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2008/06/19

横尾山

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 足の回復具合を確認しながら山を歩きたくなった。
梅雨の最中晴天は期待できなくてもそれに変わる花の楽しみが有れば妻を説得できるだろうと考えた。
それだけではまだ説得する駒は少ない。
普通に歩いて1時間、ゆっくり歩いても1時間半、と30分サバを読んで説明。
「行こう!」と快諾。なんだぁ あれやこれや考えて損しちゃった。
と、行くのは【横尾山1818.1m】ですがサバを読んだ事は今だに打ち明けてない・・・・
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須玉インターを出て増富ラジウムラインを走り信州峠に車を駐めます。
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春ゼミの鳴き声が半端じゃありません、うなるように泣いています。
妻「登り一時間だったわね?」僕「ウ、ウ~ン、実はね・・・・・・」妻「又ぁ!何時も騙されるんだからブツブツ」
既に数台の車が駐まっていた。実は内心ホッとしたんです。露払いで登って行くと蛇に遭遇するから嫌なんです。
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木漏れ陽の差し込む明るい緩やかな尾根が続く。今日は気持ちよく登れるぞ!
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ルンルンと15分ほど歩いた所で 
(◎-◎;)ドキッ!!
ワ!!!!!!
出た~~~ 蛇だ!!!!
何故か突然目の前を横切るんだよな~
後から妻が「太くて黒くて大きかったわね、鼠は嫌だけど蛇は平気よ」
ウルセ~俺は嫌いで怖いんだよ、ツタク。(汗)
若い単独行の人が追い越しながら「何事でしたか?あの大声は?」。
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30分歩いて一休み。此所から岩ゴロの急登が始まります。の、はずですが大した事はありませんでした。
しかし、グッと踏ん張ると怪我の足首がグキッと傷む。ウ~ン、まずいな~。
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春ゼミの鳴き声が下の方に聞こえるようになった頃綺麗なレンゲツツジが出迎えてくれました 
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突然辺りが開け満開のツツジと山の景色、そして青い空。
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と、そこはカヤトの原でした。
カヤトとレンゲツツジの間に入り込んで写真を撮ったり休憩して居る人が沢山居ます。
一通り写真を撮って更に進む。
小さなカヤトの原をあと二つ通る道は次第に細い尾根になり
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大きな岩をヨッコラショッと這い蹲るように通ったりして飽きが来ません。
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お目当てのスズランを見つけました。
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サラサドウダンも有ります。
もしかするとグンナイフロウも咲いているかと期待したのですが見つける事が出来ませんでした。
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さほど広くない頂上にはレンゲツツジが咲き、
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八ヶ岳や甲斐の山々、南アルプスと絶景が広がっています。
5月3日に登って怪我をした茅ヶ岳は真南に見えます。
チョット甘いものを食べて下山。
次々登山者とすれ違います。
カヤトの原まで戻って大休止。(初めからそう決めていました)
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富士山が霞んで見えませんが目の前の瑞牆山と金峰山は手に取るように見えます。
可成り年配グループがワイワイ言いながら登ってきました。標識を読んだ一人が「ワーまだ此所から50分もあるのか~、もう登りたくね~」なんて言ってます。30分で登れちゃうと教えて上げたくなりました。
さて、12時だ!帰るとするか。
再び蝉の大合唱の中を信州峠まで戻ります。鳥も泣いています。
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途中で見つけたシダの類。
そして
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カヤトの原周辺で咲いていた名前の解らない花たち。
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緑の葉も綺麗です。
駐車場の車はそっくり入れ替わり溢れた1台が路上にはみだしていました。
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ラジウムラインから振り返れば瑞牆山も綺麗です。
みずがき湖までの道程で見つけた花も綺麗でした。
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参考タイム(道草ばかりで参考になりません)
駐車場(信州峠)出発8:26→カヤトの原9:28→横尾山10:17(出発10:28)→カヤトの原11:20(出発12:00)→信州峠12:49

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