« 黄葉のカナディアンロッキー 2 | トップページ | 黄葉のカナディアンロッキー 4 »

2011/10/14

黄葉のカナディアンロッキー 3 

カナディアンロッキー観光の巻

昨夜は洒落た服こそ着なかった物の礼儀正しい給仕と食事に満足した夕飯でした。僕のメインは鳥にした。美味しかった。

観光だけが目的で来ると、この日だけはバスの先頭に乗って景色を楽しむのが最良であると読んでいた22年前の我が家は息せき切って駆けつけた時には、さらに先んじたお客さんが居てガッカリした記憶が蘇る。
今日はその時と同じ観光コースを廻る。今回参加したプランに組み込まれていて渋々付き合うと言うのが本音なのですぅ、、、
Img_1088
先ず初めはロッキーの宝石と讃えられる「ルイーズ湖」から始まる。
それでは続きを読むをクリックして下さい。


22年前シャトーレイクルイーズのレイクビューの部屋に泊まった。
朝早く眼が覚め窓を開けると其処には信じられない光景が有った。寝て居た妻を起し二人で肩に手を掛け見入った。
それは鏡のように真っ平らになったルイーズ湖に、氷河を頂いた山が写っていた。真っ青な空と相まっておよそ自分が住んでいる地球上にこんな素晴らしい景色の所が有るのかと信じられない思いで何時までも見続けたのだ。
そのルイーズ湖が今目の前にある。
Img_1106
しかし、空は青くないし湖面は波打っているしあの時の感激とはほど遠い、、、
Img_1114
湖畔に建つこの「シャトーレイクルイーズ」のレイクビューに泊まった人だけが見られる感動の景色だったのですね・・・
Img_1134
当時の記憶は薄れてしまったがホテル内部に入ってみた。レストランから外を見るのも洒落た景色だ。
Img_1168
途中雄大な景色を堪能しつつ「ペイトー湖」に到着。ガイドのヒロさんは一般観光客とは違う場所に我々を案内してくれたのでエメラルドブルーの面白い形の湖を落ち着いて楽しむ事が出来た。
※拡大出来ます
Img_1204
続いて到着したのは「アサバスカ氷河」。突然激しい雨が降ってきた。
道路を作った時は道の真横に氷河が有ったそうですが今はすっかり後退している。22年前とはどのくらい後退したかこの目で確かめられると思って居たのですがそれ程の差は感じなかった。
昼食は目の前のレストランで中華バイキングだった。名古屋のKさんは英語のギャグは難しいと言いながらもますます冴え渡りみんな笑いは止まらない。
Img_1214
バスに乗り雪上車に乗り換え氷河の上に立った。
雨交じりの天気で寒い寒い。ガイドは「こんな日は氷河が青く見えて良いんですよ!」と言っている。ウルセーッ天気が良ければ凸凹が良く見えるんだよ。
Img_1234
乗ってきた雪上車だ。凄い車輪だ。以前の時より車体は大きくなっている。
Img_1240
世界中からの観光客がキャッキャと騒ぐ。以前の観光で来た時のツアコンは日本から持って来たウイスキーと紙コップを我々に渡し「氷河のオンザロックを是非お飲み下さい」と言って配った。今回は・・・・無さそうです、、、良いんです酒は嫌いだから。
Img_1260
初期の頃の雪上車が展示されていた。Tさんはこのタイプの雪上車に乗ったと言っている。いったい何年前に来ているの?ひょっとして雪男に遭遇した?
ワイワイガヤガヤギャグで大笑いし腹筋が悲鳴を上げながらの観光は終了。
Img_1278
バンフに戻った。
Img_1282
街を散策した。
Img_1287
今日の夕食は自由。連日ドカ弁状態なのでCHAYAでラーメンを食べた。美味かった。隣り合わせの外人が箸を上手に使っていたので褒めてやったら喜んでいた。
Img_1311
バンフのメインストリートは正面にカスケード山が見えるように配置されている。心憎い演出だ。
Img_1334
時折激しく雨が降っては止む。雨上がりの景色も又良い。
Img_1341
陽も暮れてきた。部屋に戻って明日の支度をしよう。

つづく


« 黄葉のカナディアンロッキー 2 | トップページ | 黄葉のカナディアンロッキー 4 »

旅行・地域」カテゴリの記事

外国旅行」カテゴリの記事

コメント

コンバンハ!!!
レイクルイーズを目の前にして22年前の奥様との思い出がよみがえったんですね。
ロマンチックね(^_^)/ やっぱり奥様もお連れすればよかったですね。

外国の町並みは華があって良いですね。写真を拝見していてもウキウキしてきます。

ところでウチの隣のお父さん(よし坊さんより少し年上だと思う)が来月17日間ネパールへツアーでなくフリーでトレッキングに行くそうです。若い頃から国内や外国の山々を制覇していて山のベテランです。しばらく前から足を引きずるようにして歩いていますが山は別物なんだそうです。歩き始めると忘れるそうです。腰が痛いけれど出かけて楽しんでおられるよし坊さんと重ね合わせました。

お早う御座います。
急用が出来て会社(元会社)に来て居ます。
そうです、あの時の感激は今でも薄れていません。未だに夫婦の会話に出て来ます。

確かに歩き始めると痛さは感じなくなるんですよ。不思議というか都合良くできているものです。

今日は片づき次第居太和里の湯に行きま〜す。

雄大な山に湖、美しくロマンチックです。
きっと星空も素晴しく美しいのでしょうね。
町並みも良い雰囲気ですね。
雪上車、以前乗られておられるようですが、何度乗っても楽しそうです。
とても楽しそうな旅で拝見させていただいている私まで楽しい気持になります。

お帰りなさい。ニャン様ご夫妻は当地静岡にもお越し頂いたはずですが如何でしたでしょうか?静岡を豊にする為にも何度もお出で下さい。
カナディアンロッキーの雄大さはその圧倒的な規模と懐の深さです。
そして、治安も良いので安心です。
帰宅して直ぐお疲れの所を書き込み有難う御座いました。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 黄葉のカナディアンロッキー 3 :

« 黄葉のカナディアンロッキー 2 | トップページ | 黄葉のカナディアンロッキー 4 »

2023年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
フォト

リンクの人々

  • 鳥さんと いつも 一緒に
    思わず眼を細めて読んでしまうソフトな語り口で書かれたブログ。 鳥の百科事典になりがちな鳥ブログとは一味も二味も違い、鳥への愛情がヒシヒシと伝わってくる。
  • ミルフォードトラック
    管理人「よし坊」に、人生観が変わるほど感動を与えてくれたミルフォードトラック。その全ての詳細な記録を序章から終章まで全6回に分けて公開。
  • ピカリのお部屋
    仲良く山歩きを楽しんでいる様子が独特な語り調で書かれている。花・風景の写真も素晴らしい。
  • 旅すれば又、旅
    旅と食に対する拘りと情熱が伝わってくる飽きないブログ。次は何所?と期待する。
  • かわせみのひとりごと
    翡翠をはじめ野鳥の姿を芸術的タッチで捕らえたブログ。
  • ごくらくとんぼの日々あれやこれや
    日常起きる様々な出来事を気取らないタッチで綴る親しみやすいブログです。
  • 季節の移ろいと旅空の雲
    眼を見張るような写真の数々。 作者の思いが伝わるブログです。
無料ブログはココログ

カワセミ

  • 水鏡に映る ♀
    静岡市の鳥がカワセミです。 少しずつ撮り貯めた可愛い翡翠の表情をご覧下さい。

富士山

  • 富士市狩り場から
    日本を代表する富士山。 私の住む静岡はどこからでも富士山が見える幸せを感じています。

ミルフォードトラック

  • DISTINCTION HOTERU
    2010年11月、人生観まで変わってしまったミルフォードトラックを歩いたときの写真集です。

思い出の一枚 海外編

  • スイス
    旅先で感動した思い出の一枚

思い出の一枚 国内編

  • 天王祭
    思い出に残る国内の写真を集めました。デジタルカメラに成った以後のものです。

山の思い出

  • ローツェ 8,516m
    20代前半から空白の年月が過ぎ再び登り初めた山々。

茶畑

  • 茶畑と富士山
    お茶・お茶と富士山 お茶と富士山は何故か相性が良い。