« テストブログ Ⅲ | トップページ | ブログの引っ越し »

2011/08/01

幻想世界への誘(いざな)い

9p7t6302


幻想の世界に誘われた様な「天王祭」が有る事を初めて知ったのは今年の2月。 提灯の明かりが水面(ミズモ)に映った何とも幻想的な写真に釘付けに成ってしまった。 さらに調べると500年の歴史があり織田信長や豊臣秀吉も今と変わらぬ姿の天王祭を見ている事が解った。 祭は古式ゆかしく伝統を重んじながら数ヶ月に渡り行われ7月第4土曜日の“宵祭”と翌日の“朝祭”でクライマックスを迎え(かつては旧暦で行われていた)日本三大川祭とも言われている。 そもそも祭で使われる車楽船行事が国の重要無形民俗文化財に。車楽が県の有形民俗文化財に指定されている。 これは何が何でも祭見物に行こうと相成った。準備にも色々困難があったが一つずくクリアーし、お陰で無事に天王祭を謳歌する事が出来た。
※写真は拡大出来ます それでは続きを読むをクリックし祭会場にどうぞ

愛知県津島市が「天王祭」の舞台。

9p7t5716

この町に唯一有る宿から(※後記)歩いて30分。先ずは津島神社のお参りから始まるのだが神社祭儀の中で最も重要で厳粛な神事が天王祭であります。 塵一つ無く掃き清められた境内を参拝し丁度居合わせた観光ボランティアに祭と船の説明を受けた。 有料の座席を取ってあるのですが一刻も早く祭に近づきたい一心で神社横の会場「天王川公園」に到着。

9p7t5746

本部前から見渡せば屋根付きの屋形桟敷(企業団体等が買い切るらしい)と屋形船。さらに眼を転ずれば観光桟敷に椅子席が見える(何れも有料)。2時半だというのに地元の人の席取りが始まって居た。

9p7t5755

日陰で1時間ほど昼寝をし「車河戸」と言われる行事に使われる巻藁船(マキワラブネ)が停って居る所を見てきた。津島5ヶ村の今車・筏場車・下車・米車・提下車の5隻は8時45分PMまでに提灯を付け出航に備える。

9p7t5776

前座が始まりました。火縄銃を撃つらしい。

9p7t5794

耳をつんざく轟音と舞い上がる煙。

9p7t5802

お囃子や太鼓に三味線の船も出て気持ちが高まってくる。

Img_9046

対岸を見ればいつの間にか陽も沈みお酒も飲み食事もして今や遅しと待ち構える。 丁度この頃、巻藁船は提灯に点火している頃だ。

9p7t5904

水上花火が始まった。 今頃は神社からの使者が巻藁船を迎えに行っているはずだ。

9p7t6069

花火の彼方に二つの楕円形が見える。 アレゾまさしく巻藁船のお出ましだ。時間を見ると8時55分だった。優美で華麗な船祭のはじまりだ。
※拡大出来ます

9p7t6157

9p7t6347

津島笛を奏でながらユウユウと漕ぎ渡ってくる。漕ぐと言っても櫓で漕ぐのではなく竿を湖底に付き後ろに押して進む。厳粛な感じの提灯の彩とミズモに映る提灯の明かりが何と幻想的な事か。

9p7t6382

巻藁船に纏わり付くように屋形船が伴走する。屋台の上に巻かれた藁に提灯の腕木を一本一本刺し見事な半円山形をしている。

9p7t6424

提灯は1年を表す365個。そして真柱には月を表す12ヶが付く。周りの提灯も入れれば一隻で500ヶ程使われて居るとの事。ロウソクが貴重品だった昔、これだけの事が出来た事は栄華を極めていたと推察出来る。
※拡大出来ます

9p7t6439

二隻が真横に来て、優美な姿を見せる。右は戻る船。左奥は「お旅所」に向かう船。
※拡大出来ます

9p7t6511

露出をオートにするととんでも無くオーバーに成ってしまう。3~4アンダーで撮るのが何とか肉眼で見るのと同じに写った。そして、ピントが合わない。仕方なくマニュアルでピント合わせをした。重たいカメラに重たいレンズ。手はプルプルと震えてくるし眼は霞んでくる。ピントが何所に合って居るのか解らなく成ってきた。
※拡大出来ます

9p7t6632

巻藁船の後ろ姿もなかなか良い。 津島笛の音色に余韻を残し去って行く姿は神々しい。 そして、ミズモに写る提灯の彩が幻想的だ。時間を見ると9時40分。 期待に胸膨らませて見た宵祭りは終了した。 つづく
※拡大出来ます

« テストブログ Ⅲ | トップページ | ブログの引っ越し »

おすすめサイト」カテゴリの記事

国内旅行」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

よし坊さん こんにちは

いつも素敵な写真満載の記事 楽しみにしております
きれいな景色 美味しいもの ちいさな旅 大旅行の数々
リッチでうらやましいなぁ・・・なんて思ってしまいますが
会社を経営されるということは
私なんかには想像しきれないくらいたいへんなことなのでしょうね

まだしばらくはお忙しいかもしれませんが 
心からゆるりとできる日々が早く訪れるとよいですね
これからも素敵なブログを楽しみにしています(^-^)

よし坊様、昨夜の地震、今朝、新聞で見てビックリしました。
お怪我などされていませんか? 
昨日の夕方、ブログを引越しされた記事を拝見して此方も驚きました。^^;
「天王祭」はじめてしりましたが歴史のあるお祭りなんですね。
信長や秀吉もこのお祭りを見た!と言うのは、浪漫を感じます。
巻藁船、半円山形の提灯、優雅で美しく独特の形をしているので一度目にしたら忘れませんね。
この船を見たとき、信長が好みそうな船だなぁ~と思いました。
私の見てみたい日本の祭りリストに、忘れないうちにメモしておきたいと思います。^^
今まで時間的な制約などで、出来なかった事や体験してみたかった事など一杯楽しんで下さい。
奥様とスイス・ハイキングの旅、今回は残念でしたが何時か叶う事を祈っております。
これからも、どうぞよろしくお願い致します。


りる様
お元気でしたか?
ロマンチックなブログに何時も感心しております。

ヤット経営、特に倒産するかも知れないという恐怖にも似た苦しみから逃れる事が出来人間本来の姿になれるのだと思うととても幸せです。

新ブログへの書き込み一番乗り有難う御座いました。

ニャン様
地震には驚きましたがお陰様で何事もありません。ご心配頂き有難う御座います。
さて、天王祭を見て心から良かったと思っております。
写真と拙い文章ではとても表現出来ませんが心に染み付いた思い出の一ページになった事は確かです。
毎日残務仕事はしておりますが週末はしっかり人生を楽しんで居りますからご安心下さい。

よし坊 様

新ブログ開設をお祝い申し上げます。
今後とも変わりませぬご厚誼をよろしくお願い申し上げます。
お祝いが遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

素晴らしいお写真の数々に、いつも感心させられます。
テストⅢの富士山のすばらしいこと、絶賛ですね。

よし坊様
 ブログを いつも拝見させていただいておりましたが、、
 お忙しいことを考えると、どのタイミングでコメントをさせていただこうかとちょっと悩んでおりました。
 ブログのお引越しを機に、また、これからはコメントさせていただいてもよろしいでしょうか?

 週末のお出かけ、山歩きや美味しいお食事など、ガス抜きを上手にされて、長丁場を乗り切っていらっしゃるよし坊様のご様子に、いつも ほっとしております。

 私も よし坊様に負けないように 夫婦付随で頑張ろうと思います。
 

旅空の雲様
あの写真を撮った毛無山は転落して大怪我をした思い出深い山です。
暫くパラセールを撮りに行っていませんから行って見ようかな・・・
茨城は大変ですね。心中お察しいたします。撮影に来ませんか?
同行しますよ。

shinmama様
忙しいと言っても出勤時間は30分遅くなりましたし、帰りも片付け次第ですから3〜4時頃には終了します。それからトレーニングジムです。
ドロミテ 行きたい! 連れてって下さ〜い。

よし坊様、こんばんは!!!
遅ればせながら新ブログ開設おめでとうございます。
『幻想世界への誘い』を羨望の思いで拝見しました。素晴らしいお祭りをご覧になったのですね。まだまだ私が知らない日本の祭りが各地にあることを改めて知りました。

今後も新ブログでの魅力溢れる記事を待ってるでね~~(^o^)

ごくらくとんぼ様
【記事を待ってるでね~~(^o^)】
オー期待してくりょ〜

新ブログも不都合な所があって困っておりますが取りあえずスタートさせました。
今後ともよろしくお願いいたします。

天王祭は良い祭りを見たと心から思っております。お陰で又一つ○○○の土産が増えました。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/577623/52321452

この記事へのトラックバック一覧です: 幻想世界への誘(いざな)い:

« テストブログ Ⅲ | トップページ | ブログの引っ越し »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
フォト

リンクの人々

  • 鳥さんと いつも 一緒に
    思わず眼を細めて読んでしまうソフトな語り口で書かれたブログ。 鳥の百科事典になりがちな鳥ブログとは一味も二味も違い、鳥への愛情がヒシヒシと伝わってくる。
  • ミルフォードトラック
    管理人「よし坊」に、人生観が変わるほど感動を与えてくれたミルフォードトラック。その全ての詳細な記録を序章から終章まで全6回に分けて公開。
  • ピカリのお部屋
    仲良く山歩きを楽しんでいる様子が独特な語り調で書かれている。花・風景の写真も素晴らしい。
  • 旅すれば又、旅
    旅と食に対する拘りと情熱が伝わってくる飽きないブログ。次は何所?と期待する。
  • かわせみのひとりごと
    翡翠をはじめ野鳥の姿を芸術的タッチで捕らえたブログ。
  • ごくらくとんぼの日々あれやこれや
    日常起きる様々な出来事を気取らないタッチで綴る親しみやすいブログです。
  • 季節の移ろいと旅空の雲
    眼を見張るような写真の数々。 作者の思いが伝わるブログです。

ミルフォードトラック

  • DISTINCTION HOTERU
    2010年11月、人生観まで変わってしまったミルフォードトラックを歩いたときの写真集です。

富士山

  • 富士市狩り場から
    日本を代表する富士山。 私の住む静岡はどこからでも富士山が見える幸せを感じています。

カワセミ

  • 水鏡に映る ♀
    静岡市の鳥がカワセミです。 少しずつ撮り貯めた可愛い翡翠の表情をご覧下さい。

思い出の一枚 海外編

  • スイス
    旅先で感動した思い出の一枚

思い出の一枚 国内編

  • 天王祭
    思い出に残る国内の写真を集めました。デジタルカメラに成った以後のものです。

山の思い出

  • ローツェ 8,516m
    20代前半から空白の年月が過ぎ再び登り初めた山々。

茶畑

  • 茶畑と富士山
    お茶・お茶と富士山 お茶と富士山は何故か相性が良い。
無料ブログはココログ