« 夢の休日 おわら風の盆 演舞会観賞と上高地帝国ホテル 3日間 上高地帝国ホテル編 | トップページ | 夢の休日 完結編 »

2014/09/08

夢の休日 おわら風の盆 編

Img_6068

  シマッタ6時だ! 慌てて服を着て顔も洗わず飛び出す。5時に起きて大正池に早朝の写真を撮りに行こうと思って居たのに。

早足でグイグイ歩き「田代池」まで来る。池の先に見える山は霞沢岳で残念ながら穂高連峰は見えなかった。
この池は訪れる人も少なく静かだった。

Img_6103

「大正池」だ。ガスで焼岳は見えない。しかし、それ以上の幻想的な光景に遭遇した。

晴天ならこんな景色は見られなかっただろう。

Img_6114

初めて見た大正池は枯れた樹が沢山あったが減ってしまったな~。

Img_6132

大急ぎでホテルに戻る。ベランダ付の部屋数は少なく眼前の樹が生長し景観を遮っているに違いないと思った。

Img_6235

右がレセプションで奥が和朝食会場の「あずさ庵」。妻は和食が良いと言うので昨日予約を入れると7時しか空いていないという。

Img_6138

※興味の有る人はクリックすれば拡大できます

Img_6144

和朝食です。

Img_6177

僕は洋食が良いのでメインダイニングへ。此方は予約が要らない。

Img_6156

先ずはミルクティーにしてもらった。 シワもなくピシッと延びたテーブルクロスが気持良い。

Img_6158

Img_6165

Img_6171

Img_6180

ベーコンの焼き具合が丁度良かった。
デザートを食べている時妻が和食を食べ終わり席に来てしばらく世間話。 ギャルソン達の動きを目で追ってみた。お客さんが帰ると汚れていようがいまいが必ず新しいテーブルクロスに取り替えている。細かく説明はしませんが一切ホコリが出ない独特の方法で物の見事に取り替えるのだ。

Img_6146

一度も入らなかった正面入り口の眼の前にあるグリンデルワルトはコーヒー等が飲める。

Img_6188

集合時間までタップリ時間が有り梓川右岸を歩く。ウエストン碑だ。何時も思うのは何故か薄暗いんだよな此所は。

Img_6204

河童橋の先を岳沢方向に少し入ると展望が開ける。 今日は何も見えない。見えて居ればこんな感じと看板が出ている。

Img_6252

夕食の都合で昼ご飯は早く11時半から。
チェックアウトを済ませて あずさ庵に行く。 昨夜と今朝、そして昼ご飯、「食物アレルギーのある方は仰って下さい 対応します」と必ず聞いてくる。
ちらし寿司だった。不味くはないがお腹が空かないよ、、、一般の客さんがソバやイワナを注文している。その方が良いな~。

Img_6527

帝国ホテルからバスは八尾の町を通り越し富山の「ホテルグランテラス富山」に到着。

Img_6258

Img_6259

配置図を見るとやはり大きい部屋だけが我々に配られていた。

Img_6262

チャイムが鳴る。「いらっしゃいませ、お疲れ様でした、冷たいお飲み物をお持ちしました」と言って置いていった。

Img_6278

 
 昼食後バスに乗って移動しただけですが12階の会場で16時から夕食です。
富山に移動中、バスの中では添乗員から何回も何回も雨で中止になる事があります。
一寸雨が降っただけでも踊りは中止。
特に胡弓が濡れると大変な事に成るとの説明や、毎年必ず雨が降ります。
と諄いくらいの説明が有りました。
落胆させないようにとの気配りだと思います。
さて、食事ですが我々の為だけに風の盆の踊りを披露してくれるとの事。
万が一雨で中止になっても一寸だけですが踊りが見られる特典付きだ。
祭りの期間中富山まで来て披露してくれる事はなかなか出来ない事らしく相当ご祝儀をはずんでいる事だろうと想像出来る。

Img_6282

帝国ホテル程ではないが良く磨かれたフォークとナイフ。

Img_6288

Img_6291

Img_6297

Img_6304

Img_6375

メインを食べ終わりデザートの間、踊りが始まった。

Img_6333

9p7t9227

地唄はカラオケでしたが風の盆独特の仕種に引きつけられた。
さて、いよいよ八尾へ。残念ながらバスはワイパーを動かして走行している、、、 その車中で以下の説明がある。
先ずバスで駐車場まで行き下車。坂の八尾の町を20分程歩き小学校校庭の特設演舞場で観賞します。 帰りはバスを降りた所からシャトルバスに乗り別の場所で待機している我々のバスに乗ります。途中で町流しを見たい人や散策をしたい人は途中退席してもかまいませんが再入場は出来ません。下り坂で多数の人が歩く後ろを追従すると駅に行ってしまいます。呉々も間違えないようにして下さい。タクシーでホテルまで帰る人は7~8千円で帰る事が出来ます。集合場所に21時40分集合です。バスで帰らない人は携帯電話に伝言を入れて下さい。
以上の事を繰り返し説明している。それでも理解出来ない人が居る、、、マア皆さん歳が歳ですから。

Img_6379

雨は八尾到着前に止んだ。念の為だと使い捨ての雨合羽が配られる。 橋の先には八尾の町がぼんぼりで浮かび上がっている。

Img_6393

緩い坂ですが100m歩いては一休み、、、遅々として進まない。何回も言いますがマア歳ですから、、、それにしても凄い、人人人。

Img_6399

会場入り口に到着。

Img_6403

特設演舞場に到着です。丁度始まる所で地唄方もスタンバイ。
何と我々に用意した席は最前列。どんな手を使って調達したのだろうかと思ってしまう。

9p7t9264

勇壮な男踊りから始まった。

9p7t9284

しなやかでシットリした優雅な女踊り。

Img_6422

演者と地唄方も各町内ごと入れ替わります。 それでは余分な説明なしに写真だけ

9p7t9301

Img_6415

Img_6434

Img_6440

9p7t9311

9p7t9320

9p7t9337

9p7t9362

Img_6442_2

フト気がつけばお客さんでビッシリ。最前列とは言え左寄りですが、さすがロイヤルロード、良く席を確保してくれました。

9p7t9409

3っの町内を見ましたので退席して町にでようと思います。 演舞場最後尾から真正面に見た舞台です。

Img_6471

町流しに上手い事遭遇出来ました。

Img_6473

Img_6475

Img_6482

風の盆は10時過ぎから夜中が最盛期で盛り上がるそうですが集合時間も近づいた。ソロソロ戻らなくては。

Img_6499

23時、順調にホテルに戻りました。タクシーで帰ったのは2組だったそうです。

Img_6503

夜食が部屋に用意してありました。鱒鮨と梨でした。
念願叶って妻は大喜び。雨も降りませんでしたね。
良かった 良かった!!

« 夢の休日 おわら風の盆 演舞会観賞と上高地帝国ホテル 3日間 上高地帝国ホテル編 | トップページ | 夢の休日 完結編 »

国内旅行」カテゴリの記事

コメント


なるほど こういうところが一般のツアーと違うのか、、と感じる箇所が沢山あり
ホーホーと感心しながら 楽しく拝見しました。

その後 雨の中 ソーラン祭りに行った自分のブログを見て 哀しく落ち込みました。
よりによって 同じ日にブログにしなくても良かったのに 私は 運が悪い。(笑)

上高地帝国ホテルに宿泊することは無理でも
いつの日かこの幻想的な景色を見るために 上高地に宿泊し、
早朝 この地を歩いてみたいと思いました。

そう言えば グリンデルワルトは 上高地のある松本市と姉妹都市縁組をしていると
スイスで聞いたのに 忘れていて、レストランの名前を拝見して思い出しました。

shinmama様
ソーラン祭りもカーニバルのサンバ隊も僕は見られませんから、、、落ち込むなんて言わないで下さいぃ。

上高地帝国ホテルをこよなく愛する人が居るんだそうです。で、夢の休日には帝国ホテルに連泊するのが主目的のプランもあるんですよ。ビックリ。
帝国ホテルにお泊まりに成って早朝の大正池に足をお運び下さい。

グリンデルワルト ッて、良い響きですよね。馬車の鈴の音が聞こえて来そうです。

ベーコンの焼き具合に拘るよし坊様、美味しくいただけて良かったですね(^o^)
上高地帝国ホテルお泊りは夢のまた夢です。

坂の手前の禅寺橋を懐かしく拝見しました。以前行った時、橋げたの踊り手がいかにも八尾らしくて良いなと思いました。雨を心配していましたがよし坊様念願の町流しをご覧になれて私もホッとしました。演舞場も良いですが、町流しは胡弓の音色が通りに沁み込んでいくようで独特の雰囲気があり何とも言えない情緒ですね。日本人に生まれてよかったと思える時空です。

 大正池の木、減りましたね。
 マイカー乗り入れができないのが面倒で、 
 つい敬遠してしまうのですが、
 久々に上高地をみることができ、
 帝国ホテルの様子も拝見できて、良かったです。
 お天気がもってなによりでした。

 なにもかも、「一番良い」ところを手配して臨むツアーは、
 銀座ロイヤルロードの真髄ですね。
 それなりのお値段がするはずです。
 優雅で贅沢・・・
 しかし、これを経験してしまうと、ほかのツアーが見劣ってしまいそうですね。

 奥様が喜ばれてなによりでした。
 それが、よし坊様の、一番うれしいことだったのだと、拝察いたします。
 

ごくらくとんぼ様
そおです、ベーコンの焼き具合が悪いとガッカリしちゃいます。無いともっとガッカリですが。

あの橋で風の盆の雰囲気が伝わって来ますね。演出効果抜群です。
祭りで儲けようとする気が全く無い祭り一色、住んでいる町民の心意気を感じます。聞けば体育の授業でも踊りを練習するそうで如何に祭りに思い入れがあるか解ります。
そうですそうです、踊りに目が行ってしまいますが地唄と胡弓に三味線、あれが有ってあの踊が活きますね。

何年も通い続ける人が居ると言う事実、行ってみて解りました。

うつきよう様
僕が初めて上高地に行った時は既にマイカー乗り入れが出来ませんでした。大正池でバスを下り梓川の左岸を歩き河童橋の先に山岳風景を見た時の感激は今でも忘れられません。

ハイ、良い所取りでしたね。うつきよう様始め元RXRの皆様はお似合いでしょうが僕みたいなレベルでは馴染めない所もありましたがこんな世界があるという経験を積ませてもらったと思って居ます。
妻の次の目標は祇園祭や だんじり だと言っています。どうなる事やら。

大正池の幻想的な風景。素晴らしいですね。
きょうしゅくですが、、、、上高地へは、まだいったことがないですぅ、、、
候補には上がるのですが、気がつけば他に決まってしまっている状況です。
風の盆、やはり本番は凄い人ですね。
町流しは、やはり町並みの雰囲気も加わり素敵です。
今年は、予定していた風の盆前夜祭に行くことが出ず がっかり でしたが
よし坊様のブログで拝見でき良かったです。ありがとうございました。

ニャン様
上高地は散歩程度から健脚向きまで歩くコースは色々有りますが・・・あれ?確か数年前に明神池の写真がニャン様ブログに出たと思いましたが・・・僕の思い違いかな?

風の盆は観光バスを使った団体客や、車や列車で来る人など様々だそうですが宿が無くて金沢辺りに泊まる人も居るんだそうですね。すごい人気です。

撮影が難しかったです。最前列と言っても距離はあるし高感度撮影するしか無くて絞りは絞れないし苦労しました。

夢の休日というだけあってゆったりした日程ですね。
よし坊様のように健脚だと少し歯がゆかったのではないでしょうか。

数年前、上高地の帝国ホテルに泊まりたくなり
HPから予約しようとしましたが満室。
そこでJTBにお願いしたら一泊だけ宿泊できることになりました。
赤々と燃える暖炉のそばでお茶をいただいていたら目の前の木に猿がいて
どっきりしたのも良い思い出です。
夕食も朝食も美味しくいただき、急ぐ旅ではなかったので昼食もいただいて
乗鞍、安曇野と回り、山と温泉をたっぷり楽しんだ1週間でした。

お写真を拝見し私も早起きして朝靄の大正池を撮れば良かったと・・・。
数々の素晴らしいお写真、ありがとうございました。

みやび様
散歩より遅い歩き方ですから上高地の散策はバスで移動中に別行動と決めました。そんな自由も有るのがまた使いやすいですね。
そうですか帝国ホテルはお泊まりに成っていましたか!!泊まった人だけに解る上質のホテルライフ。共有出来て嬉しいです。
猿は沢山居ます。日本各地何所も増えすぎていると思います。
そうですそうです、あそこまで行ったら序でに温泉ですよね。何故序でに温泉付けて3泊にしないのか?理解出来ません。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 夢の休日 おわら風の盆 編:

« 夢の休日 おわら風の盆 演舞会観賞と上高地帝国ホテル 3日間 上高地帝国ホテル編 | トップページ | 夢の休日 完結編 »

2023年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
フォト

リンクの人々

  • 鳥さんと いつも 一緒に
    思わず眼を細めて読んでしまうソフトな語り口で書かれたブログ。 鳥の百科事典になりがちな鳥ブログとは一味も二味も違い、鳥への愛情がヒシヒシと伝わってくる。
  • ミルフォードトラック
    管理人「よし坊」に、人生観が変わるほど感動を与えてくれたミルフォードトラック。その全ての詳細な記録を序章から終章まで全6回に分けて公開。
  • ピカリのお部屋
    仲良く山歩きを楽しんでいる様子が独特な語り調で書かれている。花・風景の写真も素晴らしい。
  • 旅すれば又、旅
    旅と食に対する拘りと情熱が伝わってくる飽きないブログ。次は何所?と期待する。
  • かわせみのひとりごと
    翡翠をはじめ野鳥の姿を芸術的タッチで捕らえたブログ。
  • ごくらくとんぼの日々あれやこれや
    日常起きる様々な出来事を気取らないタッチで綴る親しみやすいブログです。
  • 季節の移ろいと旅空の雲
    眼を見張るような写真の数々。 作者の思いが伝わるブログです。
無料ブログはココログ

カワセミ

  • 水鏡に映る ♀
    静岡市の鳥がカワセミです。 少しずつ撮り貯めた可愛い翡翠の表情をご覧下さい。

富士山

  • 富士市狩り場から
    日本を代表する富士山。 私の住む静岡はどこからでも富士山が見える幸せを感じています。

ミルフォードトラック

  • DISTINCTION HOTERU
    2010年11月、人生観まで変わってしまったミルフォードトラックを歩いたときの写真集です。

思い出の一枚 海外編

  • スイス
    旅先で感動した思い出の一枚

思い出の一枚 国内編

  • 天王祭
    思い出に残る国内の写真を集めました。デジタルカメラに成った以後のものです。

山の思い出

  • ローツェ 8,516m
    20代前半から空白の年月が過ぎ再び登り初めた山々。

茶畑

  • 茶畑と富士山
    お茶・お茶と富士山 お茶と富士山は何故か相性が良い。