北海道へ 札幌編

それは出発18日前、妻の急な思いつきから北海道のチケットが、マイレージを使って取れたら行こうと言い出した。それも一月の連休を利用しようと言うのだ。三ヶ月前でなくては駄目に決まってる!とブツブツ言いながら電話したのですが何と取れてしまった。帰りはさすがに希望日には取れず平日と成ったが上々の首尾。搭乗者不足に悩む空港はこんなタナボタの有る事を知った。

沖縄から飛んできた機がそのまま千歳に飛ぶので静岡空港の出発時間は17時30分でとても不利だ。
ガラガラで好きな席が自由に選べた。夕陽で赤く染まる富士山が見られるかと期待したが時間が遅すぎて駄目だった。千歳はマイナス8度と機内アナウンスが有り定刻に到着。

快速エアポート号が来た。これに乗って札幌に。

札幌駅北口前は何故かシーンとし、幸い雪は降っていなかった。宿は東横イン札幌駅北口。三泊朝食付二人合計21,420円税・サ込とバカみたいに安い。毎度の事ながらタダの航空券を取った時は安宿と我が家の掟に叶っている。

翌朝の朝食風景。フロント前のロビーが朝食会場で一通りの物が揃っているビュッフェスタイル。
こんな場所で食べるのは一寸惨めだけど安宿だから仕方がない。

外に出ると凄い雪だった。
気がついた事があった。音がしない。足音もなければ車のワダチの音もしない。サラサラに乾いたアスピリンスノーだからだ。車は急停止も急発進も無く殆どアイドリング状態で走るからだ。

夕食以外当ての無い日なので大丸に行き妻がスパイク付のブーツを買う。暖国静岡では考えられないほどの品揃えだ。この写真左奥までズ~ッとブーツ売り場で驚いた。冬物軒並み50%OFFだった。

札幌駅南口前に出るとまるで水墨画の世界が広がって居た。

昼ご飯は息子推薦のすすきののラーメンや「すみれ」。相変わらず凄い雪が音もなく降り続く。

味噌ラーメン900円(左)塩ラーメン800円(右)味噌はニンニクが強烈でギドギド系。塩はニンニクとギドギドが控えめ。ラーメン横町の知らない店に飛び込みで入って不味い物食べさせられるよりは美味い。後で解った事は此所で食べなくても磐田の ららぽーと に出店していた。

地下街をブラブラしながら大通りに出ると青空が広がって居る。これにはチョットガッカリ。何故なら

雪がサンサンと降りしきるスモークの掛かった様な時計台の写真を撮りたかったのに予想外の展開になってしまった。

雪と自転車のオブジェ。

遠くに見える北海道庁。

雪祭りの石像作りの作業に自衛隊が来て足場作りが行われていた。

一日乗り放題の地下鉄切符で行ったり来たりを繰り返している内に見事な青空が広がり朝の駅前とは大違い。

夜、再びネオンの眩しいすすきのに来た。

目的はこの店「蔵」
ブログ繋がりの札幌在住の方が「絶対に教えたくない」と何度も言いながら教えずには居られなかった店。
エレベーターで8階まで上がる。煙草の煙に配慮して扉の付いた小上がりを用意してくれてあった。

お通しは洒落た蓋付きの箱に入った三種。角煮・鴨・貝

幻のぶどう海老がある。妻は天麩羅か塩焼きにしたいと言っているのですが素材の良さを味あうには刺身だ!と僕の意見を押通す。カブトは後で焼いてもらった。
一緒に写っている椎茸は日本一の王様椎茸の天麩羅で、実は食べログから予約したのでサービスですと出してくれた。他にも生ビールを一人一杯、更に支払いの時5%引いてくれた。こんな大サービスしてしまって良いんだろうか?

数量限定銀だらカマ焼き。脂が乗ってほっぺたが落ちそうな実に美味。
一緒に写っているのは海鮮たっぷりサラダですが実は山のように盛られていて半分食べてしまってから気がついて撮った。

これらが実に安い。参考までにメニューの一部を。

店内の様子は左に小上がり、奥にカウンター席が有り黒を基調にした落ち着いた雰囲気でお客さんは殆ど地元の人ばかりだそうだ。

洗面所に入って驚いた。まるで高級ホテル並み。麺棒を初めサニタリーグッズが綺麗にしかも整然と備えてあった。

海鮮いもバター
妻は此所まででお腹いっぱいと言っています。

ご飯を少し食べたかったので鮭茶漬けを頼んだ。
どれもこれも本当に美味しい。欲を言えば山葵は本ワサビだったらさらに美味しくなると思うのに山葵の本場静岡人の贅沢だろうか。
札幌に来た時は必ず此所に来ようと決めた我が家。

食後裏通りに出れば捨てられた雪が堆く積まれキーンと静まりかえっている。

大通りまでブラブラしながら来てみた。TV塔が青く光っていた。
つづく
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