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2010/11/29

ミルフォードトラック3

ミルフォードトラック三日目。ポンポロナ・ロッジからクインティン・ロッジへ。
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天気図で予想したとは裏腹に雲が低く立ち込め今にも降り出しそうに暗い。
ウ~ン、今日はこのトレッキングのハイライトだと言うのに、、、
朝、Nさんは元気よく僕に言った「僕行きますよ、アドバイスもらって吹っ切れました。感謝します」と。
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早速昼ご飯を作りに食堂に行くとなんと“ゆかりご飯”が有った。ピクルスを入れオムスビを作った。野菜やハムはラップに包んだ。
食事の時Nさんが添乗員にキッパリと「僕行きます!」と言っている。ソオソオ良いね(^_-)-☆。
飛べない鳥 ウェカ がロッジの外に居た。
それでは続きを読むをクリックして下さい。マッキノン峠にご案内します。

7時半先頭のガイドが出発するのをNさんを含め6人の広島グループが今や遅しと待ち構えている。「バテそうだったら早めに遠慮しないで言った方が良い、そしたらみんなで荷物を持ってあげてね!その時は僕も持ってあげるから」の声に押されて元気に出発していった。
さて、僕も出発するか!
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ポンポローナクリークを渡ると視界は大きく開ける。
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やがて見えてくるのはセントクインティン滝
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行く手左側は切り立った崖で落石や雪崩が発生する危険地帯。立ち止まるな の標識が続く。
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リリーかと思い慌てて撮りましたがマウンテンデイジーでした。11月中旬を過ぎないとマウントクックリリーは咲いていない。解っていても咲いて居てもらいたいと願うのです、、、
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ガスが掛かって居なければスゴイ風景が広がっているはずなのに口惜しいな~、、、
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\(・o・)/ワア! マウントクックリリーが咲いていた!!
みんなで写真を撮りまくりました。
※チョウの種類が極端に少ないNZで花達は蛾に受粉をしてもらいます。夜行動する蛾に見つけやすくする為にNZでは白い花が多いのだと教えてもらった。
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ミンタロ・ハットに到着。インディペンデントウォークの人達が二日目に泊まる小屋だ。トイレにはサンドフライが凄く居て、危うく先っぽを刺されそうになった。
今日は峠を下るまで給水する所がない。此所で満タンにした。
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一息して居ると急にガスが切れ一面に青空が広がった。みんな大喜びだ。
モリモリと力が出て来た。歩く気満々だ。
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ミンタロ湖が見える。
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樹の間からは険しい山が間近に迫る。
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明るく陽が差し苔も光って見える。どうやら峠までの11回のジグザグ道にさしかかったようだ。
様子がどんどん変わる。
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マウントクックリリーも道のアクセントだ。峠の登りと言ってもジワジワ登るだけでなんの苦もない。
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そろそろ森林限界か?雄大な山岳風景に変わる。ここでいたずら者の鳥キーアが近くに飛んできた。
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森林限界を超した所で振り返ると歩いてきた谷は遙か下。
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最後のジグザグを曲がると尾根は直ぐそこ
※拡大出来ます
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マッキノン記念碑も見えてきた。
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到着!!!
峻峰を一きわ際だてる素晴らしい景色が待ち構えていた。
※拡大出来ます
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早速両国の旗を手に記念の証拠写真。
何所を見ても絵になる変化に富む風景で言葉を失ってしまうほどの感動を受けたのは僕だけでは無かったはずです。
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右の高い山はMtバルーン
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Mtエリオット 山の雪は氷河です。
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Mtハート。
と、その時耳をつんざくような雷音!と思いきや雪崩が発生した。爆音と雪煙を上げて崩れ落ちていった。
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日本隊記念撮影。ン?外人も入って居るぞ!気持ちが一ツになった証拠だね。
それにしても牢名主みたいに真ん中に陣取って旗振って、、、、反省、、
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実はこの北側は七八百メートル程の断崖絶壁。真下に今夜泊まるクインティン・ロッジと曾ての飛行場が見えて居る。
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記念碑の回りに集まる各国メンバーの満足そうな顔。それを遠くから見るのも又良し。
※拡大出来ます
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360度の展望は見飽きない。普通高山の尾根ではどちらかの谷から雲が湧き半分しか視界がないのに今日は丸見え!!!
此所でも暖かな飲み物がふるまわれた。ガイドは馬鹿デカイ魔法瓶を3本も担ぎ上げているのだ。頭が下がります。
フーフーしながら飲んだ野菜ジュースの味と景観は一生忘れません。
キーア が飛んで来た。持ち物を持って行かれないように気を付けよう。
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きりがないけどもう一度
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しつこいけれどもう一度
※拡大出来ます
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見納めにスティーブン湖を入れてもう一度。
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さて、名残欲しいけど出発するか!
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一寸歩けば又違った景色に出くわす。
※拡大出来ます
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振り返れば後続隊も来ている。
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マウントクックリリーも沢山出て来た。
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大きく振り返れば記念碑も見える。未だ大勢の人が名残を惜しんでいるようだ。
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マッキノンパス に到着。今回歩く最高地点で1,154mと標識が出ている。「低い〜」でも、こんなに低いのに手の届きそうな眼の高さに氷河が広がっているのだ。
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ホッとした風景に出くわす。この景色を見ながら歩いていると又しても涙が出て来た。涙がポタポタと足下に落ち道がハッキリ見えなくなった。こんな素晴らしい感動と喜びを夫婦は共有していなければいけないのに何故一人で来てしまったのだ!例え険しい登りがあっても苦しみは分かち合へば良い、それなのに一人で来てしまった無念さと反省からだ・・・
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二日間掛けて歩いてきたクリントン渓谷が見える。よく歩いてきたと思う。
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Mtハートが山上湖に写る。
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フト下を見ると今日の昼食場所 パス・ハットが見えた。
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リリーの咲く後方の谷はクリントン川の源流だ。
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パスハットにもキーアが居て写真を撮っている人が居る。
此所でも温かい飲み物がふるまわれる。味噌汁を頼んでオムスビを食べた。
心配したNさんも元気に到着した。「登りより下りで怪我や事故が起きるから気を付けてね」「此所まで来れたのもよし坊さんのお陰、本当に有難う」と会話を交わす。
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どっちを向いても素晴らしい景色だ。実は此所のトイレ、“世界一美しいトイレ”と言われているそうだ。
景色を楽しみながらユックリ歩きたいので大休止を少なめに出発した。
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Mtハートもパスハットも見納めかな。
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残雪もあった。写真を撮っていては追い越され、いつの間にか追いついたりの繰り返しで気がつけば風も全く吹いていない。風が吹き雨が降れば険しい道に違いない。
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そろそろ目の前に広がる山岳風景も見納めかと思った所で
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トラックがクローズされていた。この時季は雪崩の危険が有るらしい。
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一挙に下りて行く緊急避難ルートはあっと言う間に山の懐深く入り込み景色が一変する。
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全行程上山道らしいのは此所だけだ。振り返って撮った。
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緊急道にも橋はあった。
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更に景色が変わる。ガイドが僕を追い越していった。
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本来なら此所に下りてくるはずだ。
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そろそろ下りきったころマーガレット滝が現れた。
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木製の階段や木道が暫く続く
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所々開けた所では今までとは違う景色だ。
前も後も全く人の気配を感じない一人の時間が延々と続いた。猛獣も蛇も居ないから安心して歩けるのがNZハイキングの良い所だ。
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こんな景色もそろそろ見納めだろうか。
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いつの間にかブナの森に代わりダドレイ滝が見えた。
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続いてリンゼイ滝が現れた。
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珍しく変化のない道が可なり続いた。突然道がTの字形にぶつかった。危うく右に行きそうになった。
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左に取るとすぐ大きな吊り橋があり渡ると
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左側にDOCシェルターが有る。ここが唯一インディペンデントウォークの人のティーサービス場所。
直ぐ先が
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クインティン・ロッジだ。
実は4時半までに着かないと今日のもう一つの楽しみをカットしなくては成らないのだ。時間を見たら3時50分だった。
早速飲み物のサービスを受け部屋にザックを置きウエストバックにカメラをねじ込み大急ぎで向かったのは
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サザーランド滝です。
落差540mの滝は世界で5番目だそうで、見事なまでの水量で爆音を響かせていました。
此所を往復するのに1時間半掛る。
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ロッジに戻る途中振り返って撮った一枚です。水源は大きな山上湖だそうだ。
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ロッジは信じられないほどの設備です。後方に写っている辺りが越してきた峠です。
Nさんも元気に到着して居ました。
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ユニセックスですがシャワー・洗面・トイレと一体化した構造で広くてとても綺麗でした。
僕がシャワーを使っている時Nさんは15分ほど飛行場跡地を歩いてサザーランド滝を見に行ったそうです。(上三分の二が見えるそうです)
僕はシャワーの後洗濯をした。
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食事が始まりました。此所でも飛べない鳥 ウェカ が出て来た。
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前菜に続き主食とデザート(アイスクリーム)
スライドを見て明日の長丁場に備え今日も早めに床に就いた。長〜い一日だった。
明日も晴れてくれますように・・・・
31,516歩

つづく

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