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2010/12/03

ミルフォードトラック4

クインティン・ロッジからサンドフライ・ポイントへ。
トラックは今日が最終日。最長の21kmを歩きます。
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三回目の朝とも成ると支度も手際良い。朝食はこの日もコーンフレークに牛乳をタップリ掛けて食べ出発する。
それでは続きを読むをポチッと押して中にお入り下さい。

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15分歩くと左にサザーランド滝が見えた。しかしガスが低く立ち込め峰峰の姿は見えない。
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トラック上で見てきた今までの景色とは明らかに違う景色が続く。雨が降ると素晴らしい景色だと言っている現地ガイドの木暮さん。解るような気もするが降らない方が良い。
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出発して1時間少々、ダンプリン・ハット(インディペンデントの人達が3日目に泊まる)に到着。立派な施設だ。
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昨日までとは違い今日からはアーサー渓谷に添って歩いて居る。名もない滝が幾つも現れる。
Img_4256_225マイルペグまで来た。横の数字はキロ表示です。
実は1マイル事にペグが打たれていて目安になる。
気がつかずに通り越した事も何度か有った。
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銀ブナを始め大きなブナや朽ち果てたブナなどに遭遇。鳥の声も次々に聞こえる。
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ボートシェッド・ハットに到着。
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今日は此所でモーニングティーのサービスがある。一息付いて出発。
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アーサー川に掛かる吊り橋を渡ると
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木道が何所までも続く。
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時々沢が現れる。
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出発してから3時間半。マッカイ滝 に到着。この辺りは特に豪雨地帯だそうで水量もスゴイ。暫く滝見と洒落た。
※拡大出来ます
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滝の直ぐ脇に ベルロック が有り中はベルのような形の空洞が有る。たまたま新婚二週間目の外人さんと一緒に成ってしまい遠慮して直ぐ出て来た。新婚さんはなかなか出てこなかった何やってたの?
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辺りの様子が変わった。上空に青い空が出始め気温も上がってきた。快調に歩数を伸ばす。
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辺りの山も手に取るように見える。
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暫く進むと岩を切り取って作った道が現れた。昨夜のスライドでは10m切り開くのに1年掛かったと説明していた。岩が濡れていて滑って転べば右側の崖に転落しそうで怖かった。
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アーサー川も何時しか広く静かな流れに変わってきた。
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ホームページや各種パンフレットに出てくる巨大なシダ。逆光のコントラストが面白い。森の息遣いや時として谷水の流れる音を感じる。
ジャイアント・ゲートシェルターを右に見て通り越すと
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ジャイアント・ゲート滝 が現れる。
此所で昼食を取ると良いと聞いていたのですが時間を見ると1時20分。やっと食べられたといった感じだった。後で聞いた話では途中で食べた人もかなり居たようだ。
※拡大出来ます
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泳いだトレッカーも居た。女性ガイド二人も泳いだ。よくこんな冷たい水で泳ぐよ!
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見る景色が次々変わる。
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一本だけスクッと立っていると形がよく解る。コントラストの面白さを出そうと思い露出変えて撮影したが自分の意図する写真に成らなかった。
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エイダ湖 の標識を見つけトラックにザックを置き見に行った。
一瞬の静寂と空気の流れる音すら感じ取れる。
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アーサー渓谷が良く見える場所があり此所まで来れば急ぐ必要もなくドッシリと腰を据えて眺めた。四日掛けて歩いた方向の見納めかと思うと目頭が熱くなった。
考えてみれば自分の人生も残りの方が少なくなった。これからはやりたい事や自分の気持ちに素直に生きて行こうと思った。
※拡大出来ます
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トラックを歩いて居ると ウェカ が目の前に出て来た。羽根が退化して飛べない鳥だ。襲う動物が居ないので飛ぶ必要がないのだ。
今日は鳥の鳴き声が凄かった。まるで鳥声百科事典だった。何故か今日は一人で歩いている事が多かった。故に余計鳥の声が聞こえる。(トリミング)
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トラックの切れ目から大きなピークが見えた。形からしてマイターピークか。だとするとゴールは直ぐ近くのはず。
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しかしトラック上は依然として鬱蒼とした林が続く。
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突然開けて サンドフライシェルターに到着。(通り過ぎてから振り返って撮った)
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シェルターの20m先がミルフォードトラックのゴール「サンドフライポイント」。33.5マイルの標識が有る。良く歩いた、感無量。頭の中のモヤモヤも取れてスッキリしたように感じる。足の痛みも怠さもまったく無い。荷が重いとも感じない。不思議な世界に入り込んだようだった。
歩いて履きつぶした靴が引っかけて有る。初めにこれをしたトレッカーは外人独特のユーモアとセンスの持ち主なのだろう。充分履けそうな靴もあった。
時に3時40分だった。
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記念にザックと看板を入れて写真を撮った。たまたま誰も居なくて自分の姿は撮れなかった。

さて、シェルターは右と左に入口が別れている。毎晩説明の時「間違ってインディペンデントの方に入らないように。彼らはシャワーを使っていないので臭い」と言っていた。勿論受け狙いのジョークです。此所で最後の飲み物のサービスを受けた。今夜泊まるロッジの鍵を受け取る。
暫くするとNさんも到着。お目出度う!良かったね!*ハグをして健闘を祝った。
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一番の船は出て二番目の船に乗った。乗船の前に標識の前でプロの記念写真を撮る。
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いよいよこれがミルフォードトラックの見納めと何時までも見続けた。大阪のオバちゃま「さよなら」と言って手を振ってたな。そんな一寸した仕種を思い返しただけで目頭が熱くなる。
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船はミルホードサウンドを見ながら15分ほどで桟橋に到着。
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シャトルバスに乗り
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マイターピーク・ロッジ に。
Img_4364_2ロッジと言ってもホテルと何も変わらないツインベットの部屋。大きなロビーとダイニング、土産物売り場も有った。洗濯機も有ったが使わなかった。
部屋には先行した荷物が届いていた。入れたはずの電気カミソリが入っていない。無精ヒゲのままもう一日過ごさなければならない羽目になった。
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部屋の窓からミルホードサウンドとマイターピークが見え静かに今日までの事を思い返した。
現地からの添乗員小暮さんは「日本からのミルホードトレッカーを58回お連れしました。全行程で一滴も雨が降らなかったのは今回も含めて4回目です」と言っている。如何に我々が幸運だったかが解ります。「雨に濡れたシダも良いんですよ!」と盛んに言っていますので見たかった気も少しはありますがやっぱり天気が良いのに越した事はない。

さて、打ち上げの様子とご褒美のミルフォードサウンド観光は次のブログで。
41,189歩

つづく

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