き餃子・水餃子・蒸し餃子・ジャージャー麺の食べ放題。の筈が違うぞ!餃子も出たけど日本のラーメン屋のメニューだ。沢山食べられない私達にはちょうど良かったけど他のお客さんが居たらそうはいかないよ。
1404027_img1404032_img

1404061_img1404045_img

2006/11/20

バンコクとアユタヤ遺跡 1

これは2002年8月に行ったバンコク旅行。その顛末記がワードで保存してあります。今日より数回に分けて公開します。

バンコクとアユタヤ遺跡
 八月十日成田北ウイングは日本脱出の旅行者で溢れかえっております。
ユナイテットバケーションで手配したバンコクフリープランの始まりです。
ユナイテットエアーの最後尾に並んでチェックインです。直ぐ前のアメリカ人、馬鹿でかい旅行鞄二つと機内持ち込み用のバッグ弐個。「おいおいそんな荷物持ってたら追加料金取られるのに」と思いながら順番待ち。あと十メートルの所まで来て(∋_∈)しまった!この列はファーストクラスとビジネスだ!ままよこのまま行っちまえ!どうりでデッカイ荷物持ってるわけだ。
「すみません、並ぶ所間違えたみたいで」「良いですよどうぞ」「窓際でなくて通路側にして下さい」「はい、二人席です」「シメタ、スチュウアーデスとお見合席だ」 結局一時間も得をしてしまったので有ります。

此処でユナイテットバケーションのシステムを紹介しましょう。
行き先と出発日が決まったら次は泊まるホテルを決めます。グレードに依って金額が決まります。ほとんどの基本プランが四日に成っていますが行きたい所、遊びたい内容、予算等で連泊の延長が出来ます。到着空港には現地の旅行社が手配したバスとガイドが迎えに来ます。此処で初めて今回の旅行参加者と顔を合わせる事に成ります。それぞれの予約したホテルに現地ガイドは送ります。ほぼグレードの高いホテルから順に回ります。
翌日は無料の市内観光か自由行動です。市内観光には観光名所数カ所と昼食、そしてイヤでも連れて行かれる免税店やその国特産品の店弐カ所ほど。翌日は一日自由行動、その翌日は帰国となります。
自由行動日を何日も増やして別の観光地行ったり或いは現地の観光ツアーに参加する訳です。
航空会社はユナイテットエアー又はスターアライアンス参加の航空会社のコードシェア便です。日本からはUA○○便とANA○○便等と成ります。通常のマイレージが加算されますがユナイテットバケーションツアーはさらにボーナスマイルが得点として加算されます。
マイルが貯まればタダで航空券がゲットできますから有難いです。

アジャー?ジャンボじゃないよ。然も後ろから拾列めほどの席だ。窓際の席は二列しかない。
つまり通路側に決まってる。スチュウアーデスとお見合い所じゃない。残念?(・_。)?(。_・)?
どおせ泊まるのならリバーサイドの高級ホテルと決め、シャングリラホテルにしたものの通された部屋は乗り出して覗き込まないと川が見えないタウン側。日本人旅行者のほとんどは部屋でクレームを付けない事をホテル側も旅行社も知っていますので大方はこんな部屋で我慢してしまいます。外人は違いますよ。口からツバ飛ばしながら猛然と抗議します。僕もやります。つたない英語で。
シンガポールのオリエンタルホテルの時などビルしか見えない暗い部屋から思い切り開放された明るい部屋で目の前はマラッカ海峡を行き交う船。右手にはマーライオン。なんとも良い気分だ。そんな部屋に変えてもらった事も有りました。そんなこんなで今回は二日待たされましたがリバーサイドの角部屋で然もデラックスルームだ!バスルームは三方ガラス張りで空中に飛び出てる。バスタブに浸かりながら行き交う船やホテルのプールでキャッキャと騒ぐギャルを眺めて、気分は最高。当然の事ですが周りから丸見えになります。見られたくなかったらブラインドを下ろす事が出来ます。スタンダードルームとデラックスルームの違いも歴然。バスルームの広さ約四倍、部屋に届けられるフルーツの量も倍。然もホテルで作ったチョコレートが一箱。これらが毎日届けられるのだ。ウシシ・・・

1404023_img1404026_img

2006/11/14

毛無山 と あわや遭難

 11月12日。静岡ワンダーホーゲル静岡東支部行事で実に四十数年ぶりの毛無山に行きました。朝霧の麓(ふもと)駐車場から神社を右に見ながら歩く。神社仏閣を見れば例え遠くからでも必ず手を合わせるのですがどうした事か今日はしなかった。
それがその後とんでも無い事に・・・・・・


Img_7967地蔵峠方面との分岐を右に取り桧や杉の林を抜けいつの間にかヒメシャラの木が増えると不動の滝展望台に到着。この辺りの紅葉が最も奇麗だ。此所からの登りはさらに険しく大きな岩の露出する急登に息も絶え絶え。一合目ごとに標識が有るので目安になる。登りながら振り返れば駿河湾が逆光に光りとても奇麗。早くも下りてきた登山者は「山頂は風もなく大島まで見えましたよ」と言っている。富士山展望台で大きく裾野の広がる雄大な富士を目の高さに見て感激しながら写真撮影。そこから少しで県境の尾根に出ると緩いなだらかな道となり霜柱をサクサクと踏みながら頂上に到着です。


Img_7999リーダー「休憩時間30分です」僕「せっかく苦労して登ってきたんだからもうチョット居ようよ!」目の前のデンとした富士は大きくりりしい。何組みかのパーティーが先着していて食事中だ。
帰路は地蔵峠まで一直線に下る。尾根に付けられた道は明るく広く歩きやすい。真富士山を初めとする安部奥の山々が木々の間に見える。峠の少し手前に富士山の良く見えるポイントがある。地蔵峠から麓に下りる道は一変する。雑木林の中に細く長く続く。突然垂直の岩場が有ったりして油断できない。昔遭難者が出た事が十分理解できる。あと30分もすれば麓かと思った時僕は不覚にも岩の上で足を滑らせ転落。60度ぐらいの斜面を大車輪状態で転がり落ちる。10メートルほど落ちて止まった。
あれ?ウエストバックに赤いのがポタポタ落ちる?アそうか!何処か顔の辺りから血が出て居るんだ!足は両足とも動く。ウン、ヨシヨシ、大丈夫だ!!なんて考えていて気が付いた。仲間が呼んでる「お〜い、大丈夫か〜!!」そうだよ、自分で納得してないで無事を皆に知らせなくちゃ!「大丈夫だ〜」
ブッシュと厚く積もった枯れ葉と更にその下に深く積もった腐葉土のお陰でかすり傷と片足ねんざで済んだ。大急ぎで下りてきてくれた仲間と副支部長の顔は真っ青。その光景が今もしっかりと目に焼き付いている。登山道まで戻った僕を心配そうに見つめる顔・顔・顔。一部始終を見ていた仲間は「死んだと思った。木にぶつかって勢いが鈍ったのとザックがクッションに成った。15メートル落ちたよ」と言った。僕「15メートルは大げさだよ」。気遣って傷の手当てをしてくれたり介添えをしてくれたり、良い仲間に恵まれて嬉しかった。そしてそれが僕にとって幸せだ。
自信があっても体力が付いてこない。上がっているはずの足が上がっていない。バランスが極度に悪くなっている。瞬時の判断力も落ちている。等々思い知らされた。歳に見合った道具と装備の再確認をする切っ掛けを作ってくれた。
--合掌をしなかったのが悔やまれる--

それにしても僕にとってこの山は鬼門だ。四十数年前はバリバリの高校生。当時毛無山は登る人はほとんど無く道標も整備されていない。男2人女3人で下部から甲斐金山遺跡中山金山跡と、金山に併設されていた郭の朽ち果てた柱や太い梁などが残っていて(鉱山で働かせ郭で使わせ、全部吸い取ってしまおうと言う悪いもくろみ)それらを見ながら登り、帰路は麓に下りたのですが途中で道が解らずビバーク。翌日頂上まで戻って仕切り直し。麓迄下りたと言う思い出がある。付いていない山だ!

末尾の写真は富士山展望台から見た富士山と愛鷹山。裾野が大きく広く広がって居るのがわかる。
(サムネールをクリックすると大きくなります)
参考タイム
りそな銀行静岡支店前6時30分→麓到着8時、出発8時20分→不動の滝展望台9時→5合目9時50分富士山展望台11時10分→毛無山11時35分、出発12時15分→地蔵峠1時15分→(この間負傷の為参考にならない)麓3時5分
参加者13名


Img_7985


2006/11/11

美鈴池 かえで と  ほうとう

 駐車場に戻ると道路の両側には不法駐車車両がギッシリ。
今朝走ってきたほぼ同じ道程60キロ強をチョット方角違いですが戻ります。せっかく行っても枯れてしまっているかも知れませんが少しの期待を抱きひた走る。3時半過ぎに到着しました。


Img_5492此処【美鈴池】はドラマ「高原へいらっしゃい」のストーリーと撮影に使われた「八ヶ岳高原ヒュッテ」も建っている一角に有ります。放映中は大変な人でしたが今は訪れる人も少なく静かです
(このヒュッテの写真は今回撮った写真ではありません。木々が青々している頃です)


Img_7959美鈴池は紅葉の盛りはかなり過ぎていましたがまだまだ奇麗で静かにひっそりとしていました。雲がなければ湖面には山吹色をした唐松の紅葉と八ヶ岳が一緒に写りそれはそれは見事なまでの美しい景色なのです。が今日は残念!八ヶ岳はほんの一部しか見えませんし唐松は枯れかかり奇麗な色をしていません。(写真のビュウポイントとして有名になると、カメラマンが最も良い位置に三脚をデンと据えて我が物顔に一日中占領して邪魔で迷惑この上ないのですが、此処美鈴池はまだ知られていないらしく、ひっそりとしています。いつまでもこのままであって欲しいと願います)
実は国道から此方に入ってくる途中も素晴らしい景色の連続なのですが・・・ひ み つ


Img_7932中部横断自動車道白根インターを出てすぐ近く、南アルプス市の旧52号線沿いにある【かえで】で夕食をして帰る事にしました。


Img_7936自家製手作り豆腐(胡麻・木綿・寄せの三種が有り美味いと有名)を注文し、同時に注文の「ほうとう」が出てくるまでの繋ぎとビールの肴にします。(僕は下戸ですから飲みません。写真は寄せ豆腐)


Img_79475種類の ほうとう と、ほうとう定食が有ります。(他にも沢山のメニューが有ります)
ほうとうは注文して最低30分は我慢して待ちましょう。(混むと一時間待ちもあり)何故なら一品ずつ注文受けてから鉄鍋に具その他を入れて作るのです。写真はほうとうの基本、カボチャほうとうです。
荒く不揃いで太い麺とダシ・カボチャの甘みがほどよく絡み合い独特の味と香りを作り出しています。
ダシにも秘密があるんですよ〜。そろそろ鍋の底が見えてくるかな〜と思う頃それが解ります。
初めて食べた時はビックリしました。種明かしはしません。食べに行って確認しましょう。
山梨県内には、ほうとうのチェーン店が有りますが何所も大鍋で煮てある物を汲み出して運んでくるのです。そんなのが美味い訳がありません。
一つずつ昔ながらの山梨の作り方を守る此所のほうとうは一度食べると病みつきになります。
僕のお気に入りでお薦めの店。

2006/11/09

弥三郎岳 白砂山 白山

 山の序でに泊まるのは温泉で有りさえすれば安宿で充分と割り切れば高級旅館より空きがある確率が大きい事が最近解りました。上諏訪温泉は首尾良く泊まれました。翌11月4日、朝食を済ませ向かった先は甲府。花崗岩が露出する小さな峰々【弥三郎岳】【白砂山】【白山】が主たる目的です。
中央高速入り口をうっかり通過してしまったのでそのまま20号線を南下しました。
折りしも昇仙峡は観光シーズン真っ盛り。駐車場は何所も満車ですが運良く無料で駐める事が出来ました。
昇仙峡ロープウェイ山頂駅はパノラマ台と言って、人でごった返していました。


Img_7830_1初めに向かったのは弥三郎岳(1,058.3m)です。国土地理院の地図には羅漢寺山となっています。観光客に混じって登るのですが最後の登りは石にステップが切られ鎖が付き大渋滞ですが上り詰めれば花崗岩の固まりで、360度のパノラマを楽しむ事が出来ました。


Img_7844_1Img_7849_1


富士山・南アルプス・八ヶ岳が見えるはずですが霞んでハッキリしません。金峰山はよく見えています。


Img_7891_1パノラマ台まで戻り標識を見つけミニハーブの小径から白砂山方面に下ります。一挙に下りて、降りきったちょっと先に分岐があります。左に取り10分歩くと標高点のある白砂山山頂(986m)に到着です。


Img_7856そのすぐ先に信じられない光景が展開していました。花崗岩むき出しのそこは日向山ジュニアの様で、あまりにも特異な山頂にビックリしました。


Img_7960目の前には先ほど登った弥三郎岳がデンとしています。こんな面白い山が町からたいして離れていない所にあるとは想像つきません。


Img_7876分岐まで戻って左に取り、白砂山を巻くように広く陽が差す道を徐々に下ります。地質の解説看板が有り右にちょっと入ると白山です。


Img_7882地図では標高点すらない山ですが花崗岩の白い砂が広がった山頂は雪のようです。金峰山・瑞牆山方面が奇麗に見えています。昼食を取りながらしばらく景色を独占していましたがやたら元気でにぎやかな40人の団体が来ましたので退散する事にしました。
食事中「景色は素晴らしいけどもうチョット紅葉を楽しみたいね〜」「また戻らなきゃ成らないけど八ヶ岳高原別荘地内の 美鈴池に行ってみるか!」となり見晴台まで行く予定を省略して此処で戻る事にしました。
戻ったパノラマ台では富士山が見えました。一休みしながら茸汁を買ってフウフウしながら食べていると先ほどの団体さんが来た。僕「エ?もう来たの?白砂山は?」どうやら省略しちゃったらしい。素晴らしいから是非行った方が良いとさっき僕が説明しただろう!!  リーダーらしい人「おい!白砂山が良いらしいんだってさ!此処まで来ちゃったし今更な〜」 この連中なんにも調べずに来たのか〜、、、、、、

参考タイム
昇仙峡ロープウェイ駅10時→山頂駅パノラマ台10時20分→弥三郎岳10時40分→白砂山分岐11時25分→白砂山11時35分→白山12時→白山分岐12時55分→パノラマ台1時10分ロープウェイ駅1時35分

2006/11/07

北横岳

 標高2,000メートルから歩ける北八ヶ岳の一角【北横岳】に行きました。無料の駐車場に駐めて登山靴を履き身支度をし圧倒的多数の観光客に混じってピラタス横岳ロープウエーに乗る。右手には霧氷の縞枯山、左手には目指す北横岳。さらにその左にはシマカレ現象が昔より進んだ蓼科山がドッシリと見える。
今朝起きた時左足が痛くて膝が曲がらない、困った、歩けそうもない!と言っていた家内が心配ですが軽く足腰の運動をしてからゆっくり歩き出す。


Img_7680標識に従い坪庭を過ぎ針葉樹林帯を次第に高度を稼ぎ、右手に縞枯山全容が見えると間もなく分岐。左に取って岩がゴロゴロした道を進む。昨夜降った雪が岩の隙間に残っている。と、すぐに北横岳ヒュッテに到着した。


Img_7687記念写真を撮る人、食事の支度を始める人などさまざま。既に下りてくる人もいる。一休みしてすぐ出発。此処から山頂迄は急な直登ですがあっという間に南峰(2,473m)に到着。


Img_7693山頂はなだらかに平らで遮る物がありません。
ケルンの日陰部分には雪が残っています。何時も行く山は高齢者ばかりですが今日は若い人と半々でしょうか?子連れやスニーカーの人も居ます。


Img_77025分で北横岳(北峰2,480m)に到着しました。北アルプス・中央・南・富士山・八ヶ岳と見えるはずですが晴れているのに霞んでハッキリしません。目の前には大きな蓼科山と山荘やヒュッテも手に取るように見えます。急ぐ旅でもなく40分休憩しました。同じ道を引き返します。


Img_7742ヒュッテまで下り七つ池を散策。神秘的姿を見て感激。その後ヒュッテ前で昼食にしました。今日もお湯を持ってきましたので暖かい味噌汁が飲めて食が進みます。その後休憩無しで一挙に山頂駅まで下りました。


Img_7762写真は山頂駅付近から見た北横岳です。
足が痛くて・・・と言っていた家内が突然「スキーでは何回も滑り降りているけど歩いて下った事ないから歩きたい」と言い出す。どうしても!と言うので心配しながら歩きましたが岩がゴロゴロした歩きにくい道で閉口しました。しかし唐松の移り行く紅葉を楽しめました。山頂駅付近は既に枯れ落ち、下りるに従い鮮やかな黄色に変化する様子が見られます。


Img_7767写真は下りる途中の景色と蓼科山です。頭上を行き来するロープウェーに手を振ると必ず手を振ってくれます。本心は「見て見て!物好きが歩いているよ!」でしょうか。。。
山麓駅にはヤレヤレやっと辿り着いたという感じで戻りました。
体力に自信がなくても気楽に登れる山です。極端な言い方をすれば最小限の水と食料で出発。追加はヒュッテで買う。いよいよと成ったらヒュッテに泊まる。けっして薦められる事では有りませんが・・・・


Img_7788  途中蓼科湖に寄りました。
紅葉の真っ最中でとても奇麗です。
紅葉狩りのお客さんでごった返していました。


Img_7815末尾の写真は蓼科湖の彼方に今日登った北横岳が見えています。
今宵の宿はぶっつけ本番で空き宿探し。上諏訪温泉に泊まる予定です。

参考タイム
11月3日、家5時30分→ピラタス駐車場8時55分→ピラタス山頂駅出発9時25分→横岳三ツ岳分岐10時5分→北横岳ヒュッテ10時10分→南峰10時30分→北峰10時35分→北横岳ヒュッテ11時30分→七ツ池→北横岳ヒュッテ出発12時15分→ピラタス山頂駅1時→ピラタスロープウェー山麓駅2時

2006/11/02

ズガニ (もくず蟹)と かごや

Img_7650 さて次の目的、民宿【かごや】は天城トンネルを越しループ橋も通り越したさらに先、河津町湯ヶ野温泉にある。何年か前から時期が来ては電話をするのですがどうしても予約が取れない。それがどうした事かヒョコッと取れてしまった。
以前ズガニ祭りの時、指定されて泊まった宿の料理には納得出来なくどうしても“かごや”の料理が食べたかったのです。
かごやの屋号は元々ズガニを捕る為のカゴを初めとするカゴ類を作っていました。ご主人平川重春さんは亡くなられた事を行って初めて知りました。ご尊顔を拝したかったのに残念です。ご冥福を祈ります。写真は民宿かごやの全景と僕の愛車です。


Img_7608

刺身は要らないから蟹を増やしてもらいました。そんなワガママも聞いてくれました。
ズガニ(塩ゆで)・茶碗蒸し・鍋・金目鯛・鮎と椎茸の揚げ物・カニ汁・御飯・漬け物が出ました。


Img_7611左の大きいカニは雄、小さいのが雌です。刺身の代わりに出されたのが雌蟹だと推察します。迷わず雌蟹から食べました。姿た形が上海蟹にそっくりですが全く別物です。まず臭いは、ほとんどしません。海蟹のような風味はありません。淡泊に感じます。ミソと言われる卵は甘いですがやはりそれほど濃くはありません。蟹酢を使わないので余計そう感じるのかも知れません。我が家はいつものように鋏も使わず指と歯を使ってトコトン身をせせり出して食べ尽くします。続いて雄ですがこちらは味が濃厚です。バダーのような味ですがチョット違います。蜂の子の味にそっくりです。
妻はと見れば大好きな蟹です、黙々と食べています。他のお客さんから「そちらのお二人さ〜ん、一緒に写真撮りましょうよ」と言われてもしらん振り。仕方なく僕「写真に撮られちゃうとチョット困る関係なので・・・」「そうと聞いたら何が何でも撮りたくなったよ」 妻「スッピンで撮られるのはイヤなの・・・」なんて会話しながら食事は進むのです。


Img_7623

茶碗蒸しにもズガニが入って居ます。次に出されたのがカニ汁です。
カニ汁はズガニを丸ごと(殻ごと)すり鉢ですり込み、だし汁を加えて漉し、さらに味噌で味付けして作るのだそうでまさに絶品です。


Img_7628Img_7632


鍋にもド〜ンとズガニが入って居ます。
さらに御飯にも! 一体全体どれほど蟹が使われているのか見当も付きません。
ズガニ三昧、納得の料理でした。翌朝は当たり前の朝食でしたが二食付き一人9,000円は泊まる価値有り。むしろ安いくらいです。


オマケの一言。
ズガニ・なべ・御飯・カニ汁だけの料理はお昼に予約で食べられますが事前予約が必要だそうです。(3,500円〜4,000円税別)
朝食に出た卵ですが割ろうとしたら割れません。再度茶碗の角にぶつけましたが割れません。強引に指で割ろうとしましたが上手くできません。「なんだ、温泉卵か〜」と思って無理にこじ開けたら生卵でした。白身は二段に膨れあがり黄身は箸でつまんでもつぶれません。美味いの何の!  その卵は【かごや】から南に100メートルほどの所で売られています。

« 2006年10月 | トップページ | 2006年12月 »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
フォト

リンクの人々

  • 鳥さんと いつも 一緒に
    思わず眼を細めて読んでしまうソフトな語り口で書かれたブログ。 鳥の百科事典になりがちな鳥ブログとは一味も二味も違い、鳥への愛情がヒシヒシと伝わってくる。
  • ミルフォードトラック
    管理人「よし坊」に、人生観が変わるほど感動を与えてくれたミルフォードトラック。その全ての詳細な記録を序章から終章まで全6回に分けて公開。
  • ピカリのお部屋
    仲良く山歩きを楽しんでいる様子が独特な語り調で書かれている。花・風景の写真も素晴らしい。
  • 旅すれば又、旅
    旅と食に対する拘りと情熱が伝わってくる飽きないブログ。次は何所?と期待する。
  • かわせみのひとりごと
    翡翠をはじめ野鳥の姿を芸術的タッチで捕らえたブログ。
  • ごくらくとんぼの日々あれやこれや
    日常起きる様々な出来事を気取らないタッチで綴る親しみやすいブログです。
  • 季節の移ろいと旅空の雲
    眼を見張るような写真の数々。 作者の思いが伝わるブログです。

ミルフォードトラック

  • DISTINCTION HOTERU
    2010年11月、人生観まで変わってしまったミルフォードトラックを歩いたときの写真集です。

富士山

  • 富士市狩り場から
    日本を代表する富士山。 私の住む静岡はどこからでも富士山が見える幸せを感じています。

カワセミ

  • 水鏡に映る ♀
    静岡市の鳥がカワセミです。 少しずつ撮り貯めた可愛い翡翠の表情をご覧下さい。

思い出の一枚 海外編

  • スイス
    旅先で感動した思い出の一枚

思い出の一枚 国内編

  • 天王祭
    思い出に残る国内の写真を集めました。デジタルカメラに成った以後のものです。

山の思い出

  • ローツェ 8,516m
    20代前半から空白の年月が過ぎ再び登り初めた山々。

茶畑

  • 茶畑と富士山
    お茶・お茶と富士山 お茶と富士山は何故か相性が良い。
無料ブログはココログ