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2010/08/30

乗鞍岳

8月22日、雲一つ無い快晴!!!
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窓を開ければ乗鞍がデ~ンと見えて居る。朝食を済ませ身支度を調え鶴亀号に乗り込む。
オット、その前に宿の看板 合掌造りの建物と乗鞍の写真だ。
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移築したそうですがトタンを被せてなければ良いのに、、、
それでは続きを読むをポチッと押して中にお入り下さい。

トップシーズンの自家用車は公共の車に乗り換えないと上まで行けませんが小型バスでもバスはバス。そのまま乗って行けます。ゲートで又も熊情報。かなり出没して居るらしい。
出たらどうしよう!なんて話で持ちきりです。「一番美味しそうな人を餌に差し出すさ~」「演歌を歌うと熊が来ないよ、間違っても森の熊さんは歌わないように」なんて話をしながらヤナギランが沢山咲いているゲレンデを過ぎ鶴亀号はグイグイと快調に乗鞍の懐深く登って行きます。
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畳平駐車場に到着。コロナ観測所のドームも見えて居る。
此所でも熊情報が・・・・今朝6時には岐阜県側で見かけたって?長野県側に来るのは時間の問題?脅かすなよ!!!
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その岐阜県側を見れば恵比須岳が真っ青な空に浮き出ているように見える。
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ナニ?山頂まで90分で上がれちゃうの?楽勝だね!
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畳平横の鶴ヶ池の先に見えて居るのは・・・・オイオイ槍ヶ岳だよ~嬉しいね!
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広い場所を見つけて準備運動です。
雲も風もない、登山道は乾いている。こんな登山日和は滅多にないと大喜びで歩き出す寿隊であります。
霞んでいますが八ヶ岳と南アルプスらしいのも見えます。
リーダーの説明では先ずは富士見岳を乗り越して行くらしい。
ジャ~ン。登るにつれ見えてきました。
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槍ヶ岳に奥穂高岳と前穂高岳です。目の前のドッシリした山は大黒岳。
※拡大出来ます
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カメラをグ~ッと引くとこんな感じで登っているんです。
従軍カメラマンは大変なんですよ~。前になったり後になったりして写真を撮るんですから。
前に出る時なんかリーダーに一声かけなきゃいけないし。気も使うし体力も使うんです。
左の三角の山が笠ヶ岳で槍・穂高・常念と続いているんです。
※拡大出来ます
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富士見岳に到着。
チョット雲が出て来たな~
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又々私の正面からの写真が出て来ました。熱中症対策の帽子とサングラス。背中にはハイドレーション。(ザックにタンクを背負って管を通して何時でも水が飲めるように成って居る装置)シャツは腕と肩にサポーターが付いた速乾性の高機能シャツ。お腹の前にはデジイチを入れるバッグ。お前はいったい何者?と言った出で立ちです。
鶴ヶ池は遙か下になった。
※拡大出来ます
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山頂が見えてきました。雪渓では夏スキーをやって居ました。
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肩の小屋に到着。
此所からずっと登りです。下ってくる人の話では富士山も見えて居たと言っています。期待が膨らみます。
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振り返れば登ってきた道・ドーム・肩の小屋は遙か下。登る人も多いですが下ってくる人も多いですね。
(?_?)\(><)/ギョッ 革靴履いて水すら持たない人とすれ違いました。今日は大丈夫でしょう。
高山植物が見られるようになりました。
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チングルマ 花が終わりピンク色の羽毛になっています。(ちょっと見にくいです)
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ウサギギク と花に止まる ひょうもんちょう
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稜線まで出ました。見えて居るのは権現池。
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頂上が目の前に見えます。急がないと雲が上がってきたぞ~
※拡大出来ます
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頂上小屋通過
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山頂の鳥居と小さなお社ですが中には神主さんがおりました。東側はガスが上がってきて景色が見えません。
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狭い頂上は登山者で溢れかえっています。証拠写真を一枚撮りました。
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頂上から南東方向に延びている尾根の先に有る 高天ヶ原。この右方向に開田高原と御嶽山が見えるかと期待しましたが雲の下。
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大混雑の頂上を後に下山。ガスが来た~急げ!!
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肩の小屋まで戻り昼食。
宿で作ってくれた大きなオニギリが2ヶ。一ツでお腹いっぱいになっちゃいました。

今日も山ガールが登っていましたが僕だって負けちゃ~居ません。誰がどう見たって山ボーイだろう!ナ?ナ?ナニ?山ジジイだと~。うるせ~ ジジイでもボーイでも良いじゃね~か!
高機能タイツにショートパンツ。
靴は今回履き降ろしの超軽量トレッキングシューズです。アドベンチャートレイル(山や山岳コースを走り抜ける競技)の人達が履いています。良いんだよこれで!失った若さと体力と判断力は道具でカバーする(金で買う)しか無いんだよ!
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見上げれば頂上はガスで出たり隠れたりして居ます。
さて、花散策しながら下ろう。
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イワツメグサ 高山の岩場では良く見られる花で直径1cm程。
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イワギキョウ
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此所から下りるとお花畑経由で畳み平に戻れますがパスだそうです。
時間はタップリ有るはずなのに残念。
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コマクサも随所で見る事が出来ましたが自然の物だと言う人と植栽していると言う人と意見が真っ二つ。

山も景色も花も満足した山行が出来ました。

宿に戻ってお風呂にザンブリ。着替えをして気持ち良く帰る事が出来ました。
計画では近くの日帰り温泉に寄る事に成って居るらしかったのですが三時間も四時間も居る訳じゃあるまいし800円は高い、宿に交渉したらどうかと僕の提案が採用され一人200円で折り合いが付いた。
昨日は問題もあったけど今日は良かった。
終わりよければ全て良し!!

参考タイム
畳平出発8:36→富士見岳9:10→肩の小屋9:36→稜線出合い10:21→頂上小屋10:33→山頂10:40 下山10:45→肩の小屋11:26→畳平12:08

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