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2008/07/08

たち吉静岡店

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 日頃苦労を掛けている妻への恩返しにと料理屋に行く事にしました。
【たち吉静岡店】を選びました。
本店は焼津です。足が遠のいていた間に新装成った昭和町のアイワビル2Fに引っ越していました。
看板をはじめ全てが新しいので料理屋らしい風格がありません。
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一歩入ると左がカウンター席、右に小部屋が二つ、奥右側にも部屋が有るようです。
板前お任せコース10,500円を予約注文しました。
さてどんな料理だったかは“続きを読む”をクリックして下さい。

先附 胡麻豆腐 生ウニ添え
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添えられた山葵をほどよく絡めて甘いウニと良くマッチした一品でした。

向附 虎魚(オコゼ)ポン酢を添えて
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粘りけのある薄造りの身もさることながら肝と皮がなんとも言えぬ良い味で妻はベタ褒め。

椀  虎魚とスッポン
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同じ食材が続けて二回出てくるのは大変不満です。
プロの造ったすまし汁は濃くないけどしっかりした味です。
虎魚よりスッポンのコラーゲンがとても美味でした。

お造り 鰹 鮪 ハモ 鰺 赤貝
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行きつけの鮨屋の方が素材が良いと感じました。
本店が焼津なんだからもう少し吟味してもらいたいな。

口替り 蟹しゅうまい
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もう少し蟹を入れたら?と思いました。

焼物 興津鯛
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何時も思うんですが興津鯛と称して仰々しく値段を付けていますがホントにそうなの?と。
焼き魚ですから味もこんなもんでしょう。
好きな人は『こけら』もパリパリと食べちゃうんでしょうが喉を切りそうだしチクチクトゲトゲして止めました。子供の頃から『こけら』と言っていましたが妻は「そんな事言わないわ!ウロコよ!」と言って譲りません。確かにウロコですがコケラと言うのは遠州弁かな?

煮物 賀茂茄子 鱶鰭(フカヒレ)のあんかけ
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あんかけのフカヒレの味と香りで賀茂茄子の味が隠れてしまいましたがまずまずです。
もう少し暑いのをフウフウ言いながら食べたかったのですが仲居さんの「板さんに聞いて参ります」との返事は「この温度で召し上がって頂きたい」との事。ウ~ン、、、、

酢物 毛蟹酢ジュレ
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酢がほどよく利いていて良かったのですが毛蟹の味は良くなかった~
缶詰か~?まさか、、、

食事 新生姜炊込み御飯 香のもの アサリ汁
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御飯も汁もさすがプロ!のお味でしたが
漬物はマイナス点。すっかり売れ残ってしまった古漬を強引に塩出しして体裁を整えて出したと思われる。極端に酸っぱいし糠漬けの香りはこれっぽっちもない。「板さんに食わせろ!」とクレームを付けてしまった。

水菓子 メロン チェリー添え
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食べ頃をチョット通り越した感じだが甘かった。
チェリー添えとあらば二つ三つ横に添えられているはずがちょこんと一つ乗っかってるだけ。一流店なんだからこの時季は佐藤錦添えてよ!

ハッキリ言って味が落ちました。これではお客は遠のきます。
料理に趣向もありません。フランス料理にある目を楽しませるような立体的な盛りつけなども取り入れなくちゃダメです。
我が家の味に対する評価が厳しすぎるのかも知れませんが、、、
美味しいご馳走を食べて満足と言う感覚が全くありませんでした。

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