シルスタニ遺跡
クスコに戻った我々に待ち受けていたハプニングは農民による暴動でした。
ペルーでは政治への不満があると訴える術もなくしばしば道路封鎖して要求を聞き入れてもらう手段に出るのだそうです。クスコからバスで標高4,300mのラ・ラヤ峠を約400㎞9時間30分掛けて移動予定が出来ないのです。強行突破して銃で撃たれる危険もあるとの事で飛行機で移動する事にしたのです。一人約180ドルと突然の変更は全員の承諾を取らないと変更できません。勿論全員がOK。幸いチケットも取れ、出発までタップリ時間が取れクスコ市内散策に出かけました。
この14角の石垣も有名らしいですが・・・僕の探していたのはもっとうんと小さい石・・・・
それでは続きをどうぞ
石垣は勿論興味が有りますが、広場にでると可愛い子供達が大勢来ています。
10日後の6月24日開催のインティライミ祭りの練習をしていたのです。
可愛いですね!本番では大きな仮面を付けます。
この祭りに合わせるツアーも有ります。
街全体が世界遺産ですからマクドナルドはおなじみの色で屋外に大きく出せません。世界に此所しか無い地味な色で低い所に出ている珍しい光景を撮りました。
窓にアルマス広場が写っていて思惑通りの写真が撮れました。
飛行機はあっと言う間に峠を越します。(飛行時間30分)飛行機で飛び越してきて良かった!!
バスなら今頃高山病と乗り物酔いで、、、、オエッ 景色どころじゃなかっただろうな
チチカカ湖から流れ出る川らしいのが見えてきました。
フリアカの飛行場に着陸、乗ってきた機体です。
此所は密輸で栄えた街だそうでそんな目で見るとなにやら胡散臭そうに見えます。
しかし人々の顔は屈託無くカメラを向けるとニッコリ笑ってくれます。
街を通り過ぎ向かったのは【シルスタニ遺跡】
なんだ?この樽みたいなのは?
インカ時代より前、紀元前1000年頃の石組み技術で出来た墓場なのです。
トモさんの説明は相変わらず面白く自分流の注釈も混ぜながら続きます。
墓の入り口を指さして「お袋を此所に連れてきた時、上手い具合に中に入ってくれたので急いで入り口の石の蓋をしたら“どうせ私は老い先短い”とスネて出てこなかった。なだめすかしてやっと出てもらった」なんて説明をしている所です。思い返せばこの話が一番印象に残ったといったらトモさんに申し訳ないかな?
遺跡の目の前は【ウマヨ湖】です。
UFOを信じている連中がUFOの着陸場だと言っていて呼び寄せる儀式をしている話などが続きます。なにかそんな目で見ると如何にも着陸しそうな島だよな~。
フト見ると長いかげ。標高が4,000mを越すと長くなるの?そんな事は無い。。。夫婦寄り添って立ってみました。
墳墓は大小さまざま有りますが落雷で大きいのは崩れて居ます。
今日の泊まりはチチカカ湖のレイクサイドホテル【リベルタドールレイクチチカカ】です。ホテルエントランスが工事中でチョット残念。写真は夕闇迫る明るくもなく暗くもない一瞬のワンショットです。この一瞬だけを撮り続ける写真家が居るくらいですから良いタイミングでした。拡大出来ます。
妻の体調も戻り安心しました。
明日の日の出の写真が上手く撮れる事を期待して 早めに寝よ~ッ!!
今日末尾の写真は上記写真とほぼ同じ場所から撮ったチチカカ湖に写る夜景ですが三脚無しですので少しブレています。
つづく
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