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2014/02/12

角上楼に行ってきました  その1

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 昨年はフグで大失敗し今年は絶対美味いフグを食べようと1年前から決めていた角上楼に行って参りました。
東京のホテルと越前蟹の宿は別として同じ宿に再び泊まる事は我が家では極めてまれ。それなのに躊躇無くフグを食べるなら此所しか無いと決めた宿が『角上楼』です。勿論春帆楼なら最高ですが下関までは一寸遠すぎます。

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道の駅潮見坂 で早速野菜を買うんですね、、、お好きなだけどうぞ!しかし帰りは明日ですよ。

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道の駅田原めっくんはうす で再び野菜を買うんですか?どうぞお好きなように。

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伊良湖岬は寒くて寒くて恋路ヶ浜なんてとても歩く気がしません。又々道の駅に入り建屋の中からフェリーの発着を眺め

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寒さをこらえて菜の花祭りを見学。

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寒い寒い。週末と違い平日は店も開いていません。

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この界隈は広大なキャベツ畑が続いていて収穫の真っ盛り。

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角上楼にはチェックインタイムの3時直前に到着。

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広い玄関を入りますが、帰って来たと言った感じでホッとします。

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玄関横のフロント兼タンズルームはとても懐かしい感じのするレトロな部屋。
此所でウエルカムドリンクのコーヒーとケーキのサービス。

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庭には以前は無かったウッドデッキが。

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部屋が以前泊まった竹の間と解りあの部屋は狭いし眺望は利かないし、風呂無しでも良いからと松の間に変えてもらった。

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早速大風呂に行く。内湯と同じ大きさの露天風呂が有る。
角上楼の欠点は温泉では無い事だ。風呂は滞在中一度も他のお客さんと会わなかった。

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風呂からは本館のドッシリした屋根が見える。

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湯上がり処には冷えた麦茶がある。
更に6時まではタンズルームで生ビールが何杯でもお代わりできる。ソフトドリンクは滞在中何時でも自由に飲める。

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懐かしくホッとする設備。

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2階の回廊から見る庭。庭は小さい。
写真左の2階の部屋は萩の間。釣りバカ日記で西田敏行が裸踊りをした部屋。本館唯一専用露天風呂が付いた部屋だ。

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本館「角上楼」から専用露天風呂付の別棟「雲上楼」・メゾネットタイプでやはり専用露天風呂付の別棟「翠上楼」に行く三叉路。
大風呂は雲上楼にある。

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さて夕食。二階には食事処もあるのですが一階の新しくできたカウンターに通された。
お忍びで来る客が多い所なのにそれでも良いの?と仲居さんを茶化してみたが隣同士ジロジロ見る訳でもないしイチャイチャしてるのは部屋の中だけでしょ!と言われてしまった。
天然とらふぐコースが始まる。

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                先付け とらふぐ茶碗蒸し

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                ふぐ煮こごり

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          ふぐぶつ(白菜を下敷きにしフグの身が乗り上にはジュレ)

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               ふぐ味噌(妻は甘すぎると言っている)

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                     ふぐ笹寿司

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  別注のフグの白子焼き。コオバシイ香りの薄皮1枚の下はトロットロ

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御造 トラフグ薄造り(真皮 とおとみ 身皮 湯引)ポン酢と能登の塩は好みで使い分け。

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ふぐ雑炊の材料には白子も有ります。 お好みで雑炊の豆腐はふぐ味噌の味噌を付けて食べます。

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                   香物付き

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水菓子はタンズルームで。
プリン・ぜんざい・苺・ミカン・コーヒー
完食しました。美味しかった。
白子の美味しい時季に来年も又ここに来たいなと思った次第。

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貸切風呂は何時でも使える。狭いので写真だけ撮る。使う人も余りいないようだ。

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部屋に戻ると布団がひかれ夜食が置いて有った。

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   フタを開けるとふぐのおむすび「福む寿び」だった。

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食後玄関前に出てみると趣の違う本館がドッシリと建っていた。
※和室本館天然フグコース@27,275円で予約。
新館露天風呂付は6,000円高く、更に極上3Kg超天然フグコースは各部屋更に10,000円高。別注白子焼きは5,250円でした。
フグを食べるのが目的で食事内容は全く同じなんだからと妻に即刻却下され一番安いプランに成った、、、
つづく

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コメント

伊良湖の菜の花、満開ですね。そろそろ菜の花祭り ちょっと見に行きたいと思っていたところです。
奥様は、お野菜をたくさん買われたようですね。私は何時も見るだけで帰りに買おうと思いつつ買ったためしがありません、、、、^^;
角上楼さん、以前、宿泊された時も素敵な宿!と思いながら拝見してました。やはり、落ち着きがあり、ほっと心和む宿ですね。
ふぐ味噌やふぐ笹寿司と食したことのない逸品もあり、興味津々で拝見しました。
今度、河豚旅に出かけるときには、是非宿泊したい宿として、再度、メモしておきます。料金も明確に書いていただいているので、とても参考になりました。
ありがとうございました。

伊良湖へいらしたんですね。風が強いですもんね。さぞ寒かったでしょう。

レトロな感じの良い宿ですね。大勢で行くところではなさそうで、熟年のご夫婦でゆったり過ごされた様子が伝わってきます。

ニャン様
菜の花はどちらかと言えば峠を過ぎております。
野菜は知人にも配るらしいんですがそんな物失礼だよと思ってしまいますが違うのかな〜
飾り気も無く古いのが良いと思う人にはお勧めだと思います。
平日でもあり5組しか泊まって居なかったようですが子供連れのお客さんは別の部屋で食事していました。仲居さんが料理を運んでいました。子供の声や騒々しい事を考慮しての配慮だったのだと思います。
新館の綺麗な部屋に泊まるのも悪くはないと思いますが角上楼の良さは本館だと思います。
続編をお読み下さい。

ごくらくとんぼ様
行ってきました。温かなはずだったのがオオ外れで寒かったですが観光無しの食べるのが目的でしたから。
この宿は料理が良いので大変有名です、トンボさんにも是非行ってもらいたい宿の一つです。

 
広島にも春帆楼はありますが、美味しいフグは やはり山口まで食べに行きます。
広島でもまあまあのフグを食べさせてくれるところがあり、亡父の誕生日会は
必ずフグのフルコースでした。

たびたびというわけにはいかないにせよ、行けないことはない値段の広島と異なり
東京では はなから無理だとあきらめています。

ブログを拝見して、
今度広島に帰ったら 絶対にフグ、、と決めました。
今日はフグの白子の夢を見そうです。(笑)

 あら~、素敵!

 フグというと、九州、と思いきや、
 渥美半島から遠州灘は、フグの産地なんですよね。
 私も数年前に知りました。
 それにしても、菜の花が・・・しかも峠を過ぎているんですか?! 信じられな~い

 フグのフルコース、初めてお目にかかるお料理もあります。
 おいしそうです。
 今季はカニにも、フグにも縁がなくて、お写真拝見して、目の保養です。

 古いだけというお宿もありますが、角上楼さん、レトロモダンな感覚を取り入れつつ、
 古き良き時代の良い雰囲気を残していますね。
 温泉でないのがちょっと惜しいですけど、
 いつか伺ってみたいお宿です。
 はい、もちろんフグの時期に。
 
 
 

shinmama様
春帆楼は広島にもあるのですか!!羨ましいです。と言ってもそう度々は行けませんが。
調べてみたら我が家は2003年1月1日に泊まって居てその当時PCに慣れるためワードで文章を書く練習をし、後に(2005年11月)それをブログに出しました。写真も上手に貼り付けられなくて改めて見てみるとお粗末なブログ内容でした。
静岡もフグ料理は高く角上楼に泊まれちゃうくらい取られます。

シラコ〜美味かった〜 行きつけの鮨屋でフグの白子焼きを頼んだ事がありましたが雲泥の差でしたね。春帆楼のそれは比較にならない別格の美味さですが角上楼のそれも同格くらい美味かったです。
夢でなく是非広島春帆楼にレッツゴー!早くしないとシラコの美味い時季が終わっちゃいますよ〜

うつきよう様
15年程前から遠州灘沖で捕れたフグが下関に運ばれるのを黙っている手はないと浜名湖周辺で フグの地元 として宣伝し本腰を入れて料理も提供するようになりました。しかし昨年浜名湖でのフグ料理はお粗末で、、、最高級の宿で最高級の値段を出せば美味いのを食べさせてくれるのでしょうが、、、

お薦めの宿です、是非どうぞ。

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