伊豆半島花&てくもぐウォークに参加した。
実は震災で5月2回6月1回がキャンセルに成って今シーズン初めての「てくもぐ」です。
「しろばんば」の里を巡る天城温泉郷ウォーク と名づけられスタートは伊豆市役所天城湯ヶ島支所で麦茶のサービスを受けて出発。
成就院に合掌し公民館を横に見ながら通過すると湯ヶ島の温泉街に。ハタと気がついた。昨日(8日)東海地方は梅雨明けしたのですが此所で初めて蝉の声を聞いた。例年だと梅雨開け前に蝉が鳴くのに今年はオカシイ。
「湯道」の石像が有ります。この辺りは曾て村人が共同温泉に行く道が繋がっていたのだそうです。
今日9日はうだるような暑さですが狩野川の涼しげな流れにホッとします。
「落合楼村上」です。ヒッソリとした佇まいに伝統と落ち着きを感じます。
此所にも湯道の案内があります。
「出合い橋の女橋」に到着。こんな場所があるとは今の今まで知りませんでした。
続いて男橋です。
狩野川に掛かる吊り橋です。一帯は散策コースに成っていて真夏に涼を求めて歩くにはもってこいの場所です。
農業用水路の横は湯道で、農作業を終えて温泉に向かう村人の姿が想像出来ます。
井上靖の小説「しろばんば」にも共同浴場が出て来ます。
この辺りから頭上を遮るものが無く容赦なく日が照りつけます。
落合楼正面まで来ました。一世を風靡した老舗旅館も倒産し別会社が「落合」の名の下に営業を続けています。
「弘道寺」です。
ハリスが江戸に向かう途中泊まった寺だそうです。
この後あまりの暑さに農業用水を頭から被ったり顔を洗ったりしながらウォーキングを続けました。
おもてなし開場に到着。麦茶・よく冷えた水・梅ジュースの接待。
地元特産のトコロテン(写真)や白いご飯にこれ又特産の山葵を目の前ですり下ろしてご飯に乗せ、冷えた胡瓜に山葵味噌や山葵漬け等々至れり尽くせり。
長野地区の皆様本当に有難う御座います。
勿論、今頂いた物や地元特産品は横で売られております。我が家は根山葵を買ってきました。これで素麺を食べれば美味さ100倍。
さて、人心地尽きました。出発しよう。
茅葺きの古民家が有りました。道案内をしていた少年に聞いて見ると今は住んでいないそうです
が大事に保存しているとの事。
目指す棚田が見えてきました。彼方に見えるは天城山か?
井上靖も見たであろう「荒原の棚田」です。日本の棚田百選に選ばれ風景写真のメッカとしても愛されています。
今日のコース最高地点です。此所からは要所を見ながらゴールに向かいます。
棚田の先に古民家が有り今日のベストポイント。
※拡大出来ます
「しろばんばの文学碑」まで来ました。公園に成っていて井上靖直筆の文字が刻まれた石碑があり目の前の旧下田街道はしろばんば通りと名付けられて居ました。
ゴールしました。とても良いコースでしたが暑い一日でした。欲を言えば田植え直後か収穫の頃なら涼しく歩けただろうと思いました。
役所の半分は東京ラスクの工場と店舗に成って居て無料でコーヒーが飲め試食もふんだんに有り、品物も買えます。店の外に「無料カフェ」と書いてあった謎が解けました。テクモグ参加者は10%割引で買えます。
役所の横で持って来た弁当を食べ向かったのは温泉。
「あやめ湯」
長岡温泉のど真ん中にある温泉です。
早朝と午後も1時からと言うのが嬉しいし入浴料300円というのがさらに嬉しい。
休憩室もあるらしい。
温泉は無色無臭。小さな脱衣所の奥が湯槽で湯口からコンコンと流れ込んでいる源泉掛け流しの小さな共同温泉です。
湯はすごく熱い(長岡周辺は何所も皆熱い)。
コース良し・接待良し・温泉良し の大満足ウォーキングでした。
参考タイム
伊豆市役所天城湯ヶ島支所9:05→成就院9:19→出合い橋9:35→吊り橋9:42→弘道寺9:54→おもてなし開場(長野多目的集会場)10:28→荒原の棚田10:59→しろばんば文学碑11:50→ゴール12:18(東京ラスク) コース距離約10km
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