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2006/11/02

ズガニ (もくず蟹)と かごや

Img_7650 さて次の目的、民宿【かごや】は天城トンネルを越しループ橋も通り越したさらに先、河津町湯ヶ野温泉にある。何年か前から時期が来ては電話をするのですがどうしても予約が取れない。それがどうした事かヒョコッと取れてしまった。
以前ズガニ祭りの時、指定されて泊まった宿の料理には納得出来なくどうしても“かごや”の料理が食べたかったのです。
かごやの屋号は元々ズガニを捕る為のカゴを初めとするカゴ類を作っていました。ご主人平川重春さんは亡くなられた事を行って初めて知りました。ご尊顔を拝したかったのに残念です。ご冥福を祈ります。写真は民宿かごやの全景と僕の愛車です。


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刺身は要らないから蟹を増やしてもらいました。そんなワガママも聞いてくれました。
ズガニ(塩ゆで)・茶碗蒸し・鍋・金目鯛・鮎と椎茸の揚げ物・カニ汁・御飯・漬け物が出ました。


Img_7611左の大きいカニは雄、小さいのが雌です。刺身の代わりに出されたのが雌蟹だと推察します。迷わず雌蟹から食べました。姿た形が上海蟹にそっくりですが全く別物です。まず臭いは、ほとんどしません。海蟹のような風味はありません。淡泊に感じます。ミソと言われる卵は甘いですがやはりそれほど濃くはありません。蟹酢を使わないので余計そう感じるのかも知れません。我が家はいつものように鋏も使わず指と歯を使ってトコトン身をせせり出して食べ尽くします。続いて雄ですがこちらは味が濃厚です。バダーのような味ですがチョット違います。蜂の子の味にそっくりです。
妻はと見れば大好きな蟹です、黙々と食べています。他のお客さんから「そちらのお二人さ〜ん、一緒に写真撮りましょうよ」と言われてもしらん振り。仕方なく僕「写真に撮られちゃうとチョット困る関係なので・・・」「そうと聞いたら何が何でも撮りたくなったよ」 妻「スッピンで撮られるのはイヤなの・・・」なんて会話しながら食事は進むのです。


Img_7623

茶碗蒸しにもズガニが入って居ます。次に出されたのがカニ汁です。
カニ汁はズガニを丸ごと(殻ごと)すり鉢ですり込み、だし汁を加えて漉し、さらに味噌で味付けして作るのだそうでまさに絶品です。


Img_7628Img_7632


鍋にもド〜ンとズガニが入って居ます。
さらに御飯にも! 一体全体どれほど蟹が使われているのか見当も付きません。
ズガニ三昧、納得の料理でした。翌朝は当たり前の朝食でしたが二食付き一人9,000円は泊まる価値有り。むしろ安いくらいです。


オマケの一言。
ズガニ・なべ・御飯・カニ汁だけの料理はお昼に予約で食べられますが事前予約が必要だそうです。(3,500円〜4,000円税別)
朝食に出た卵ですが割ろうとしたら割れません。再度茶碗の角にぶつけましたが割れません。強引に指で割ろうとしましたが上手くできません。「なんだ、温泉卵か〜」と思って無理にこじ開けたら生卵でした。白身は二段に膨れあがり黄身は箸でつまんでもつぶれません。美味いの何の!  その卵は【かごや】から南に100メートルほどの所で売られています。

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