小遠見山 ハイキング
今年の夏は安上がりの健康作りに徹しようと台風が直撃しそうな8月11日AM5時我が家を出発。
向かうのは「白馬五竜テレキャビン」。

テレキャビン駅のあるエスカルプラザに到着。ゴンドラを使って【小遠見山】に登る計画です。

スキーシーズン以外に来るのは初めてだ。
それでは続きを読むをクリックして下さい。
台風は日本海を東北東に進んでいる。今日より明日は更に悪くなる。明後日は台風一過の上天気に成るかも知れない、、、、ウ~~~~~~ンどうしようか?????
葛藤の末今日登る事にした。
ゴンドラとリフトのセット乗車券を@2,000円で買う。

ウ~~ン、、、これから歩こうとしている方向は、、、、

ゴンドラ終点のアルプス平駅もお花畑もスッポリとガスの中。

ヤナギランが沢山咲いている。
アルプス展望リフトに乗り換え終点まで。ガスで回りが全く見えない。雨が降らないだけマシか!と気持ちを切り替えて歩き出す。

早速現れたタムラソウ。

ハクサンシャインも登山道の到る所で咲いている。

ケルンの積まれた地蔵の頭(1676m)迄は直ぐ。妻のカメラで証拠写真を撮ってもらった。

尾根に付けられたトレッキングルートは良く整備され歩きやすい。

見返り坂に到着。
急な登りが続き妻のペースが極端に落ち途中二本立て、此所で休憩を取る。
天気が良ければアルプス平の眺めが素晴らしいはずなのに何も見えない。

一ノ背 髪(1,892m)到着。
風が無いのでガスが切れる様子はまったく無い。

蝶か蛾か?しばらく我が家の道案内をしてくれた。

本来なら雄大な白馬連山が見えて居るはずなのにその気配すらない。

二ノ背 髪
景色が楽しめないと足取りも重くなり休憩が多くなる割りに順調に登ってきている。

ハイマツが現れた。

小遠見山直下まで来た。右に取れば中遠見・大遠見・西遠見を通り五竜山荘まで4時間。更に1時間で五竜岳山頂に立つ事が出来る。
実はずっと以前僕の甥は冬の五竜鹿島槍間で遭難死している。

小遠見山2,007mに到着
頂上は6畳程の広さで360°見渡せる、、、、、見えません。五竜方向に向かって一人静かに手を合わせた。
妻に此所からの素晴らしい景色を見せてやりたかったのに残念です。

左に写っている若者、此所で雲の切れるのを三時間半もねばっているそうだ。
我が家も慌てる旅でもないし寝っ転がって雲の切れるのを待った。一人帰り二人帰り途中から登ってきたパーティーも帰りとうとう我が家だけに成った。
相変わらず風も吹かないから雲が切れる気配はない。仕方ない、帰るとするか。
途中数組のパーティーとすれ違い見返り坂まで一挙に下り小休止。相変わらず何も見えない。天気さえ良ければ地蔵の頭や麓が見え下りも楽しめるはずだ。

地蔵の頭手前から別ルートを下る

クガイソウに留まるヒョウモン蝶を見つけた。

地蔵の沼 は小さな池だった。

ワレモコウ も見つかり更に
高山植物園まで下りてくると様々な花が出迎えてくれた。

咲き遅れのニッコウキスゲが咲いている。

クガイソウの先に今を盛りと咲き乱れる アカバナシモツケソウ は園内全体に咲き誇り赤く染まる。

高山植物の女王 コマクサ

カライトソウ

クルマユリ

ミソガワソウ 茎が四角に成っている。

ヨツバヒヨドリ
他主な高山植物は時季を過ぎているものが多く写真に成らなかった。

行きにはガスで覆われていた植物園(ゲレンデ)も見える。

ゴンドラの麓駅まで戻りました。やはり上はガスに覆われている。
雨に降られなかっただけでも良しとしよう。
山の時の安宿 今回は「白馬ホテル パイプのけむり」に連泊します。

一泊二食バイキング@8,200円です。

品数も有り食材や料理のバランスも良く甘党や子供にはアイスクリームまで揃っております。

温泉ではありませんがお風呂も上出来だと思います。
明日は台風がまともに来そうです。どうしたものか、、、、
つづく
参考タイム
麓駅9:30→山頂駅9:40→展望リフト終点10:07→地蔵の頭10:11見返り坂10:33→一ノ背髪10:57→二ノ背髪11:18→小遠見山11:29下山12:08→見返り坂1:05→地蔵沼分岐1:20 此所からお花畑散策
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