最近読んだ本
そうか、
もう君は
いないのか
ある日ドキッとするようなキャッチコピーが経済新聞の宣伝に載った。
作者城山三郎は今まで読んだ事がなかった。しかしコピーに負けて本屋に出向いた。
本のタイトルもキャッチコピーそのものだ。
読み始めて直ぐ感じた。期待していたストーリーとなんか違うぞ?と。
著者の奥様が逝った時どんな心境で、どんな行動をし、どうなったか?
と切実に書かれていると期待して読んだのですが、明るい話ばかりの最後には
「生涯、私を楽しませ続けてくれた君にふさわしいフィナーレだった」、と。
で終わっていた。
エ?何これ?違うよ!と思ったのです。
その後に続くお嬢さんの書いたエピローグを読んで納得した。
何故そこで終わっているか、如何に奥様を愛していたか、夫婦とはこんなに強い絆で結ばれているかと、知れば知るほど読みながら涙が止まりませんでした。
出会いには色々あり人生にも色々ありますが、世帯を持ち夫婦として互いに寄り添いながら人生を送ってきてこそ最高の人生と最近思うようになりました。
過去に涙しながら読んだ本は新田次郎著“芙蓉の人”以来久々でした。
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