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2015/07/24

スイス山小屋滞在 名峰展望トレッキング 3

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 トレッキングも3日目。相変わらず天気が良い。 そして今日は丸一日ベルナー・オーバーランド三山展望ハイキングだ。
※写真の左がアイガー 中央がメンヒ 手前の黒い山の右側の山がユングフラウ で登山電車で行くユングフラウヨッホは黒い山で隠れている。 それにしてもナント神々しい山々だろうか。

 

 

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至近距離にある北壁は今日で見納め。それにしても見事な山だ。

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シリアルを食べているのは僕だけで他の人は毎日パンを食べている。お代わりはいくらでも出来るが山でも観光でも腹八分が鉄則ですので腹一杯は決して食べません。

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写真右に写っているホテルが初日と昨日泊まったダービーホテルグリンデルワルトだ。
今日は2日分の荷物だけをザックに詰め他のものはチッキでツェルマットに先送りしてしまうので楽な事この上ない。
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駅から一駅乗って直ぐ下車。

此所からは巾の広~いアイガーが見渡せる。

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そしてゴンドラ駅に

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ゴンドラからは360°の展望。時々牧草地にマーモットの姿が見えた。

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メンリッヒェン展望台に到着。

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そして冒頭の写真と同じ場所からベルナー・オーバーランド三山を眺める。

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ストックで指している遠くの指のような岩山の近くに今日泊まる山小屋が有るのだそうだ。

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30分ほど歩いた所で振り返る。
実は今歩いて居るトレースは前回のスイス観光の折ハイキングしたが、ガスで山は殆ど見えなかった。それに引き替えなんと言う上天気だろうか。

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同行の青大将と三山をバックに。

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ユングフラウが近づく。実はこのルートはお花畑街道でアルペンローゼ等、もおいいよ、、、と言うほど咲き乱れている。

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クライネシャイデック駅が近づいてくる。 この駅から殆どの観光客がユングフラウヨッホまで行く。我が家は2度行ったが今回はトレッキングが目的なので行かない。

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ウドが咲き乱れる池に映るのは逆さアイガー北壁。

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実は北壁が真正面に見えて居るのだ。

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北壁初登頂は赤線。初の直登は日本人グループでその中には女性登山家の今井道子さんが居る。 そのルートはブルーの線で示されている。

人食い岩と別名のある北壁を女性を含む5人が挑戦するとの事で地元TV局が生中継をした。今井道子さんが一番困った事は中継しているので昼間は用足しが出来ず夜暗くなるまで我慢したとの事。そんな話をフクちゃんが説明している。

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クライネシャイデック駅まで来ました。

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此所から反対側の谷に電車に乗って下ります。

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氷河に削られた典型的なU字地形が見えて来ました。

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駅到着直前 滝が見えました。水が途中の岩にぶつかり飛び散ってしまい、滝壺がない滝だそうで教会の尖塔とのコラボ写真が良いとの事です。

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列車を乗り換え

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バス停に向かいます。

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次はロープウエーに乗って

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ズルワルトに到着。

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観光ポスターになりそうな素晴らしい景観です。左からアイガー 中央メンヒ 右がユングフラウ メンヒとユングフラウのホボ中央にポツッと小さな黒い出っ張りがありますが其所がスフィンクス展望台のあるユングフラウヨッホです。
※拡大できます

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此所でお昼。コーラとソーセージを注文。そして自前のインスタント味噌汁も作りました。

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午後の部 シュッパ~ツ

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オット、これは犬の糞を捨てる箱。右横に黒のビニール袋が有りました。犬を連れてトレッキングする人が多い。しかし無駄吠えを全くしません。良く訓練された犬たちです。日本のバカ犬飼い主に教えてやりたい。

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雲が出てアイガーが隠れてしまいました。
写真の女性二人はどんな時も一緒で横浜から参加。他の人と連んで行動しません。

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アルペンローゼが岩にしがみついているように咲いていました。
花の写真を撮ると青大将が「よし坊は心境が変化して花を撮るのか~」と茶々を入れてきます。

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牧場の作業小屋に到着。

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今日搾った牛乳でチーズを仕込んでいます。フクちゃんが交渉して試食。チーズは好きではないのですが美味かった。絞りたての牛乳は有料で飲ませてくれるそうですが滅菌してないように思い止めた。

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小屋は近い。先を急ごう。

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ロープホルン小屋に到着。 手前が旧館とダイニング。奥の建物が新館。

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振り向けば青大将が満足そうに両手を挙げ、その先には5本指の形をした岩山が見える。説明通りこの山の麓に小屋が有った。

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旧館前のテラスからは絶景が広がる。

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ウエルカムドリンクが出た。甘い炭酸水とクッキーだ。

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女性は旧館・男性は新館に泊まる事に成った。

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分厚いマットの上に7人分の布団と枕がセットされていて日本男子5人と外人ご夫婦の相部屋だ。

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旧館に行って牛乳を注文。見ればビールを飲んで盛り上がっている人も居る。

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一寸離れてトイレ。ポットン式です。
この手前にふんだんに水が出る複数の蛇口がある。上半身裸になって体をジャブジャブ洗い、さらにアッチコッチ手の届く所全て濡れタオルで拭く。気持ちよかった~
(@_@;)アッ\(◎o◎)/! 外人女性達も同じ事やってます。有難く拝ませて頂きました。
興奮しちゃって 寝られるかな~
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手前は日本人、奥には外人が集まって一斉に食事が始まります。

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スープ・メイン・デザートです。 夜中に眼をさますと雨の音が聞こえた。その後トイレに起きると満天の星。ヤッタね!

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コメント


スイスにまた行って 気に入ったルートを 再び歩くことができたら
どんなに幸せだろうと思います。

私も このルートはもう一度歩きたいと思っていますが 夢で終わりそうです。
(お天気が良かったからそう思うのかもしれませんが、、、)
http://runslowly.exblog.jp/20876522/

この滝 Staubbach Falle (シュタウプバッハ滝)でしょうか?
列車から見るときれいですね。
私は近すぎて、、ただ 飛沫が飛んでいる滝にしか見えませんでした。(笑)

ほっほう ここから ラウターブルンネン谷を挟んで この方向へ 行かれたんだ。
熊の手の様な峰が ロープヘルナー(2,566m)ですね。
下調べをしたときに 日帰りでもいいから行けたらなあ、、、と思った場所です。
拝見できただけでも ラッキー!!

shinmama様
ややこしい名前をよく覚えていますね。僕なんか聞いてもみんな忘れちゃいます。滝、仰る通りシュタウプバッハ滝です。初めてのスイス観光の時同じコースを電車で下ってきて見ました。
谷のずっと奥にはシェイギアードと言う特殊なアプト式蒸気機関車が走って居たはずですが今でもあるんだろうか?
ロープヘルナーも仰る通りです。この山にも行けるルートが有るらしいですよ。
お互いに言える事ですがトレッキングは天気次第ですね。

コンバンハ!!!
素晴らしい景観をタダで堪能させていただいています(^o^)

スイス=エーデルワイス と思っていたので今はあまり自生していないと聞き驚きです。

それにしても三山の素晴らしいこと、良い天気で本当に良かったですね。夜中に満天の星空・・・・・・・・明日も晴れですね。期待しています(^o^)

 この滝、どこかで見おぼえが・・・と思ったら、
 目の前のカレンダーでした(笑)
 毎年いただくスイスアルプスのカレンダーですが、
 今年の7月、8月がこの滝でした。
 対岸のやや遠い位置から俯瞰して写っています。
 行ったことないのに、急に身近になりました(笑)
 日本の犬連れの方々は、例外なく、自分の犬はとってもおりこうだと思っていらっしゃるようですが、
 時々、腹立ちますよね。
 しかし、トイレも絵になりますね(笑)
 
 

快晴の中、オーバーランド三山、花咲く小径、それに+アルファーの‟おまけ”までついて・・
最高に恵まれた1日となりましたネ!
 +アルファーについては、各人、異論反論ありましょうが、私は、各国の文化の違いとして、素直に認める次第であります。

ごくらくとんぼ様
高山植物を保護する気持ちがあまり無いらしく平気で踏み荒らしていますし、牛の餌にも成っていますからね。

カナダと違った山岳風景があります。そして、歩ける人、歩けない人も含め技量に応じて楽しめますから初めてのヨーロッパ旅行や初めての海外トレッキング共々訪れる人が多いのだと思います。

うつきよう様
そんなカレンダーがあるんですか。
対岸から望遠レンズで撮ったんでしょうか。光源の角度も良くて良い写真なんだろうと想像出来ます。
犬連れが街中も山中も多かったです。ゴンドラなどでは遭遇しませんでしたが多分乗れるんだと思います。牛と遭遇しても吼えませんでしたね。良く訓練されて居ると思いました。

MKU様
相部屋やベランダなどでも可成りキワドイ事をして居ますからね。
日本の感覚と大きな差が有りますね。
異文化万歳。

まるで自分がトレッキングしているような錯覚に陥ります(笑)

ユングフラウヨッホ展望台、よく覚えています。
お天気が良くて眩しくて・・・。
もう一度あの景色をゆっくり見てみたいです。

みやび様
ユングフラウヨッホは人気の観光地ですからね。

帰りの電車でドイツ人団体と横入りした中国人団体が喧嘩になった話はすっかり有名になりましたね。何所に行っても我が物顔で困った連中です。

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