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2009/10/14

瑞牆山 2,230m

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奥秩父山群の西のはずれ、奇岩怪石の特異な名峰。全方位絶景の秋色岩舞台。
と立派なお題目が飛び交う名峰【瑞牆山 みずがきやま】に登りました。

冒頭の写真は2003年11月2日、曾て植樹祭が行われたみずがき山自然公園から撮った写真です。
続きを読むをクリックして下さい。

普通に歩いて5時間、ユックリ歩けば6時間、妻同行だと休憩時間入れたら8時間は見なくちゃ成らない覚悟ですが「登ろうか?」と、さり気なく言ってみると「行こう!」と言うではないか。
実はこの山、妻もその特異な形と綺麗な唐松の紅葉が見事に調和した姿を何度も見ているし、この岩山の何所に道が付いているのか不思議がっていたのです。2008年6月には横尾山からもその圧倒的な大きさの姿を見て、心の片隅に登ってみたいと思っていたのでしょう。
土曜日も入れて三連休の何処かの日の晴れ確率の大きな日に登ろうと萬を期して出かけた10月10日。AM4時、静岡を出る時は予想に反して雨!

100台ほど駐まれそうな大きな駐車場の三分の一ほどが埋まっています。車内で朝食を食べながら様子を見ていた所何時しか雨も上がり頭上は青空が見え登る決断をしました。
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頂上まで4キロと標識があります。二日前の大型台風で飛ばされた葉や小枝が沢山落ちていますがさすが百名山(山梨百名山でもある)、多くの人が登るらしく道は広く緩やか。
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林道を突っ切りさらに進めば一端尾根にでます。ウ~ン残念頂上はガスに覆われて見えません。
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やがて富士見平小屋に到着。昨日から来ている人や今日登ってきた人達が休んでいます。
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此所は瑞牆山と金峰山登山の分かれ道です。瑞牆山には小屋の左を通って行きます。ほぼ平坦な道をしばらく進みます。木々の間から瑞牆山の岩群が見え隠れする。
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紅葉の始まった樹がありました。ふと見れば山は真正面に迫ってきている。
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小川山との分岐から岩ゴロ道を一挙に下り
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天鳥川(あまどりがわ)を渡る。台風の後で水かさが増していましたが何とか渡れました。
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渡った先にベンチがある。此所まで約1時間40分で来ましたがほんの足慣らしで、今日はこれからが本格的な登山です。それに備えてしっかり休憩。
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桃太郎岩です。右側の階段を登ります。
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早速出てきたザイル。これを使ってよじ登ります。此所を初めとしてフィックスザイルは何カ所も有った。
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また階段。と、息つく暇もありません。
登る登る、ひたすら登る
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有難い事に此所の岩は滑りません。さすが百名山、登山者が続きます。日頃登る山は高齢者が多いですが今日は若い人が多い。急登の連続です。コンパスの短い女性は大変です。何ヶ所も手をさしのべて妻を引っ張り上げました。「心臓がバクバクする」と言いだしたのでペースを落としました。
やがて石楠花が群生し見上げれば白樺が紅葉しているのが見えますが写真を撮る余裕がありません。
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突然パッと開けて「大ヤスリ岩」の真下に到着。ニッコリと微笑み記念写真に収まる妻。
さらに道は山頂と大ヤスリの間を縫うように続きます。登り登り又登りの連続です。
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みずがき山自然公園から不動滝経由で来る道が左から合流し山頂を右回りに登ります。
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ロープにつかまってよじ登り
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小さなハシゴを登り
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オヤ〜?木々のトンネルの先がポッカリと明るいぞ。

トンネルをでた途端
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頂上だった。
山頂での感激はひとしおです。登ってきた者にのみ与えられるご褒美です。
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大ヤスリ岩と岩峰群を見下ろす頂上です。この岩の横をあえぎながら登っていたと思うと感無量です。
ウ~ンしかし残念。富士山も金峰山も八ヶ岳も見えません。
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オイオイそこの人!そんな格好してのぞき込んで落ちたらどうすんだ!そうです、南側は垂直の絶壁です。
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この写真の雲の向こうに金峰山が見えるはずですが~
次々登ってくる登山者で大変な混みようです。帰り道の事を考えると大変で嫌に成ると浮かぬ顔の妻。さて、帰るとするか。頂上に1時間居ました。
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分岐から少し下った所で振り向けば瑞牆山の頂上が見えます。絶壁である事がよく解ります。
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今日の尻当ては妻専用になっています。ロープにつかまり後ろ向きに下り
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こんな穴を四つん這いになってくぐり抜け、下るのも楽じゃありません。
絶え間なく登ってくる人人人。
途中少しの時間雪交じりの雹が降りました。
天鳥川も無事通過。登り返しがキツカッタ~

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振り向けば頂上と大ヤスリが見えます。この時間に成ってもまだ登ってくる人が居ます。帰りは真っ暗に成っちゃうよ!他人事ながら心配しちゃいます。
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無事に富士見平まで戻りました。朝は無かったテントが沢山張られていました。
此所まで来れば一安心です。ミカンや御菓子など少し食べてユックリしました。
富士見平小屋にはコワ~イ話が有るんですが此所で話すと早く下りようと言うでしょうから妻には後で話すとしよう。読者の皆様は『富士見平事件』でネット検索して下さい。ヒットするはずです。ブルッ
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下る途中又しても大粒の雹が降ってきました。駐車場横の瑞牆山荘まで下りコーヒーブレーク。美味しかった!
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花のない山と聞いていましたが正にその通り。道路横に色づいた葉が綺麗です。
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駐車場に入り切れなかった車が路肩に沢山駐まっていました。九州ナンバーも有りました。この時間に成るとかなりの車が帰ったらしく空が沢山ありました。天気予報は大はずれでしたが、名峰百名山の人気を改めて知った登山でした。
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近くに“増富ラジウム温泉”があります。ラジウム含有量世界一だそうで(入浴料700円時間制限無し)温泉・昼寝・食事・又温泉とノ~ンビリと休んで帰りました。

参考タイム
出発6:53→富士見平山荘7:47→天鳥川8:30→大ヤスリ岩9:40→不動滝方面出合い10:06→山頂10:14 下山11:10→天鳥川12:30→富士見平山荘1:13→瑞牆山荘2:10駐車場までは1分

末尾に山頂の隙間から撮った写真を一枚貼り付けます(拡大出来ます)

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