白馬大雪渓
8月13日、6時半からの朝食を急いで済ませチェックアウト。
白馬大雪渓に向かう。
台風一過の見事な青空を期待したのにドンヨリと曇っている。
晴れてくれる事を信じて猿倉まで車を走らせる。20分で駐車場に着いた。嬉しい!無料だ!
「今まで稜線がスッキリ見えて居たのに急に隠れちゃった」と駐車場の係員が説明をしてくれる。更に、「こんなに沢山メロンがあっても食べきれないから沢山食べて」とメロンをご馳走に成ってしまった。美味しかった~!
身支度を整えリックを持ち上げた瞬間“ギックリ腰”ウ~ン。思えば数日前から成りそうな気配を感じていたのですが幸いにも軽いので痛いのを我慢すれば何とか歩けそう。騙し騙し歩く事にした。
駐車場横の猿倉荘では自然観察員と一緒に歩くらしい団体が準備運動をしていた。
歩き出すと直ぐブナの林があり其処を突き抜けると砂防工事用の道路に出る。
其処に中部山岳国立公園の石碑がある。
水量の多いとき歩行者はこの橋を渡るように成って居る所が有って今日は橋を渡った。
道路は轍の跡も無く殆ど登りがない道は歩きやすく山ウドも沢山咲いている。
しかし湿気が多く汗が滝のように出る。
突然道が狭く登りになり良く整備された小さな岩の道を進む。
白馬尻小屋に到着。
小屋前は広く大勢の登山者が思い思いに休んでいて前方に雪渓の端が見えて涼しい風がソヨソヨと吹いてくる。見回せば雪渓までの軽装備の人。中にはスニーカーに水を持っただけの人も居る。 白馬まで登る重装備の人も多い。重装備の人は何故か新品のザックの人が多かった。それだけ初心者コースと言う事だろうか。
さてもう一踏ん張り頑張ろう。
大雪渓が目の前に迫ってきた。今日の妻は快調で行動中後ろから写真を撮っている。俺の姿を撮るなよ~
大雪渓ケルンだ。
涼しいを通り越して寒いので防寒具を着て熱いコーヒーを作りクッキーを食べた。
その間にも次々と白馬に登る登山者が隊列を成して雪渓を登って行く。
青空が出ていない。稜線もハッキリしない。しかし充分満足した。
帰りは白馬尻小屋で一休みし駐車場まで一気に下った。妻も「今日は楽で良かった。此所ならもう一度来ても良い」と言った。同じ所は二度は行かないと何時も言っているのに珍しい事だ。
駐車場に戻ると霞んでいますが白馬岳が見えた。
白馬村の八方尾根スキー場駐車場迄戻ると山の全容が現れた。
右から 白馬岳・杓子岳・白馬鑓・なだらかに続く天狗尾根
この雄大な景色を見ながら車内でパンとクッキー、御菓子やジュースで昼ご飯にした。
※拡大出来ます
しばらくすると八方尾根の左に五竜も顔を出した。青空は出なかったものの雪渓も雄大な山岳風景も見られて良かった!!!!
山が終わればやっぱり温泉だ。
温泉と、お気に入り蕎麦編に 続く。
参考タイム
猿倉出発7:45→工事道路終点(細い登山道入り口)8:35→白馬尻小屋9:00→大雪渓ケルン9:25下山10:10→白馬尻小屋10:25→猿倉11:35
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