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2011/08/08

八ヶ岳に登った その1 

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体力も経験もなく気力さえあれば八ヶ岳の主峰赤岳山頂に立たせてくれると言う有り難いツアーに参加した。
話しは5月まで遡る。ヤマナシの花を見たくて泊まった八ヶ岳高原ロッジで『八ヶ岳登山のご案内』を見つけた。山は好きでも何故か八ヶ岳に登っていないし体力も衰えバランスも悪くなった自分には無理だと諦めていた八ヶ岳。これなら登れると即刻申し込んだ。妻は高校時代に登っているから行かないと言い私一人が参加する。

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新潟と福島が豪雨で大変な事に成っている最中の7月29日昼過ぎ静岡を車で出発する。3時間で八ヶ岳高原ロッジに到着。広いツインベットルームを独り占め。(ホテル前泊代金が含まれる)
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夕飯は八ヶ岳高原ヒュッテ(TVドラマ高原へいらっしゃいの舞台・撮影場所)内の赤坂璃宮で中華を食べた。
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7月30日5:45AMロビー集合。群馬県の山岳会員3名(内一人は国際山岳ガイドの資格者と女性看護師一人)とホテルスタッフ3名(山経験者)を含む総勢21名はバスに乗り込んで6:00出発する。
昨夜の内に頼んだホテル特製サンドイッチ(1,300円・ピクルス・ポテトチップ付き)をバスの中で食べた。途中コンビニに寄り昼食用のオムスビを買った。
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美濃戸口に到着。全員の紹介とストレッチ後出発する。昨夜の雨がウソのようだ。
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美濃戸山荘に到着。何度も参加しているらしく皆さんとても和気あいあい。清水から参加の自然郷別荘オーナーにスイカ片をご馳走になる。
その後雨が降りカッパを着る。鳥の鳴き声が盛んに聞こえる。ルリビタキらしいのも聞こえた。
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途中子連れのカモシカに遭遇した。中には初めて見た人も居て感激していた。
約3時間歩いた所でスタッフから差し入れが有る。よく冷えた胡瓜と味噌の味が忘れられないほど美味い。2本食べてしまった。重たい思いをして担ぎ上げてくれてご苦労様です。失った塩分補給に持って来いです。
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隊列の先にゴツゴツした稜線が見えてきました。雨は気にするほど降っていない。
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さらに進むと険しい尾根が現れた。明日歩くはずの横岳に通ずる尾根筋のようだ。
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正面写真中央には今夜泊まる赤岳展望荘が見える。「ウ~ン、標高差があるぞッ」
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行者小屋に到着した。大休止を取る。ラーメンを注文していた人が居た。沢の水ですが豊富にあり無料で補給する。(無料の水は此所が最後)
ワンダーホーゲルと違う雰囲気を感じた。参加者が全てを楽しんでいる。歩く事もお喋りも、服装は勿論、雨合羽着る事すら楽しそうにやっている。景色が良ければ立ち止まり話に花が咲く。
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突然雲が切れて青空が出た。
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さて出発だ。地蔵尾根を一気に登るのだ。
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いきなりハシゴが出た。
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阿弥陀岳が眼の高さに迫って見える。
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ふり返れば行者小屋の彼方に諏訪湖も見える。
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鎖場も続く。
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鎖1スパンに一人の原則で緊張の連続。
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地蔵尾根の安全を守るお地蔵さんに手を合わせて無事登山を祈念する。
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展望荘も目の前に迫り発電機の風車がハッキリ見える。
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尾根は目の前だ頑張れ~。行者小屋も諏訪湖も声援しているが如く見渡せる。
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尾根に出ました。
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ふり返れば横岳方面が見えます。明日はこの尾根を歩きますが手強そうなルートです。
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小屋の先には赤岳が見え隠れしています。
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2時24分、赤岳展望荘到着。300人泊まれる小屋だそうだ。
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当てがわれたのは個室で敷き布団・毛布・掛け布団・枕が有った。一部屋3人で入った。他に大部屋もありトイレは水洗。風呂も有る(※後記)
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小屋の周りはお花畑が広がって居る。
明日の天気は解らないのが山。今日の内に希望者だけ頂上を目指す。
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油断成らない鎖場に梯子が続く。ガスで下が見えないから恐怖は無い。見えたら足がスクムはずだ。
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頂上直下に咲いて居たチシマギキョウと山ウドのような小さな花(教えてもらったのですが忘れてしまった)
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八ヶ岳の主峰「赤岳 2,899.2m」の一等三角点を踏んだのは3時34分だった。
かくして一生踏む事もないだろうと諦めていた八ヶ岳に登る事が出来、景色こそ見えなかったが幸せと充実感いっぱいだった。

小屋に戻ると食事の支度が出来ている。
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デザートもあるバイキングだ。
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沢山は食べられないからと欲を搔かずに盛った。足りなければお代わりも出来る。コップが写っていますが泊まり客は自分の名前を書いて滞在中は湯・お茶・コーヒーが何時でも自由に飲める。
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我々団体が今日最初の食事グループでいつの間にかクラシック音楽が流れていた。
満室のこの日5~6回に分けて食事時間に成って居た。食後大部屋を覗くと超満員だった。

※風呂は大きなゴエモン風呂で男女数回に分れて入浴時間が決まっていた。風呂帰りの女性の話す言葉を聞いた「お湯は茶色く汚れていてとても顔を洗う気には成らなかった~」と。確かに茶色で気持ち悪いくらいだ。浸かったら直ぐ出て頭からかけ湯をガンガン掛けて出て来た。勿論石鹸もシャンプーも使う事は出来ない。汗のまま寝るよりはるかに条件は良いと思う。

外は雨、明日の天気は期待出来ない。ご来光を頂上から見るのは止めて小屋で横に成って居ようと早々と決めた。

参考タイム 美濃戸口出発7:40→美濃戸山荘8:46→行者小屋12:03 出発12:46→お地蔵さん1:53→尾根2:06→赤岳展望荘2:24 展望荘出発3:05→頂上3:33→展望荘到着4:04

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コメント

八ヶ岳高原ロッジまで3時間で行けるんですね。
よし坊様が八ヶ岳登山、はじめてとは思いませんでした。
体力も経験もなくとも気力さえがあれば山頂に立てる・・・・・?。
しか~し!あのハシゴ、あの鎖の道、そしてあの尾根!拝見しているだけで足がすくみそうです、、、、、。
でも、山頂に立てて良かったですね。
次は何処の山頂をめざしておられるのでしょう?楽しみにしています。^^

ニャン様
休憩無しで3時間で着きます。ですからあの界隈は日帰りで遊んで来れるんですよ!
5月に植えた高原野菜も生長し青々と育っていました。
夏は低山より高山の方が涼しくて良いとは言え3千近いと岩場ばかりですが、それを面白いと言うか怖いと言うかで楽しみ方が変わると思います。

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