« 小遠見山 ハイキング | トップページ | 白馬大雪渓 »

2010/08/20

倉下の湯

8月12日、台風は泊まっている白馬村周辺の直近の日本海を昼頃通過するらしい。
朝食をユックリ済ませ、是非行くと良いと聞いていた「塩の道温泉 倉下の湯」に向かった。
9p7t3677
広い駐車場と湯殿がデンと構えていた。

500円で買ったコインを投入し改札機のようなバーを押して入場する。
源泉掛け流しの豊富な湯が惜しげもなく湯槽に流れ込む。透明だが空気に触れて茶色に変色するのだそうだ。塩分の濃い温泉だ。
P1000001
室内の洗い場と、木で出来た露天風呂が有る。
天気さえ良ければ湯槽から雄大な白馬連山が眺められるはずですが今日は雨と風でそれどころでは無い。
入浴後休憩室でゴロッと横になり天気予報やニュースを何となく見て過ごし、もう一度温泉に浸かった。
9p7t3684
宿で美味いと評判の蕎麦屋は何処かと尋ねると「林檎舎」と薦められた。
9p7t3691
大ザルにクルミ汁・かえし汁・しぼり汁と三種類の麺つゆを味わう事が出来る蕎麦三昧が人気らしい。
しかし、頼んだのは大ザル単品。蕎麦の香りがほとんどしない。腰はほどよい固さだったが麺はもう少し細い方が良いと妻は言っている。僕はちょうど良いと思う。
麺つゆは少々物足りない。節の臭いを感じ取る事が出来ない。回りの人は満足そうに食べていた。
9p7t3695
時間もタップリ有り東急ホテルに行った。
ドッシリ構えて風格がありスタッフの立ち居振る舞いや言葉遣いが気持ち良い。
9p7t3697
激しい雨の中テラスロビーに出れば手入れのされた綺麗な庭も見える。
台風で何所にも出られない泊まり客がロビーで静かに過ごしている。
大声を出して走り回る躾の悪い子供もいない。高級ホテルにはそれなりの良さがある。
ロビーで備え付けの雑誌を読んでいる内に、いつの間にか眠ってしまった。
安上がりな最高の贅沢と思った。
明日は台風一過の上天気を期待しよう

つづく

« 小遠見山 ハイキング | トップページ | 白馬大雪渓 »

旅行・地域」カテゴリの記事

温泉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 倉下の湯:

« 小遠見山 ハイキング | トップページ | 白馬大雪渓 »

2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
フォト

リンクの人々

  • 鳥さんと いつも 一緒に
    思わず眼を細めて読んでしまうソフトな語り口で書かれたブログ。 鳥の百科事典になりがちな鳥ブログとは一味も二味も違い、鳥への愛情がヒシヒシと伝わってくる。
  • ミルフォードトラック
    管理人「よし坊」に、人生観が変わるほど感動を与えてくれたミルフォードトラック。その全ての詳細な記録を序章から終章まで全6回に分けて公開。
  • ピカリのお部屋
    仲良く山歩きを楽しんでいる様子が独特な語り調で書かれている。花・風景の写真も素晴らしい。
  • 旅すれば又、旅
    旅と食に対する拘りと情熱が伝わってくる飽きないブログ。次は何所?と期待する。
  • かわせみのひとりごと
    翡翠をはじめ野鳥の姿を芸術的タッチで捕らえたブログ。
  • ごくらくとんぼの日々あれやこれや
    日常起きる様々な出来事を気取らないタッチで綴る親しみやすいブログです。
  • 季節の移ろいと旅空の雲
    眼を見張るような写真の数々。 作者の思いが伝わるブログです。
無料ブログはココログ

カワセミ

  • 水鏡に映る ♀
    静岡市の鳥がカワセミです。 少しずつ撮り貯めた可愛い翡翠の表情をご覧下さい。

富士山

  • 富士市狩り場から
    日本を代表する富士山。 私の住む静岡はどこからでも富士山が見える幸せを感じています。

ミルフォードトラック

  • DISTINCTION HOTERU
    2010年11月、人生観まで変わってしまったミルフォードトラックを歩いたときの写真集です。

思い出の一枚 海外編

  • スイス
    旅先で感動した思い出の一枚

思い出の一枚 国内編

  • 天王祭
    思い出に残る国内の写真を集めました。デジタルカメラに成った以後のものです。

山の思い出

  • ローツェ 8,516m
    20代前半から空白の年月が過ぎ再び登り初めた山々。

茶畑

  • 茶畑と富士山
    お茶・お茶と富士山 お茶と富士山は何故か相性が良い。