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2010/11/26

ミルフォードトラック2

ミルフォードトラック二日目。グレイドハウスからポンポロナ・ロッジへ。
朝起きると山には雲がかかり一寸心配です。
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先ずやらなければならないのは昼食用のサンドイッチ作り。ずらっと調味料や材料が並んで居ます。パンも数種類有ります。
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これが初日僕の作った物。これをエイヤッと重ねて少し上から押さえ、更に半分に切って、ラップで包み自分で運びます。
それでは続きを読むをクリックして下さい。

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フルーツにクッキー、チョコレート等も好きなだけ持って行けます。しかし運ぶのは自分。
僕は知っていましたが他の参加者は知らなくて御菓子や飴などを持って来ていました。知っていれば持って来なかったのに!とぼやいていました。
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露払いのガイドが出ればその後出発は自由。ロッジを後にいよいよ本格的なスタートです。ザックの後には日本とニュージーランドの国旗を付けて歩くのはかねてよりの計らい。拘って持って来たザックはニュージーランド製のマックパック35リットル。腰にはマックパック7リットルのウエストバックだ。どうだ!俺の後ろ姿 少しは拘った甲斐があっただろうか!
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歩き出すと直ぐにクリントン橋に架かる吊り橋を渡る。川に写る橋と青い空、ウン?そうなんだいつの間にか晴れて居るんだ!!
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クリントン川と行く手の風景。眼を疑いたくなるほどの上天気だ。
※拡大出来ます
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やがて大きな岩山も見えてきた。形からしてMtセンチネルか?
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歩くほどに景色はドンドン変わって行く。遠くには雪山も見える。
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オヤ?標識が出て来ました。大きな赤ブナ と書いてあります。
脇道や脇に入る時はザックをトラック上に置く決まりに成って居ます。最後尾のガイドが何かの都合で戻ってこない人が居た時、確認出来るからです。
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これがその赤ブナ。
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クリントン川の右岸を上流に向かって歩いて居ますが前方には更に雄大な景色が広がります。
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オヤ?又標識が出て来ました。161と書かれたザックはレンタルザックです。
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此所はウエットランドと言う湿地帯で、木道を入って行くと
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赤いモウセンゴケ(食中草)を見る事が出来そして
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景色は突然広がります。
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何度も何度もホームページやブログで確認していた景色が目の前に広がっていました。
※拡大出来ます
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記念の証拠写真を一枚撮りました。
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ガイドの貴美ちゃんが一番乗りが良いですね。
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左手の山に大きな爪痕のように地肌が出ている所があります。
これは「木なだれ」と言って大きな木が一本倒れると回りの木を巻き込みながら崩れ落ちる現象の跡で随所で見る事が出来ました。氷河で削り取られて出来た地形では表土が極めて少ないのです。
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クリントンハット 迄来ました。インディペンデントウォークの人は初日此所まで来て泊まります。
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流し台とガスコンロです。そしてベットは二段式で一人畳一畳強。マットも付いて居ます。信じられません。日本の山小屋経営者に是非見てもらいたいと思いました。
序章で書きましたがガイドウォークの人は此所の付帯施設全てを使う事が出来ます。
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鬱蒼とした原生林ではブナや苔の息遣いが感じられるほど静かな道が続きます。
意識して前後に誰も居無い状態で歩いてみると鳥の鳴き声に川のせせらぎ、サツサッサッと聞こえる自分の足音以外何も聞こえてこない。そお、今日は風も無く森のザワメキも無く台地と大自然の営みだけを感じたのです。
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所々遭遇する青緑色に輝くクリントン川。鮭が沢山泳いでおりました。アヒルの姿も見ました。
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どんどん景色が変わります。
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この景色を見た先は
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大規模な土砂崩れの跡に出ます。
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クリントン川がせき止められた跡地から先は今までと少し違って両脇から山が迫ってきます。
※拡大出来ます
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トイレと標識です。ザックがあるという事は誰かが使用中で有る事を意味します。
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トラックのど真ん中にランチと書いてある立て看板が置いてありました。
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此所は ヒレレハット(山小屋)で昼食の為の暖かな飲み物が提供されます。作るのは先行していたガイドです。ガイドは大変だ!!
ホットジュース・コーヒー・紅茶・野菜ジュース・味噌汁の中から選ぶことが出来ます。
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此所からはヒレレフォールズが真正面に見え担いできたサンドイッチをほおばりながら滝見物です。
辛子の量が少なく味にしまりがなかったとは言えマズマズで人生で初めて作ったサンドイッチでお腹もいっぱい。さて出発しよう。
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暫く歩くとマッキノンパス(マッキノン峠)が見える所に来た。カメラのファインダーを覗いていると涙が出て来た。「どうして妻を連れて来なかったのだ!とても歩けないからと頑なに拒んでいたが強引に連れて来れば良かった」と思うと・・・・(写真中央低い部分が峠)
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道は何時しか様子が変わり明るく広がる景色の連続と成る。
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ヒドンレイクヘの別れ道に来た。しかしテープが張られ入る事が出来ない。この時季は雪崩の危険があり通行止めに成って居るようだ。
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周りを見れば氷河が作った典型的なU字谷の景色と見事な青空が広がる。
もし、今日が雨だったら周りの山からは数十数百の滝が見られるだろうと思う。
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クリントン川も付かず離れず。川の水は何所でも飲める。試しに飲んでみた。天然のミネラル水は格別に美味い。
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人それぞれがマイペースで歩いて居る。追いついたり追い越されたり、固まりになったり一人きりになったりする。
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いつの間にかマッキノン峠が目の前に迫ってきている。明日はあの峠を越す。
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橋を幾つか越す。
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そのたびに山の色も木の色も高さも変わる。
※拡大出来ます
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此所までは殆ど登りのない平らで広い道だ。予定より良いペースで歩いてきた。泳いでいる人が居る。ガイドの貴美ちゃんも泳ぐ“ヤンヤヤンヤ”
僕は此所で大の字になって草の上に寝転んだ。気持ちが良かった。
此所からはほんの少し登りになる。
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バスストップ と書かれた標識がある小屋があった。勿論こんな所にバスは来ない。すぐ前のクリークが増水して渡れない時、待機する避難小屋だ。
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珍しく岩ゴロのカラ沢が出た。橋に足を掛けた瞬間転んだ。直ぐ後にガイドの一人がいたらしく僕の名前を呼んで大丈夫か!と言っている。「大丈夫」。とっさの時直ぐ名前で呼べるガイドもスゴイ。
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“ポンポローナロッジ真っ直ぐ”の日本語の札が掛かっていたロッジの入り口。
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このアーチを潜りロッジに到着すると直ぐ温かな飲み物がふるまわれる。
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ロッジは斜面を利用してスキップ状に建てられている。
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マッキノン峠は目の前で明日の昼食会場の小屋が見える。(トリミング・写真中央が小屋)
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シャワーを浴びてから洗濯をした。洗剤も置いてある。手回しの脱水機もある。
乾燥室は発電機の熱を使って強烈に強い。食事が終わったら乾いていた。
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談話室で寛ぐ。明日の天気図も張り出されている。スッポリと高気圧に覆われそうだ。
明日予定のスライドの説明の後食事が始まった。
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前菜・主食・デザート です。何を食べたか忘れてしまった、、、サラダは勿論ご飯もあるんです。
夜、近くにいる 土ホタル を見に行くと言って女性全員が出かけた。

Nさんと僕だけ残った。一寸不愉快な事があった。Nさんの今日の歩きを見て明日の峠越えはとても無理だ、今なら明日ヘリでクイーンズタウンに戻る手配が出来ると添乗員二人が説得している。聞いていて不愉快だった。
ツアーに申し込むと山の経歴やどのくらい歩けるか又そのペースはどうか等記入する箇所が有る。それらを参考に参加許可を出しているのに此所まで来て無理と結論づけて居る。「Nさん大丈夫だよ、添乗員二人を始め屈強のガイドが付いて居る、歩いてから駄目だったらそれなりに助ける方法もホームページで僕は読んでいる、説得を無視して構わないから行くべきだ!」。更に「明日は一番に出発し無理せずユックリ歩けばいい」と僕はアドバイスをし二人で入念にストレッチをし、消灯前にベットに潜り込んだ。
31,132歩

つづく

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