飛鳥Ⅱ 阿波おどり・高松花火クルーズ 1
飛鳥 何と響きの良いネーミングだろう。 何時かは乗ってみたいと思って居た飛鳥。思わぬ事から乗る事に成った。
4月、JTBのカタログを見て予てより行きたいと思って居た阿波おどりを見に行く事に決めた。羽田から往復飛行機を使うプランだった。
しかしその後VISAカードから送られてくる冊子に表題のクルーズが有る事が解りプランの乗り換えをした。
しかし此所で大きな壁にぶつかる。カード会社に申し込むと5%引き、JTBに発注しても何の割引もない。担当者にはその旨を伝え必ず負けるようにと念押しして予約金を払う。
最終支払いの直前「JTBのクレジットカードで支払って下さい、5%割り引きます」と言ってきた。冗談じゃない、くれだましのJTBポイントなど貯めても何も成らないと押し問答するもラチがあかず全額をVISAカードで払った。我が家としてはUAのマイレージが貯まった方が価値は大きい。
こんな経緯があった今回の船旅ですが、さてどんな事に成るのやら。。。
乗船チケットが送られてくる。
心ウキウキする事は当然で旅への思いを馳せる楽しい時間であるはずなのに「めんどくせーなー」と言う思いが強くなった。何故なら服装に何かと制約がある。聞いては居ましたがいざとなると面倒なものだ。
更に、申し込んだオプションツアーが抽選になりキャンセル待ち。第二希望を出して下さいと成った。
出発直前台風11号で徳島が大変な被害になって居る。祭りは行われるのか?船は出るのか?
横浜大さん橋へは静岡からは直通バスが便利ですが果たしてバスは出るのか、大幅遅延はないのか?次々問題が出て来た。
スッタモンダのあげく予定より2時間早いバスに乗って無事大さんばし客船ターミナルに到着した。
乗船手続きが始まる。
体のご不自由な人、子供連れ、スイートクラスのお客さんが優先され早くも部屋のカテゴリーごとに分けられ此所から丸金丸ビの差がでてしまうのだぁwww
入り口です。先ほど上から見た所ですね。
カード兼ルームキーをセンサーにタッチして入船します。船内にいる人外出した人、全てをコンピューターで管理していました。
入ると直ぐレセプションが有りました。豪華ですね!!走る豪華ホテルとはよく言ったと感心します。
長〜い廊下が続きます。成る程方向音痴の人は間違える事が多そうです。同じ造りで右舷側左舷側と有り益々こんがらがります。その後解った事はドアに暖簾や人形などを吊して目印にする部屋が沢山有りました。
部屋は7クラス有り選んだのはFステートで下から二番目のクラスです。Fステートとロイヤルスイートは何と4倍の値段です。
Fステートは躊躇無く決めました。妻の同級生が飛鳥で世界一周を二回もしていますがFステートで充分、専用バルコニーで日がな一日ボーッとして居る事は無いと言い切っているからです。
更に短期のクルーズ経験者もバルコニーは要らないと盛んに言っているのです。
ベイブリッジを潜り抜けます。
心配していた台風も通り過ぎすっかり良い天気になった横浜大さん橋を出航したのは定刻17時、徳島には翌日14時入港予定です。
テーブルは自由席でしたがギャルソンが案内してくれます。其のギャルソンは男性フィリピンかインドネシア人ばかりです。
今日の服装は『カジュアル』でジーンズTシャツ短パンなどで無ければ良いとの事で気が楽でした。
メニューを撮り忘れていて何だったか思い出せません。
飛びきり美味しい訳では有りませんが充分完食出来ます。
アルコール類は有料ですがジンジャエールを始めソフトドリンクは無料でした。
食後カジノを楽しんで居る人も居ます。
他にはダンス・カラオケ・映画など無料で楽しめるものが目白押し。
有料で鮨やバーカウンターもあり人それぞれに楽しんで居ます。
船は台風の影響で揺れ、時々ドンとスゴイ音がします。廊下を歩いていても右に左にまるで酔っぱらいが歩いて居るようになってしまいますが船酔いする程ではありません。船酔いの薬はレセプションに置いて有りました。
かくしてクルーズ初日は過ぎて行きました。
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外国船と違い日本語で放送があり、
困ったことがあっても 日本語で対応してもらえると思えば
初めてのクルーズでも安心でしたね。
日本船も外国船もクルーは フィリピン人かインドネシア人ばかりです。
彼らの給料は 日本人の6分の1くらいであるうえに、
英語が話せるので重宝されるようです。
私が クルーズの時には 英語でなくフィリピン語で簡単な挨拶をして
すぐに担当クルーと仲良くなれる理由がそこにあります、、、
と偉そうに。(笑)
廊下を歩くときに 「おっとっと。 おととととと」 と揺れに合わせて歩くのが面白いですよね。
それは揺れがかなり大きなラフの状態だったのでしょうが、良く船酔いをしませんでしたね。
すごいではありませんか。
飛鳥のショートクルーズでも 厳しいドレスコードがあったのですね。
世界一周でも 外国船に比べるとフォーマルの日は 5分の1くらいの回数しかないというのに、、、。
投稿: shinmama | 2014/08/18 10:34
shinmama様
ギャルソンに思わず英語で「醤油ちょうだい」なんて言ってしまい自分で苦笑いをしてしまいました。
部屋の掃除もかの国の女性ばかり。それも日に2回ですから大変だ。
そおか!フィリピン語を片言知っていると良い事ありそうですね。
船酔いの薬は山のように置いて有りましたがもらって居る人は見かけませんでした。船が大きいと揺れが少なくて良いですね。
ホーマルは一日もありませんでした。あれば躊躇無く紋付き袴です。タキシードは持って居ませんから。でも妻が困るよな〜ちぐはぐな服装に成ってしまうと。。。着物買って下さいなんて言われたら困っちゃう。
投稿: よし坊 | 2014/08/18 10:51
飛鳥に乗ったことのある知人が、
「他の人にうっかりお部屋がどこか聞いてはいけないのよ。 グレードがわかっちゃうから」
と言っていたのを思い出します。
やっぱりそうなんですかね。
大きい船内とはいえ、閉鎖空間ですものね。
お客様を飽きさせないように、
エンターテイメントは充実していますね。
クルーズの様子を拝見できて、興味津々です。
物見高い読者のために、いろいろご紹介くださいね。
投稿: うつきよう | 2014/08/18 23:09
うつきよう様
その通りですね。階数でグレードが解りますから。
主な施設は5・6Fに集中して居ますから7Fの人は運動不足解消の為歩くのが一番です。
ついつい過食して居ますから運動は欠かさずやっていました。雨や強風でデッキがクローズになればトレーニングジムで。妻はその間セッセと艦内探検とイベント参加、そして買い物・・・
女性は時間が足りないだろうと思います。
投稿: よし坊 | 2014/08/19 08:31
流石に豪華客船。船内の施設も充実していますね。
お買い物好きの女性には飽きない船でもあるんですね。
私は欲しいものがない限り、ウインドーショッピングはしない方です^^;
夫の方が買い物好きですぅ、、、
船が大きいからお客さんが多くてもあたりまえなのですが、写真を拝見して驚きました。
ドレスコードは、慣れていないことも有り面倒に感じます。
一生に一度は豪華客船に乗ってみたいので、よし坊様のブログで学ばせていただきます。
投稿: ニャン | 2014/08/19 15:34
ニャン様
飛鳥は高いのが難ですがそれなりの事は有ると思います。乗り比べている訳ではありませんから確かではないですが料理は日本人向きの味に成って居るはずです。歳をとる程日本食が良くなりますから。
ドレスコードは確かにそう思うのですがブログを最後までお読み下さい。大きなヒントが出て来ます。
八百人を超すお客さんと五百人弱の乗組員が居るのですからスゴイ大きさですね。経験して良かったと思って居ます。
投稿: よし坊 | 2014/08/19 17:24