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2006/12/15

まな板

 朝、家内が台所に立ち朝食の支度が始まると、向こう三軒両隣に聞こえるほどのトントントントン! と甲高くとてもリズミカルな音が聞こえて来ていた。この音を聞くと「我が家があって、家庭がある」と言う幸せと実感をヒシヒシと感じた。
“聞こえて来ていた” と、何故過去完了形で書いたかと言うと、最近その音に元気がない。何故か弱々しい。聞いてみると「特に感じていないし同じようにやってるつもりだけど」と答える。察するに歳と共に力が無くなったのだろう。
力が無くなると彼方此方で不都合が出る。
例えばそのせいでフタがキチッと締められない。うっかり横倒ししたら液だれする。僕も同じように力が無くなり「チョット開けて!」なんて頼まれてもフタが開けられなくなった。いずれドアノブすら回す事が出来なくなるのかも知れないと思うと淋しい。
力があった頃のまな板は中心が凹む。それをカンナで削っては平らにした。最近はカンナの出番が全くない。当然ですが砥石の出番も少ない。研ぐのは鰹節削り器の刃と包丁だけになってしまった。

まな板で気になる事がある。
昔のまな板は脚が付いていた。最近市販されているのは脚が無いタダの板ッぺラ。なぜ脚が無くなっちゃったの?表裏とも中心が凹んだらお役ご免なのだろうか?
プラ制も有って衛生的だそうですが冗談じゃね〜。

写真は 静岡市内遊水池の夕暮れ
(サムネールをクリックすると倍の大きさになります)

Img_1851

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