ねぶた 竿燈 かんとう編
9時奥入瀬渓流に向かってバスは走る。到着した時は激しい雨。以前歩いているからパス。
そんな中を歩きに行った人の話「滑ってこぇーから下ばっか見て歩いたもんで、景色は何にも見ねえっけよ」とチャキチャキの静岡弁。
十和田湖には始めて来た人が居た。「せっかく来たんだから行ってみたらどうですか」と僕に言われて行ったものの「真横から雨が降ってきた」とずぶ濡れで帰ってきた。
それでもしっかり乙女の像を見てきたと言っていたからお見事。
湖畔のホテルで昼食。
発荷峠もバスが止まっただけで誰も降りない。十和田湖から雨が吹き上がってくるのでとても景色どころでは無いのだ。
天気が良ければこんな景色が見られるはず。(2005年5月2日撮影)
秋田には予定より少し早く着いた。配られた味も素っ気もない弁当を車内で食べる。ここでも旨いと思ったのは持参の味噌汁。観光バスは駆け引きをしながら陣取り合戦が始まる。如何にお客さんを会場の近い所まで行かせるかだ。つまりそれは終わってから如何に早く会場の秋田市内から抜け出るかにつながる。バスガイド「何とか今日中に皆様を宿までお連れしたいのです」
オイオイそんなに凄いのか?それにしてもバスの数の多いのに驚く。
いつの間にか雨も上がり時折強い風が吹くだけになった。挙行か否かは18時に決まるそうだ。
桟敷席に向かうおびただしい数の観光客。我々の桟敷席は交差点のど真ん中。「ツアー申し込み順に席を決めました」とツアコン。わ!嬉しい!一番前の席になった。
子供達が可愛らしい格好で登場。
つづいて勇壮な太鼓。
竿燈がしずしずと運ばれてくる。神がかって感じる。
目の前の提灯を見て気持ちが高ぶる。
立てた瞬間「ウォー!」と込み上げてくる物がある。
この時点ではまだ持ち上げていないのに、自称他称とも祭り女の妻は体中感激しているようだ。
交差点のど真ん中の席は外れ席と解った。
時折台風崩れの強い風が吹き、竿燈は押し戻されたりぶっ飛ばされたり。
担ぎ手が押されて観客までぶっ飛ばされる。
目の前で竿が折れると散々だ。
しかし、祭りは最盛期になり竿燈が幾つも折り重なった様を見て
ジ〜ンと胸が熱くなるのを覚える。
20時半、祭りが終了するとふれあいタイムとなり持ち上げさせてもらったり記念写真を撮ったりとつづく。これもなかなか楽しい。
祭りは終わった!バスに乗り込み雫石プリンスホテルに向かう。バスは走る走る、ひたすら走る。
バスガイド「皆さん良かったですね、今日中に到着しました。23時30分で〜す」
何で秋田市内か近場のホテルじゃないんだと思うのは僕だけではないはずだ。
次々とホテル駐車場に入ってくるバスの多さ。
ホテルには夜食のバイキングが所狭しと並んでいる。普通の食事と何ら変わらない。
途切れる事のないお客さんの数の多いのに驚く。
温泉に入って今日もバタングー。
つづく
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