台湾一周駆け足旅行そのⅡ
翌朝出発予定を一時間遅らせて渓谷のほんの入り口 ツバメの巣 まで行く。
途中落石や崩れた跡が有り、初めて来た家内には気の毒だが仕方がない。これより先は山ばかり!と言う奥迄行ったあの時とはえらい違いだ。
お決まりの大理石加工所、隣接されている土産物屋に連れて行かれた後統帥大飯店での郷土料理の昼食。此処統帥大飯店のオーナーは花連ライオンズのメンバー。あの時泊まったのが懐かしい。名乗り出て挨拶と思ったが手ぶらじゃまずいので止めた。
高雄までは、またまた同じプロペラ機。高雄到着後やけに人で溢れかえっている。
五甲龍成宮と今回の旅行で最も期待している龍虎塔に。十八時だと言うのに日本人と台湾人の観光客で大にぎわい。ん〜ん(?_?)ン この景色、最も台湾らしいのか、それとも台湾らしく無いのか、理解できないのが良い!と変な理屈を付けてしばし満喫。
バスはホテル入り口に横付け。今宵のホテルは漢来大飯店。ガイドの秋蓮さん「荷物はポーターに運ばせます。」と言って居るのにナリトリは自分の荷物をバスから引っ張り出している。アホ馬鹿が!!!!! 結局それを見た数人が真似をしてロビー迄運んでいる。勿論俺は手は出さないでそのままさ〜。部屋に運んできたポーターにチップ五十元。ロビー迄運んでも同じ五十元払うんだから馬鹿だね!あのナリトリは。
集合時間まで後三十分しかない。大急ぎでシャワーだけかぶってバスで寒軒廷園(かんけんていえん)に。此処は潮州料理。円卓囲んでワイワイと・・・ではなく一品ごとに一人ずつ運ばれる。しかもフカヒレの姿煮も有ると秋蓮さんのレクチャーで有る。台湾ビール・青島ビール・紹興酒とそれぞれ注文。袖擦れ合うも多生の縁と紹興酒を勧めてくれたトイ面の二人ずれ。僕は医者と見たが家内は学校の先生でしょう、と言っている。注意深く見ているとツレの女性はまったく会話に乗らない。食もほとんど無い。この二人と三人連れは桂林に行っているそうな。僕は中国嫌いで行きたくもないが、桂林だけは別!と思っているのだ・・・・
食後は六合二路の夜市へ。女性はバックを手前にしっかり抱えて人混みの中へ突進。特別買いたい物も食べたい物も無く散策終了ホテルに戻る。
部屋に戻って突然家内「先生じゃなくてお医者さんだね、女性は看護婦、後ろの方で見つからないように指を絡めて歩いたり、だいいち持ち物着るもの違いすぎる。あの先生、さりげなく羽織っている麻のジャケットも安物じゃないよ!」 以後この二人を注意深く観察する楽しみが増えたぞ!“不倫カップル”と呼ぶ事と成った。
カップルは他に若い二人連れ。この二人何時も最後尾でガイドの説明を聞くでもなく景色を堪能するでもなく、買い物もして居ない。出版社の娘に「あの二人どう見ても婚前旅行だね」と言えば「3(-_^;) エッ?ホントですか!新婚旅行じゃ無いんですか!」とめちゃくちゃ興味を示す。他に娘二人連れが居る。この二人何処から来たのかも解らないままで解散と成ったがOLで友達同士。お金貯めては外国旅行の常連のようだ。ブランド物も詳しい。値踏みもしっかりしている。ナリトリがバカ行動すると我々に目配せが来る。心中同じ事思っているね(^_^)。
この時期は雨期で細い糸の様な雨が降るはずなのに今日も快晴。寿山公園に登り高雄の街を見下ろす。一角では太極拳をするグループ、朝からカラオケをするグループ有りで結構賑わっている。ガイドの秋蓮さん曰く 台湾の主婦は朝からカラオケするのが大好きとか。そんな事で中国が攻めて来た時勝てるのか?疑問だね??。 またまた免税店に連れて行かれその後高速道路をバスで台南へ。工事中で大渋滞だった。
オランダ統治下に建てられた赤嵌楼(せっかんろう)・延平群王祠(えんぺいぐんおうし)・孔子廟(こうしびょう)を観光後昼食は飲茶。不倫のツレ以外は皆さん食欲旺盛。
台南飛行場は花連・高雄より大きい。大型機も乗り入れて居る。しかし我々の乗る機はプロペラ機。台北の松山空港到着。
中正記念堂見学の後、
忠烈祠で衛兵の交替を見る為にバスは行ったり来たりと忙しい。龍山寺見学の後またまた・・免税店かよ〜・・今日はそのまま夕食会場へ。
天厨菜館は北京ダックの有名店 ! と台北さん。北京ダックの味はどうかって?横浜の中華街の方がよっぽど美味い。ネギもまずけりゃ包む皮も分厚くてヤダね!各地各国で食べた北京ダックの話等、円卓囲んでワイワイガヤガヤ。僕が話すスペインの子豚の丸焼きで、しっぽの部分が配られてフリーズした女性の話で一同大笑い。ちょうどパソコンの習い初めでスペイン旅行顛末記を書いた事を思い出す。
今宵の宿は台北君悦大飯店。高級住宅街にある。ガイドの秋連さん「食事もホテルもこんなに豪華な旅行に付くのは初めてです」と言っている。
荷物はポーターに!と言って居るのにナリトリは又自分のスーツケースをバスから引っ張り出している。僕は他の人達に聞こえるように「ポーターにも生活有るからね!仕事取り上げないようにね」と大声で、よくぞ言ってくれたと数人が僕に目くばせ。聞こえたらしくてナリトリは荷物をバスに戻してる。ハ ハ ハ みんな心の中で大笑いだ。何処に行っても居なくなる、時間は守らない。最後に仇を取ったようなものだ。
続く
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