« 指宿 鹿児島 そして宮崎その3 | トップページ | 謹 賀 新 年 »

2008/12/28

人もまばらな静かな初冬の里山を、この一年を振り返りながらゆったりと歩こう

Pc220002
“人もまばらな静かな初冬の里山を、この一年を振り返りながらゆったりと歩こう”
と、タイトルの付いた忘年会登山に参加しました。
写真は藁科川に掛かる牧ヶ谷橋を渡るメンバー
それでは続きをどうぞ

Pc220001_2
バス停牧ヶ谷を通るバスに乗れば良いのにわざわざ別の線に乗って羽織中学校前で下車。少しでも多く歩こうという魂胆です。歩くのが好きな連中だよまったく。
牧ヶ谷橋からは市民憩いの場【木枯ノ森】が右手に見えます。小中学校時代遠足で良く来ました。
Pc220006_2
観昌院坂登り手前で柔軟体操し9時35分出発。今日の参加者33名だそうです
Pc220008_2
峠です。真っ直ぐ下れば柴屋寺ですが右にとって西方向へ。
Pc220009_2
【堂ヶ谷313.2m】の小さな標識がありました。国土地理院の地図では312.0mと成っている無名のピークで三角点も有りました。タイトルの通り静かな里山歩きですが12月だというのに暑いです。僕はキルティング・ユニホームのシャツと脱いでアンダー一枚になって歩きました。何故ならピークを越しては下るの連続で風もなく12月だというのに暑かったのです。
Pc220011
地元の人達がお飾りのウラジロを採っていました。この辺りまでは綺麗に手入れされた杉の植林地が続きます。
Pc220012
【大鈩山(おおだたらやま)356m】ですが国土地理院は無名です。便宜上地元の人達が昔からそう呼んでいるのだろうと推察出来ます。誰が掛けたか小さな標識が有るだけで三角点もありません。
40分の大休止。人気の山はさまざまな虫がブンブン来ておちおち食事も取れませんが此所は静かで虫もまったくいません。今日の行程の三分の一です。
この先はウンザリするほど大変でした。
Pc220013
【飯間山 別名象山481.5m】国土地理院の地図では無名のピークですが三角点は有ります。WV支部長の説明では飯間の人達は飯間山、岡部から見ると象のように見えるので象山と呼んでいるらしいとの事です。岡部方向から地図を読めば確かに象のようにも見えそうです。さて、此所までたどり着くのがホント大変でした。前の人の尻が自分の目の前にあるほどの急坂を登ったり下ったりの連続。そして道はいくつにも分かれたり無くなったりです。
タイトルの「一年を振り返りながらゆったり歩こう???誰だ!ゆったり歩こうなんてタイトル付けたのは!」
なだらかで落ち葉の重なる道をサクサクと歩く所も有ります。そんな時は来て良かったな~と思ったりして複雑です。
Pc220015
アップダウンの繰り返しが更に続きますが急にヤセ尾根になり疲れて踏ん張りが効かなくなった体に突然強い横風が当たりバランスを崩しそうになったりして油断出来ません。
道はいよいよ怪しくなり途切れたり現れたりが続きやがて竹に浸食され荒れ果てた杉林や雑木林となり
Pc220017
弥次喜多時代の旧東海道宇津ノ谷峠に飛び出しました。
Pc220020
宇津ノ谷の集落【御羽織屋】前を下るメンバー。
葉が落ちているのにほとんど景色を楽しめる所は有りません、長くて大変な道中お疲れ様でした。「しばらく山は歩きたくね~」 といった感覚です。その後静岡市内おでんで有名な 乃だや で忘年会。
※今日歩いた道のほとんどは地主がいるそうで、道標を立てたり道を整備する事はできないのだそうで納得しました。
 今日の写真は全てバカチョンです
参考タイム
羽織中学校8:50 牧ヶ谷橋9:00 体操後9:35出発 観昌院坂峠9:55 大鈩山11:30(40分休憩) 象山13:03 旧東海道出会い15:13 道の駅宇津ノ谷15:40

« 指宿 鹿児島 そして宮崎その3 | トップページ | 謹 賀 新 年 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 指宿 鹿児島 そして宮崎その3 | トップページ | 謹 賀 新 年 »

2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
フォト

リンクの人々

  • 鳥さんと いつも 一緒に
    思わず眼を細めて読んでしまうソフトな語り口で書かれたブログ。 鳥の百科事典になりがちな鳥ブログとは一味も二味も違い、鳥への愛情がヒシヒシと伝わってくる。
  • ミルフォードトラック
    管理人「よし坊」に、人生観が変わるほど感動を与えてくれたミルフォードトラック。その全ての詳細な記録を序章から終章まで全6回に分けて公開。
  • ピカリのお部屋
    仲良く山歩きを楽しんでいる様子が独特な語り調で書かれている。花・風景の写真も素晴らしい。
  • 旅すれば又、旅
    旅と食に対する拘りと情熱が伝わってくる飽きないブログ。次は何所?と期待する。
  • かわせみのひとりごと
    翡翠をはじめ野鳥の姿を芸術的タッチで捕らえたブログ。
  • ごくらくとんぼの日々あれやこれや
    日常起きる様々な出来事を気取らないタッチで綴る親しみやすいブログです。
  • 季節の移ろいと旅空の雲
    眼を見張るような写真の数々。 作者の思いが伝わるブログです。
無料ブログはココログ

カワセミ

  • 水鏡に映る ♀
    静岡市の鳥がカワセミです。 少しずつ撮り貯めた可愛い翡翠の表情をご覧下さい。

富士山

  • 富士市狩り場から
    日本を代表する富士山。 私の住む静岡はどこからでも富士山が見える幸せを感じています。

ミルフォードトラック

  • DISTINCTION HOTERU
    2010年11月、人生観まで変わってしまったミルフォードトラックを歩いたときの写真集です。

思い出の一枚 海外編

  • スイス
    旅先で感動した思い出の一枚

思い出の一枚 国内編

  • 天王祭
    思い出に残る国内の写真を集めました。デジタルカメラに成った以後のものです。

山の思い出

  • ローツェ 8,516m
    20代前半から空白の年月が過ぎ再び登り初めた山々。

茶畑

  • 茶畑と富士山
    お茶・お茶と富士山 お茶と富士山は何故か相性が良い。