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2010/05/27

矢筈山

矢筈山(ヤハズヤマ816m)
名前を聞いても何所にある山か解らないほどアウトローな山で大室山と遠笠山のほぼ中間に位置して居ます。そして伊豆で溶岩ドームが見られるのは珍しいそうですが矢筈山は紛れもなく溶岩ドームの山なのだそうです。その証拠に噴火口の名残か、穴から湯気が出ている所もあるそうです。
さらに別名ゲンコツ山とも言われ形が拳骨に似ているからだそうですが地元の人はマムシ山と呼んでいるくらいマムシが多くいるのだそうです。そして途中道を探がすのに1時間も掛かった人、道が見つからなく諦めて帰った人、さらに遭難者まで出ている侮れない手ごわい山なのです。
誰だ!こんな山を年間計画に入れたヤツは!エ?支部長ですか!イヤイヤ良いんですよ!珍しい山に登らせて頂けるだけで幸せですぅ、、、
今日は22人乗りのバスを使い総勢19人、WV静岡東支部行事で8時静岡駅前出発。
伊豆スカイライン経由鹿路庭峠(ろくろば)で下車。ろくろばとは面白い名前ですが鹿の姿が沢山見られた事からこの名が付いたそうでバスが走行中一頭の鹿が横切って行きました。
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準備体操後出発です。
前置きはこのくらいにして続きを読むをポチッと押して中にお入り下さい。

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歩き始めて直ぐ夥しい倒木の数。何本も跨ぎながら通過。広かった道も直ぐに狭くなり手入れのされていない細い道をしばらく進むと
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前方に池らしいのが見えてきました。
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池には飛び石が有りその先に辛うじて道は続いていました。
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過去の記録を読むと「なんとも不思議な景色」と形容しているのは此所だろうか?池が干上がって居るのか泥が堆積し恐ろしいほど静かで頭上から光が漏れ別世界に居るようにも思える。
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遭難者が出た後から付けたらしい標識と山頂まで700mの印がありました。なんだ、たったそれだけかと思ったのは大間違い!ここから先は難行苦行。
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地図上のコル(山用語で鞍部の事。ノッコシや峠とも言う。ノッコシの字は乗越)「注意 池」 の標識がありました。水たまりの池でなくて“池”と言う地名です。帰りは此所から下りるそうです。

踏み痕もほとんど無く何回も道を探しながら進んで行きます。
今日露払いの先頭はリーダーの支部長です。何となく小休止して号令もなく出発しますのでなんかメリハリがありません、、、
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陽は差し込まず岩は苔むし、しかも急登。オマケに道は解らなく成る、、、鳥のさえずりさえない不気味な山です。
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とても一人で来れるような山ではありません。遭難者が出る事がうなずけます。道に迷う、大きな穴に落ちたら一人では出てこられない等不安要素だらけ。
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まもなく頂上と思った頃巨木に出会いました。水蒸気の出ている所も探しながら歩きましたが見つからないまま
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頂上に到着。雑木に囲まれて見通しがききません。雲が切れて一瞬遠笠山が見えた。
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海苔弁で良いからと言ったら作ってくれた弁当。一見ノリ弁ですが中間層には削りたてのカツ節が入っています。味噌汁も持ってきました。なんだかんだ言ってもこれが一番ウメ~。「エ?今日も大休止は30分?」
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下山の時振り返って撮った頂上です。非常に狭く躓いて転んだら下の岩に落っこちて大怪我間違いなし。よほどの物好きでなければ登らないと思っていた山に二人連れが登って来ました。「我々も粋狂ですが団体で登るとはさらに粋狂ですね!」と言われちゃいましたよ!!
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登りに撮り忘れた、炭焼き小屋の跡。
池方面分岐までの途中富士山が見える所が一ヶ所有った。
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分岐の近くに“もしかすると幻の花かも知れない”と参加者が言っていたので証拠写真を1枚。いずれ解ったら報告しよう。
さて、分岐からも苔むした岩ゴロ道がうんざりするほど続いた。しかも薄暗くて不気味だ。
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ツツジが咲いていた。
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やっと岩ゴロ道から解放されたもののこんな感じの道はマムシに気をつけなくては!トホホ、
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林道に出た。振り返って撮った池からの登り口だ。
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大きくて立派な山葵田が有った。
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目の前が突然開き「お米の里」と書かれた広い田んぼに出た。バスに此所まで来てもらい、潮風ウォークの時入った
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伊東の温泉会館内にある「毘沙門天芝の湯」で一風呂浴びて一路静岡に。
単独行は極めて危険で景色も悪く不気味で面白くない山でした。
※末尾に地図を添付します

参考タイム 鹿路場峠10,:35 倒木10:45 一つ目の池10:52 二つ目の不思議な池か窪地11:07 池方面分岐11:22 炭焼き小屋跡11:50 巨木12:14 矢筈山12:19 出発12:45 炭焼き小屋跡1:08 分岐1:36 池登山口2:37 お米の里2:49

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