悠遊と楽しく

中軽の南の一角、林に囲まれた場所に有り、ちょっと目立たない佇まいです。
18時予約でしたが17時半には到着。
駐車場に着くや黒い服を着た女性が早速出てきて「どうぞお入り下さい」と案内される。
入り口には黒服のボーイが二人、さらに入って直ぐにボーイが三人うやうやしく「いらっしゃいませ、お待ちしておりました」と挨拶。僕はこんな慇懃なのが好きなんです。
テーブルには本日のメニューが置かれ裏には使われる素材と産地がプリントされています。
因みに静岡産は“ツルムラサキ”となっている。高山植物みたいな名前だな〜！
「お口に合わないものや嫌いな物が有ったらおっしゃって下さい。別の物に変更します」
僕「秋刀魚をサラダ仕立てにして　は生臭くてダメだと思います、青い魚と生臭いのは嫌いです」
と、こんなやり取りと予約時の話をしてやおら始まりました。

本日の付き出し　と蕎麦で造ったパン
これを食べている時「秋刀魚に変わる物を今考えております」と言われる。
イヤイヤお手数掛けますm(__)m

カボチャのショーフロワ、仔鴨のロースト添え
中にフォアグラが詰まっていた　添えられた白ネギもなかなか美味

伊勢エビのガレット
香ばしいエビの香りが良かった

秋刀魚をサラダ仕立てにして
少し食べさせて貰いましたが秋刀魚以外は良かった。妻は褒めていた。

秋刀魚に変わる料理、
イサキの・・・なんだったかな〜？
まずまずでした

サーモンのマリネを新米と共に
新米はお寿司ふうになっていました。見かけ以上に美味。

うにと鮑　
この日最高の味。

今朝、山口・萩から届いた鮮魚
特にコメント無し

仔牛の3種盛り合わせ
メインディッシュで味は良いのですが肉はそれほど高級品では無い。

本日のデザート
僕はアイスクリームにした

食後のお飲み物
コーヒーを頼みました。

小菓子
蓋を取るとこんなのが入って居ました。
以上で全品です。スープが無いのがどうしても解せません。
一品ずつ細かい感想はきりがないので書きませんが手が込んで作ってあります。
味と内容は・・・こんなもんでしょう。フランス料理に使われるバタータップリの料理ではなく日本料理に通ずるところがありメタボを心配する人には良かった料理でした。
一番安いディナーコースを頼んだのですがお任せで￥12,600。完全予約制です。
ほぼ同じコース料理を都会の一流ホテルで食べたら倍以上すると思えば安いものです。
昨年は姉妹店無彩庵（直ぐ北隣り）のランチを食べましたが安く、来る人種も気楽で肩が凝りません。
（2006年9月4日ブログ有り）
来年機会があったら無彩庵のディナーを食べてみたいと思います。
末尾の写真は何時しか雨も上がりライトに照らされたアプローチとレストラン
深々と頭を下げて見送って頂きました。
この後私用の為、夜道を東京に向かいプアでリッチな旅は終了です。