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2013/08/19

世界一美しい尾根歩き 4

 エスプラナーデを歩く


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 いよいよ今日からエスプラナーデのハイライト終日尾根歩きが始まる。 日の出直前、ロッキー山脈の稜線が逆光線で浮かび上がっている。 雲がないので朝焼けは期待できない。

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日の出だ! やっぱりな、、、赤くならない、、、

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小屋に戻るとアイザック君は既に朝食の準備。手際が良い。

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パンとフルーツ、少々のハム類にした。僕の量は異常に少なく皆様はこの2~3倍はぺろり。

毎日のスケジュールは8時朝食・8時半ランチ作り・9時出発ですが毎日10分ほど早く進んでいる。

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ランチの食材です。 朝食で食べきれなかったハムなどはサンドイッチの食材として再び登場します。上手く考えています。

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二日間泊まったサンライズ小屋ともお別れです。通信用の電源確保の為かソーラーパネルが張り付いていました。

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雨女などと想像してしまい申し訳御座いませんでした。貴女たちは晴れ女でしたよ!!

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昨日昼寝をしてしまった乗越しまで来るとマーモットが出迎えてくれました。 他にはジリスも沢山現れ岩場をかけずり回り高山植物のランチを食べています。贅沢だね君たちは!!!

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間もなく稜線、コロンビア山脈が迫ってきます。

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遮る物がない稜線歩きが続き小休止。
これは冬にスキーで来た人が何らかの理由で歩けなく(滑れなく)成った時の救出用スノーボードです。 実は各山小屋、冬はスキーの為に営業しているのです。

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アイコノクラスト3,251mも良く見えます。
※拡大できます

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ガイドの谷君とシェフのアイザック君が「(゚゚;)エエッモオ追いついて来たよ」。彼らは小屋の仕事を全て片付けてから出発しているのです。

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これから歩く雪庇の付いたエスプラナーデの稜線が続いています。 写真を撮っているこの辺りからズッと先までを“パラダイスリッジ”と言うのだそうで、こんな景色と花と岩の緩い尾根を我々だけが占有している何とも贅沢なパラダイス歩きが続くのです。

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ツリガネソウの仲間でしょうか。広く緩い尾根には高山植物が咲き乱れ、花をかき分け時には仕方なく踏みつけて歩きます。
こんな時リーダーは、列を作らないようにバラバラで歩いて下さいと何度も指示を出します。 列を組むと同じ花を何回も踏みつける事になり再生出来無くなってしまうからです。

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見渡す限り花又花。
勿論右を見ればカナディアンロッキー、左を見ればコロンビア山脈。 こんな贅沢な尾根歩きが他にあるだろうか?

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ユックリユックリ、ノンビリノンビリ。ペースが遅いので周りを見る余裕が有って良いですね。ガツガツ歩くのも良いですがこんなペースも又良し。
今回の最高峰カポーラマウンテン登り口まで来ました。

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花は?勿論有ります。足下にね。

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コロンビア山脈の奥の方が段々近づきます。
※拡大できます

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あまりにも贅沢な景色は高度を稼ぐほどに何所までも続きます。

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相変わらず花花花

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コロンビア山脈の主峰サー・サンホード3,533mも眼前に迫ってきました。 此所で北から南下してきた別の日本人グルールとすれ違う。
※拡大できます

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荷物をデポしてカポーラマウンテン(右)に二手に分かれてアタック。 前をガイドの谷君、後ろはツアーリーダーの小泉君がガッチリサポート。

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これがカポーラマウンテンの頂上です。標高2,632mです。

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続いて我々がアタック。頂上でニッコリガッツポーズ。 頂上は360°展望が利きますが狭い、、、
 黄色のシャツはツアーリーダーの小泉君、その隣の男性は長崎から参加のTさん、花に詳しく熱心に花撮り。その隣が同じく長崎から参加のTさん、今回参加メンバーの話のコンダクター。 左の女性は横浜から参加のS嬢、カトマンズで7日間足止めを食らった話し、ギアナ高地やエンゼルホールにも行って、世界を股に掛けて歩いている。その隣は愛知県から参加のT嬢、穏やかですが足腰がとても確りしていて山のベテランである事が窺い知れます。
(顔は暗く修正してあります)

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右(東側)にカナディアンロッキーとコロンビア大氷原が見えます。 観光で有名なアサバスカ氷河はこの氷河の先に延びているはずです。
※拡大できます

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真下を覗けば切れ落ちた崖。 そして今夜泊まるメドウ小屋が見えます。

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左(西側)を見ればコロンビア山脈がこれ又雄大に連なり、これから歩くであろうエスプラナーデトラックが続いて見えます。
※拡大できます

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頂上アタックも終わり道無き道の尾根歩きが続きます。トップはガイドの谷君、シンガリはツアーリーダーですがザックが大きいですね。 彼は一言も言いませんが救急薬品や三角巾、万が一靴がダメに成った時応急処置のテープや針金等も背負っている事でしょう。ご苦労様です。
※拡大できます

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この写真の右端に写っている岐阜から参加のHさん、僕とズット相部屋です。
山を歩く時、シンガリは2番目に技術も経験もある人の定位置です。彼は何故か何時もシンガリを歩きます。その謎は途中で解けました。後ろからビデオを絶えず撮っていたのです。DVDに焼いて送ってくれるそうです。 期待してま~す!!

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窪地を歩いています。此所が歩けない時は写っている稜線を歩くそうです。

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ブルーレイクです。振り返ってカポーラを望みます。

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樹が写ってとても綺麗です。

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ボルダーレイクの先にメドウ小屋が見えます。さらにその向こうにはロッキー山脈がデンと構えています。
此所から小屋までは30分も掛からないでしょう。

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サウナ小屋から白い煙が出ていてホッとします。
ガイドの谷君は途中から小屋に先行し薪割りをしてサウナの準備をするのです。

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メドウ小屋に到着しました。 今日一日ピーカンで晴れ女の皆様有難う御座いました。

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小屋からはアタックしたカポーラの頂上が見えています。

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サウナに入る前に水分補給。スイカ・ブドウ・サクランボ・メロンは・・今日は無いかな?

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スナック菓子もあります。

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くじ引きで今日は二段ベットの部屋。

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夕食の準備も整ったようです。

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メキシコ料理だそうで、食材を丸い春巻きの皮のような物に乗せて

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クルクルッと巻きます。 少なく取ったつもりなのにロールケーキ丸丸1本くらいに成ってしまい食べきれませんでした、、、アイザック君ゴメン、、、

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その上にデザート。何時もなら別腹ですが食べ切るのが大変でした。

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食後に小屋の東側にビューポイントが有るとの事で行ってみました。 キャロルレイクです。

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ロッキーが見えます。
分厚く塗っていた虫除けもサウナで綺麗サッパリ取ってしまいましたので顔も手も指も蚊に刺されてブツブツ!!! 大急ぎで退散しました。

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そして今日も一日が終わろうとしています。
本日の行動時間7時間15分(昼食など全ての休憩や写真タイムを含む)
つづく

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コメント

 いい構図の写真ばかりで感心しています。またその日その日の行程がよく整理されて記憶が新たに甦ってきます。続きのブログと写真楽しみにしています。
 

竹下様
書き込み有難う御座います。
ミラーレスカメラはファインダーを覗く訳ではないので構図を決めるのは老眼には不向きだとつくづく感じます。
写真は時系列で出てきますから理解しやすいと思います。


本当に小食でいらっしゃるよし坊様に、我が身を 恥じています。(笑)

ツアーのメンバーが10人いたら 1人は個性的な人がいらっしゃるものですが、
良い人たちに恵まれたようなので それがなによりでしたね。

景色も天気もガイドも素晴らしく 清潔な山小屋、サウナまで、、、
なんて贅沢な旅行なんでしょう。

ミルフォードサウンドとは また違う 素晴らしい山歩きを拝見させていただき
感謝です。

 どこまでも続く山並みがほんとうに素晴らしいですね。

 お天気が良くて、なによりでした。
 ガスったら、この雄大な景色が見えないばかりか、
 道に迷いそうですものね。
 晴れ女の方々だけでなく、男性陣も晴れ男揃いだったんですね。

 こんな高地にも蚊はいるんですか!
 よく、高いところまで来ないって言いますのに。

 ミラーレスはファインダーがないのですね。
 ライブビューは老眼には向かない…はい、良~くわかります…

shinmama様
昔はヤセの大食いだったんですよ。減量を決意して御飯の時は1杯、パンの時は食パン1枚。辛かったですね。お陰で今は成功、リバウンドしないように細心の注意をしております。

shinmama様も是非行って下さい。感動する事間違いなし!!

よう様
言われて気がつきました、緩くて平らな尾根でホワイトアウトしたら此所ではどうしようもないでしょうね。標識は一切ありませんでしたから。
昔は晴れ男でしたがルートバーン以来雨男に成ってしまったのですが今回は良かったです。天候で感じ方が全く違っちゃいますからね。
で、小屋周辺は蚊とブヨが凄いんですよ、早朝と稜線に出ちゃうと居ませんでした。

コンニチハ!!!
この日もよく晴れて本様に良かったですね。空の青さと白い雲、そして残雪の山々、それぞれの写真がとても見ごたえがあります。足元には一斉に咲き誇る花々…・・・ “世界一の尾根歩き” は過言ではないですね。
実際にそこに居た人でなければ感動は別物と分かっていますが、なんだか私もこの稜線を歩いているような気分になってきました。よし坊さんの紀行文がよいのでしょうね。居ながらにして絶景に触れる…・・・・楽ちん・楽ちん(^o^)

ごくらくとんぼ様
その通りです、天気良し花良し、同行者良しと、こんなに恵まれたトレッキングは無かったですね。
ミルフォードやルートバーンは歩くのは基本的に一人ですから全く別物です。

国語も算数も嫌いでしたから文章は下手くそですぅ、、、

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