« 週末は木曽駒へ | トップページ | 木曽 駒ヶ岳その2 »

2007/10/10

木曽 駒ヶ岳

Img_6022
木曽駒ヶ岳と千畳敷カール
天気は最高!満喫しました。
詳しくは 続きを読む をポチッとお願いします

Img_6005
10月6日AM2時50分に自宅出発。駒ヶ根ICを出ると朝日に輝く千畳敷カールとホテルの灯りが見える。5時40分には菅の台駐車場に到着。バス、ロープウエーと待つ事なく順調に乗り継ぎ千畳敷に到着。
ヤッタ!ピーカンだ。12年前にはただの観光客として訪れたこの地を、山が目的で来るとは思いもよらぬ事だ。事前の予想より紅葉が進んだカールを見ながら朝食。その間にもロープウエーから続々と人がはき出される。余分な荷物はホテルに預け登山者カードを提出。
Img_6010
雲海に浮かぶ富士山を背負って出発だ!
凛とした空気の中、列を成す登山者に加わりオットセイ岩を見る頃どうした事か突然心臓がバクバクして視野が狭くなってくる?ヤバイ!即座に休憩。水分の補給と氷砂糖をなめ、10分ほど休憩。山でこんな状態になったのは初めての経験。ほとんど寝ていないのと数珠繋ぎに登る登山者のペースに合わせてしまったのが原因のようだ。
Img_6037
この辺りから見るホテル千畳敷とカールはなかなかの物。
Img_6075
宝剣岳には既に多くの人が登っている。
Img_6103
乗越浄土から360°の展望を楽しみ
Img_6109
中岳に向かう。
Img_6117
【中岳山頂2,925m】です
Img_6234
此処で初めて駒ヶ岳を見る事が出来る
Img_6252
中岳から見た駒ヶ岳
左には御嶽山が見える。何という幸運か。
Img_6120
駒ヶ岳頂上山荘を通過する時、丁度ガスが掛かった
Img_6124
【駒ヶ岳2,956m】の頂上です。
休憩時間を入れて2時間15分で登ってきました。
体調が良くなかった割に速いペースです。
Img_6139
伊那側と木曽側の神社にお参り。
山頂は登山者で溢れています。9時半ですが早い昼食にしました。
Img_6487
1時間ねばったお陰で槍・穂高・乗鞍も一瞬ですが見えました。
(拡大トリミングしてあります)
相変わらず御嶽山は見えています。
Img_6221
眼下には頂上木曽小屋が見えます
初めの予定では馬の背を八合目まで下り、濃ヶ池・駒飼ノ池を経由して宝剣山荘に出るルートの予定でしたが朝の心臓バクバクの事もあり、名残惜しいですが引き返す事にしました。
中岳まで来た時、突然のヒョウと雪。スニーカー履いて気楽に登ってきた観光客は右往左往の大騒ぎで慌てて引き返す人が沢山居ます。こんな事も有ろうかと我が家は軽アイゼンを持ってきました。使わなかったですが。直ぐに天候は回復。再び青空が広がりました。
Img_6282
行くてには天狗荘と宝剣山荘。その先には宝剣岳に多くの登山者が取り付いているのが手に取るように見えます。
Img_6316
振り返れば天狗荘の先に中岳が。
「山荘で暖かいコーヒー飲もうか?」と言った途端
妻の顔はキッと山荘を見つめ、一瞬おいて両の眼は光り輝いています。
Img_6336
宝剣山荘の豚汁です。残ったオムスビと共に食べました。勿論食後にコーヒーです。
同年配の人が「宝剣岳はクサリがしっかりしているから登れますよ」と盛んに言うのを聞いて妻が「荷物おいて登ろうか!」と言い出す。「ダメ!断じてダメ!何人もが転落死している難所だから。魔が差す事だってある」と言ってなだめすかすのに苦労しました。
Img_6325
山荘前から見た駒飼ノ池方面
天候はさらに良く風もなく乗越浄土は人人人!こうなるとこっちも観光客モード全快。
Img_6330
勒銘石方向に少し歩こうか〜
Img_6367
突然人が少なくなった尾根を気分良く歩けば目を楽しませてくれる
Img_6382
岩の間から千畳敷ホテルが
Img_6430
しかもこの尾根からは中岳の先に駒ヶ岳が。槍もチラッと見えた。
Img_6442
乗越浄土からの下りオットセイ岩前では2時だというのにまだ登ってくる人が絶えない。
今朝の心臓バクバクは十分理解出来る急斜面だ。
Img_6451
此処からカール周回ルートに入り
Img_6468
記念の証拠写真を撮影
Img_6462
今日最後は剣ヶ池に映る逆さ宝剣岳を見て充分満足な初日は終了しました。
つづく

« 週末は木曽駒へ | トップページ | 木曽 駒ヶ岳その2 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

山とトレッキング」カテゴリの記事

温泉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 木曽 駒ヶ岳:

« 週末は木曽駒へ | トップページ | 木曽 駒ヶ岳その2 »

2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
フォト

リンクの人々

  • 鳥さんと いつも 一緒に
    思わず眼を細めて読んでしまうソフトな語り口で書かれたブログ。 鳥の百科事典になりがちな鳥ブログとは一味も二味も違い、鳥への愛情がヒシヒシと伝わってくる。
  • ミルフォードトラック
    管理人「よし坊」に、人生観が変わるほど感動を与えてくれたミルフォードトラック。その全ての詳細な記録を序章から終章まで全6回に分けて公開。
  • ピカリのお部屋
    仲良く山歩きを楽しんでいる様子が独特な語り調で書かれている。花・風景の写真も素晴らしい。
  • 旅すれば又、旅
    旅と食に対する拘りと情熱が伝わってくる飽きないブログ。次は何所?と期待する。
  • かわせみのひとりごと
    翡翠をはじめ野鳥の姿を芸術的タッチで捕らえたブログ。
  • ごくらくとんぼの日々あれやこれや
    日常起きる様々な出来事を気取らないタッチで綴る親しみやすいブログです。
  • 季節の移ろいと旅空の雲
    眼を見張るような写真の数々。 作者の思いが伝わるブログです。
無料ブログはココログ

カワセミ

  • 水鏡に映る ♀
    静岡市の鳥がカワセミです。 少しずつ撮り貯めた可愛い翡翠の表情をご覧下さい。

富士山

  • 富士市狩り場から
    日本を代表する富士山。 私の住む静岡はどこからでも富士山が見える幸せを感じています。

ミルフォードトラック

  • DISTINCTION HOTERU
    2010年11月、人生観まで変わってしまったミルフォードトラックを歩いたときの写真集です。

思い出の一枚 海外編

  • スイス
    旅先で感動した思い出の一枚

思い出の一枚 国内編

  • 天王祭
    思い出に残る国内の写真を集めました。デジタルカメラに成った以後のものです。

山の思い出

  • ローツェ 8,516m
    20代前半から空白の年月が過ぎ再び登り初めた山々。

茶畑

  • 茶畑と富士山
    お茶・お茶と富士山 お茶と富士山は何故か相性が良い。