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2013/04/03

ミサゴ そのど迫力

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 雨が降ったり強風でない限り用事がなければミサゴ撮りに通い始めて足かけ6ヶ月にも成る。

そのミサゴも来る回数が減ってそろそろターゲットを変えようかと思っていたこの日、突然やってきて旋回もせずいきなり飛び込む態勢を取り、折りたたみ椅子に座っていた僕は慌ててカメラに。

一瞬の出来事でファインダーを覗く時間もなく照準機で動きを追った。

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しかも目の前。
もの凄い迫力。

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目の前の割りに水飛沫が上がらないのはとても浅いからだ。

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大きな魚を一発で仕留めた。
迫力あるドラマが目の前で繰り広げられている。
※拡大できます

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ビックリした仕種の鵜の横を通過。

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ミサゴは足を上手く動かし魚の頭を進行方向に持ち替える。とても器用だ。

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いずれの場合も必ず頭が前方に来る様に持ち替えるのは風の抵抗を少なくし飛行安定も取れるからだと思う。

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その後急旋回し背中を見せた。これだけ背中を見せる事も珍しい。

通い続けて解った事はダイビングする時は必ず風上に向かって飛び込む。
捕まえた直後も必ず風上に向かう。
いずれも安定して方向が定まり、飛び上がるのも楽だからと想像が付く。

この写真が撮れた日を最後に今年のミサゴ撮りを終了する事にした。





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コメント

ミサゴ撮りも終わりの季節を迎えられたのですね。
迫力あるシーン、ちょっとドジで愛嬌のあるミサゴなど拝見させていただき
ありがとうございました。
ミサゴと言う名前さえ知らなった私ですが名前も覚えられ楽しませていただきました。

今回のミサゴ。獲物をしっかりと捕らえV字に広げられた羽もカッコいいです。
前回のシメ、カワラヒワの仲間ですか?私には色は違えど姿、顔立ちが似て見えたのですが。。。

よし坊さんは鳥の気持ちも鳥の言葉も理解できるのですね。 すごく楽しいね!
ミサゴ撮りは終わるとの事ですが、次の鳥さんはなんなんだろうなあ。

ちなみに、僕は奥山に住む森の精霊さんや獣たち、熊・いのしし・かもしか・いわな諸君の
気持ちと言葉を少々理解できます。
奥山へ入ったときには、必ずコンタクトして楽しんできます。 ホントです。

よし坊さん こんにちは。
ミサゴを狙って6ヵ月、最期のご褒美、大入りのボーナスが貰えましたね。
定点観察をしていると、いろんな事が解り勉強になりますね。
こんな迫力があるシーンを撮ると、ターゲットを変えるのに後ろ髪を引かれませんか?
次のターゲットは何でしょうか?ブログアップ待っています。

ニャン様
長い間通いましたが仲間と一緒にバカ言いながら鳥待ちをするのも又楽しかったです。
月に一度探鳥会の人達も通りそこで又話が盛り上がる。来期の楽しみも増えました。
猛禽類の中では人気のあるミサゴです。ノスリが来ても「何だノスリか」と可哀想なくらい差が出ます。
さて、シメ・カワラヒワ・・・ウ〜ン僕には解りません。このブログを読んでいてくれる鳥博士が答えを書き込んでくれると良いですがね。

大将お久しぶりです。
タスマニアには連絡しました。お手数掛けました。
この時季カワセミがカップリングや巣作り、或いは子育てが始まり撮るチャンスですが個体数が激減していて苦労してます。
渓流釣りですね、危険と隣り合わせですが面白そうですね。山の道具と共通点があり一石二鳥ですね。

KEN様
ご愛読有難う御座います。
撮るだけでなく弁当食べるのも又楽しく通い続けました。あそこに居るのが当たり前みたいに成っていたので山の稜線から双眼鏡で居るのを確認して居たと言う先輩達もおりました。定点と言えば話題になった事の一つに旋回する向きが南半球は逆さだろうか?なんて事が話題になった事もありました。
次のブログはKEN様にご教授頂き撮れたアレを5日には出せると思います。

 ミサゴはよし坊様のお気持ちを察知したかのようですね。
 最後にとっておきの 「いいところ」 を披露してくれましたね。
 それを逃さずお撮りになったよし坊様もすごいです!

 ミサゴも一年中同じように過ごしているわけではないのですね。
 現れる頻度が高い時期は、やはり子育ての時期なんでしょうか。

 ターゲットが変わると、場所も移動ですか?
 鳥に疎かった(今でも)のですが、よし坊様のおかげで鳥に興味がわいてきました。
 次の鳥は何でしょう?
 楽しみです。

よう様
色々な日がありました。突然2羽又は3羽来てビックリし、どのミサゴを追おうか悩んでみたり、ミサゴの上空にオオタカやハイタカが居て二羽同時に撮れないかと試みた事も有りました。
どれも楽しい思い出です。
この後ミサゴは何所に行くのかいずれ誰かに聞いて見たいと思います。

場所が少し変わって今撮っているのはカワセミですがその背面にはミサゴ等鷹の類も来る所で、時々上空も注意してみていますが・・・見かけません、、、

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