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2013/08/14

世界一美しい尾根歩き 2

 エスプラナーデを歩く

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 今日は入山の日、期待に胸が膨らみます。
6時モーニングコール7時出発、朝食は車中で食べた。

写真は夕暮れ間近のカナディアンロッキ
※拡大できます

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 キャンモアを出発する頃には雲行きが怪しくなり先が心配される状況で、とうとう雨が降ってきました。
雨女が5人も揃っちゃったのか~?ヤダね~なんて考えながら車は進みます。
何時もなら綺麗なキャッスルマウンテンなどは霞んじゃって半分隠れているし、暗~い気持ちでアイスフィールドパークウエーを北上したのであります。

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しかし、ゴールデンの街に近づく頃には青空!!ヒヤッホ~ ヤッタね!!

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ヘリパットに到着。此所からヘリコプターで入山します。
人生初めてのヘリ機乗でチョット緊張しますが今更じたばたしても仕方有りません。

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建物の内部はこんなふうに成っています。Tシャツ売りのおばさんがド太い体をもて余してデンと座っています。

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この全てが我々4日分の食料です。

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そして各山小屋に事前に運び込む着替えや酒類等々。一人の荷物は20cm×3~40cm程の袋に入れ、それをこの大きなダッフルバックに入れます。

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ヘリが飛んできました。今日まで入山して居た人達の荷物を下ろしています。かなりの量があります。

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プロペラが止まりました。
う~ん、これに乗るのか!カッコイイ。

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そして機長の注意事項の説明があります。

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もっとカッコ良いパイロットかと思って居ましたが ただのオッチャンじゃね~か、、、

我々は北に向かって縦走しますがこの日北から南下するコースを取る別の日本人グループが先に飛び立って行きました。

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いよいよ我々の番。
しゃがんで帽子やザックを押さえています。

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もの凄い風圧を感じ、砂が舞い上がります。ぶっ飛ばされないように必至で乗り込みの指示を待ちます。

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第二グループで乗り込んだ僕です。顔を見せちゃいましょう、良い男でしょう。ナニ?真っ黒で見えない?良いんですそれで。

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あっと言う間に空高く上がり右手にはコロンビア川の先にロッキー山脈が見えます。

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5分もしないでサンライズ小屋は目の前。着陸態勢に入ります。

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人が下り荷物も下ろし荷物室の扉も閉めます。
その間我々は腰を低くし帽子やザックを押さえひたすら待ちます。

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そしてヘリは飛去りました。

年間200人しか入らないと言う贅沢なトレッキングがいよいよ始まります。

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小屋は赤い屋根のこじんまりと造られた建物で、どの小屋も同じ造り同じ間取りに成って居ます。
水は近くの湖からガイドが運びます。

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2人部屋と3人部屋計六室有りシーツと枕カバーは毎日自分で運びます。僕は軽い自分用を日本から持ち込みました。

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外に有るのはサウナです。サウナの使い勝手を説明しましょう。
マキを使ったダルマストーブで上に大鍋が置いて有りお湯を沸かしています。洗剤も有り体を洗う事が出来ます。汗をかいた後、お湯と水を調合し体に掛けます。一人洗面器3杯が目安です。水は貴重なんです。

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30m程離れた所にトイレがあります。此所のトイレは絶景でした。

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用を足しながら雄大なロッキー山脈を見る事が出来ました。
凄いでしょうこの景色。世界一贅沢なトイレです。
※拡大できます
トイレはポットン式。大きなドラム缶のような物が有ります。いっぱいに成ると横に滑らせてヘリで吊り上げ運ぶそうです。床も便座もとても綺麗に成って居ました。

今から初日の足慣らしに出かけますがその前に自分用の昼飯作りです。

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各種食材を使ってサンドイッチを作るのはニュジーランドでやってきましたからお手の物。
果物も豊富です。

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ユックリユックリ、バカみたいにユックリ歩きますがこれがアルパインの何時ものペースです。

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いたる所で咲いているインデアンペイントブラシ

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雪解けの直ぐ後に咲く花だそうですが勿論名前を覚える気はありません、、、

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ツアーリーダー小泉君の先導です。

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足下にはこれでもかと多くの花が咲いています。花に興味がある人は大変です。撮りまくっています。僕はカタカナの名前等聞いても直ぐに忘れてしまいますから覚える気はサラサラ有りませんが綺麗だと言う事は共有出来ます。

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パノラマドームまで来ました。
一瞬パラパラッと雨が来ましたが直ぐ止みました。

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帰り道サンライズ小屋が見えます。

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引くとこんな感じです。
あっと言う間に稜線近くのこんな所までヘリで来てしまうんですね。

さて、何でヘリで入山かというと道がないからです。カナダにはこんなケースが沢山有ります。

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一面凄いお花畑です。踏まずに歩くのは無理です。

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小屋の隣りに有るサンライズ湖まで戻りました。水は此所からくみ上げて運びます。

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足下には無数の花。
初日の足慣らしも終了し小屋に戻りました。

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キッチンがあります。

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紅茶やホットチョコレート等の飲み物は好きなだけ自由に飲めます。

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コーヒーとジュースは出来たのが置いてあります。コップのリボンに名前を書いて、居る間は専用で使います。

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夕食が少しずつ出来上がってきました。鶏肉料理。

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豊富な野菜。

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これは・・・御飯ですね。右にある野菜は何だったか?

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皆様ダイニングテーブルに座りました。

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僕が取ったのはこれだけ。皆さんはこの倍か三倍は召し上がっていました。元気な源はそこにあるようです。が、しかし、僕は太りたくないのが一番です。

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デザートです。

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食後の団らんが始まりました。9時過ぎてもまだ明るい入山一日目は静かに過ぎて行きました。

さて、入山者とツアーリーダの他に専属シェフが一人と現地ガイドが一人最終日まで同行し我々の世話をしてくれます。
ガイドは薪割りをしたり水汲みをし、皿洗いや夜間用のトイレの始末や掃除等多義に渡り仕事をこなします。そして本職のガイドもします。我々には日本人ガイドの谷君が同行してくれました。
シェフはアイザック君。料理だけでなく おやつや飲み物を作り、調理器具をピカピカに磨き、掃除や部屋の清掃と大変忙しそうです。が、さらにその驚異的パワーに後日驚かされます。

雨女ばかりと思ったのは大きな間違いでお天気女ばかりが揃ったらしく明日も晴れるらしい!!

明日の朝が待ち遠しい。

行動時間2時間(花の撮影・昼食時間含む)

つづく

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コメント

よし坊 様

お早うございます。旅行記始まりましたね
私もアルパイン社のヘリは今夏もCMHでお世話になっています
エスプラナーデのハイキングのHPを見ましたが良さそうですね。

4トラへのコメント有り難うございました。

canadian

よし坊さん
エスプラナーデでご一緒した藤井です。
この旅の素晴らしさをHPで紹介していただき、全行程晴天に恵まれた楽しかった山旅を思い出しています。
「世界一楽しい尾根歩き」の続編を楽しみにしています。
藤井俊治・恵美子

canadian様
ブログを読ませてもらうとカナダでの大活躍がとても羨ましく思います。
僕もせめて20歳若ければあの手のアクティビティーは必ずやりますね。
それからCMHはもう少し自分が歩けなくなった時に行こうと大事に取って置きます。
カキコ有難う御座います。

藤井様
こちらこそ本当にお世話に成りました。
良い人達ばかりに囲まれしかも全行程ピーカンでほんとに楽しかったですね。
次はどちらに行かれますか?お互いに情報を交換しましょう。
奥様に宜しくお伝え下さい。
残りの写真も順次送ります。

いつもながら 荷物のこと、ヘリのこと 細かく撮影してくださっているので
とてもわかりやすいです。

景色を写すことに気を取られて 荷物や トイレやベッドなどを 写すのを忘れてしまい、
残念なことに 記憶も消えてしまう私です。

いつも あれもこれもと いっぱい いっぱいの旅行をするので、
同じような写真ばかりで、細かなところに気が付かないんです。

とても いい勉強になりました。

ちなみに 私は 忘れ物の名人なんですが、
もし、山小屋に忘れ物をしたら 最後の山小屋までのどこかに届けていただけるものなのでしょうか?

shinmama様
僕のブログは自分の為のメモみたいなもんですから。一々書くのが面倒なのでメモの代わりに写真を撮っているのです。
さあて?忘れ物ですか?どうなるんでしょうかね?おもわぬ質問をされてしまいました。
ただ今の質問に何か質問は御座居ませんか?
無いようですので次の質問に移ります。
どなたでもどうぞ

せっかくの男前様のお顔が暗くて良く見えないのが残念、、、
でも笑顔がステキで優しそうなお顔がちらりと見えました。^^
何時かしっかり拝見したいです。
年間200人しか入らないトレッキングとは・・・やはり贅沢ですね。
その分、自然が守られ、良い事ですね。
日本だった、何が何でも意地でも道を作りそうです。^^:
青い空とロッキー山脈。素晴らしい風景です。

ニャン様
男前?それは誤解です、二目と見られぬひどい顔ですから、、、

そおなんですよ!年間入山者が何と少ない事か。手つかずの大自然が何時までも保てます。
そんなカナダには色々な制約がある事が解りました。日本の国会議員や役人を勉強に行かせたく成ります。
ブログはまだまだ素晴らしい景色が出てきます。

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