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2013/12/18

エベレスト街道を歩く 2

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 毎朝6時に成るとポーター(シェルパ)が各部屋を周りモーニングティーが配られ寒さで硬くなっている体をほぐすと共に気持ち良く目をさます事が出来ます。その後部屋に洗面用のお湯が配られ顔や手を洗いシャキッとした気持ちになります。
「サア、今日から歩くぞッ!!!!」
起きるとカレルンが焼けて輝いていた。正確な高度は解らないが約6千mだそうだ。
※拡大できます

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食堂に下りると更にお茶が待っている。コーヒーや紅茶、カフェオレなど好みのものを飲む事が出来る。
ツアーリーダーが持って来た日本茶等も飲める。

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さて、皆様朝食を頂きましょうか。

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今日はお粥のようだ。
こんな贅沢が出来るのもシェフを始めキッチンスタッフが揃っているからで食事作りから始まって片付け後我々を追い越し昼食を作り更に追い越して夕食を作る。有難い事です。

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オ?今朝は早くから飛行機が飛んでくるぞ!
廊下の窓から滑走路が良く見えるので一枚撮った。滑走路の傾斜がよく解ると思う。どうですか?この滑走路は。離陸の時はこの急坂をジェットコースターの如くくだります。

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さて出発だ。

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入山許可書を提出する。
定かではありませんが登頂を目指す登山隊は別として一般人は一人3千円程度が入山料らしい。

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いよいよ此所から街道歩きが始まり参加4人が記念撮影。(赤いダウンコートが僕です)

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ゾッキョが重たそうに荷物を運び人々が行き交う。

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青いバックを三つ重ねて運んでいるのは我々の共同ポーターの一人で早くも我々を追い越して行った。

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赤いスカートに紺のカーディガンのようなものを羽織ったのは小学生らしい。

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はにかんで「ナマステ」と挨拶を交わす。

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段々近づくヌプラ(左)とクンビラ(右遠望)

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やがてドゥードゥコシ(ミルクの川の意味)の流れが近づく。

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そして雄大で険しいクスムカングル6,367mが迫る。

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途中で用足しに寄ってみた。ほったて小屋の中には渡り板が数枚。男は何とか成るが女性は怖くて板の中心までは行けないだろう。60年程前の田舎のトイレと同じだった。

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マニ語の経文を刻んだ石が沢山有りました。

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パクデンに到着。ここで昼ご飯です。
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うどんです。天麩羅も添えられていましたので天麩羅うどんにして食べました。野菜や酢の物、何といなり寿司まで付いています。それぞれ三分の一頂いてスタッフの賄いにしてもらいました。食べ散らかして残すのは勿体ないからです。

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食後少し歩くと人だかりが。覗いてみると結婚式でした。
お嫁さんは薄いベールを被るんですね。お婿さんはとても困ったような顔をしていましたがきっとシャイなんだと思います。珍しい所に遭遇しラッキーでした。

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長〜〜〜イ吊り橋を幾つも幾つも渡ります。

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人々は手ぶらで歩いている姿を見ません。必ず何らかの荷物を背負っています。しかし肩ベルトは無く幅の広い頭のベルト一本で背負います。

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上からも下からもゾッキョが絶え間なく来ます。そして時々ロバも来ます。当然ですが動物たちの通行が優先されます。そんな街道ですから彼らの落とし物の数は半端ではありません。うっかりするとまともに踏みつけます。ストックで突くのは数知れず、、、それらも日が経つにつれ乾燥し粉じん?イヤ?糞ジンだ! となって舞い上がりそのホコリと臭いが鼻につきまといます。

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モンジョに有る今宵のロッジに到着しました。後ろ姿はシェルパ頭のリンジさんです。
先ず振る舞われるのは飲み物ですが温かなオレンジジュースが多いです。
温かなオレンジジュースはどうも気持ちが悪いです。高山病対策で水分は確り補給しておかなければ成りませんから残さず飲み干します。

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部屋の様子は何所も似たり寄ったりの2ベッド。マットと掛け布団の間に自分専用のシラフ(寝袋)を入れ足下には湯たんぽを入れます。どのロッジも同じで湯たんぽのお陰で眠る事が出来ました。

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夕ご飯はスープから始まりデザートまで。プレートにも御飯を始め何品も盛られていますが三分の一も食べれば十分ですので写真を撮った後直ぐ取り分けてスタッフの皆様で食べてもらいます。

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実はこの頃から血中酸素量が減ってきたらしく軽い頭痛と吐き気が襲います。脈の91は良いとして酸素量が83は一寸減ってきたぞ〜、、、

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食堂で団らんするのも良いのですが暖房を思い切り気持ち良く焚く訳でもないので寒くて居られません。ダウンパンツとダウンコートを着ていても寒いのです ウ〜寒、、、

早々と布団に潜るのが一番のようです。

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コメント

なんて綺麗で荘厳な朝焼けでしょう。
見とれてしまいました。
そして飛行機がなければただの坂のように見えるのが滑走路とは・・・。
ただただ びっくり!!!
エベレスト旅行記、驚きの連続です。

写真を拝見して小学生が居たり、地元住民が居たり、結婚式が有ったりと本当に生活道路がそのままトレッキング街道となっているんですね。今まで見せて頂いた山行きとは全く違う紀行で、この長閑さが何とも言えず郷愁を誘います。これから奥に行くにしたがってまた違う暮らしが出てくるのでしょうか。
3枚目の写真に醤油のボトルらしき物が見えますがこれもツアーリーダー持参のものですか?

急斜面の滑走路にはびっくりです。今日の写真でその怖さがよりリアルに伝わりました。


今日の東京は 初雪が降るのでは、、という寒い日なので、
ブログを拝見していると ぶるぶる 震えてきました。

4人だけでもツアーが催行になったのがすごいことですね。
しかも専属に 料理を作る人を雇って、ガイドさんも雇ってなんて
ラッキーだったのでしょうね。

それにしても 私ならお代わりをしてしまいそうなお食事が よし坊様は3分の一ですか、、、。
人間、それでも生きて行けるんですね。(笑)

酸素ボンベを持って行こうとして 成田空港で没収された経験がありますが
酸素に関しては 現地調達ですか?
それとも ガイドさんがお持ちなのでしょうか?
酸素量が83で 息苦しくなかったですか?

みやび様
午前中の方が天気が良く特に朝焼けは綺麗に見えました。
滑走路!!ビックリでしょー 良くもあんなのを作った物だと思います。

ごくらくとんぼ様
現地の生活の中に踏み込んで行くのは外国からのトレッカーですからそのつもりで歩かないといけない事が直ぐ理解できました。
カルチャーショックも大きかったです。
醤油はツアーリーダーも持って来たようですが現地にも必ず有りました。今や世界の調味料です。
滑走路 アア滑走路ですね。どう表現して良いのかボキャヒンには表現できません。

shinmama様
静岡も寒かったです。
4人でツアー決定には色々あったようですね。アルパインのメンツも有りますし。
お代わりは当然出来るんですが今回の参加者にはおりませんでした。もっと若い人が大勢ならガンガンお代わりをしたと思います。
他の人はパンも食べていましたが固いと聞いて僕はとうとう一切れも食べませんでした。
酸素ボンベは現地にありますが万が一高山病にかかってしまった時の為に携帯型加圧装置を日本から持ち込んでいます。そんなこんなで個人で行くよりはるかに安全ですね。

無事のご帰国何よりでした。
日本から現地に着くまでの長い、長い時間。そして あの滑走路・・・・
エベレスト街道を歩きたい!という強い強い思いがなければ絶対に、行けにところですね。
甘い気持ちでツアーに参加したら怒られそうですし、現地に着くまでにリタイヤしそうです、、、^^;
テレビなどで見る現地の暮らしや日常の様子を よし坊様のブログで拝見しとてもリアルに感じます。
酸素量83というのは、きついですね。脈拍数も上がっていますし・・・体が慣れてくれるのを待つしかないのでしょうか?
風邪は帰ってから引かれたのですか?お大事になさってください。

ニャン様
有難う御座います。お陰様で無事帰ってくる事が出来ました。
自分の想像を超えた世界を感じ取ってきました。
飛行場の怖さで先送りしていましたが思い切って行って良かったと思っています。
風は暖かな?日本に帰ってきて一寸油断した隙にひいてしまいました。何ともお粗末な話です。
トレッキング中腰は痛くなかったのですが帰国後また痛くなって病院がよいが始まりました。
アマノジャクな腰痛ですが、早い話好きな事をしていると忘れるんでしょうね。

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