英国3つの最高峰登頂と湖水地方、エディンバラゆったり滞在11日間 1
実はこのプランは第三希望だった。第一希望はイタリアですが今シーズンから希望するプランそのものが無くなってしまい、第二希望はスイス。このスイスは4千mを超す雪山でグーグルアースで見ると最後の登りは尾根の両サイドは雪で切れ落ち、とても登る自信が無く諦めた。そこで決まったのが今回のプランだった。
先ずは一つ目の山 ウェールズの最高峰スノードン(1,085m)を目指す。

写真はその山頂


5月17日東京から参加は9人で男性は僕と埼玉さん、其れに夫婦で参加の群馬さん。群馬さんのご主人はアルコールが一切ダメで臭いがしてくるだけでも発作が起きるほどでお酒を飲む人の近くには決して居る事は出来ない。なので何時も皆様とは別の場所で食事を取らなくてはならないという事を承知願いたいとリーダーから告げられる。そのリーダーは中川氏で出発前、現地英国は摂氏6度との情報が伝えられた。
・
目の前がスーパーで明日からの飲料水や少々の食べ物を調達した。
そして此処では同じホテルに連泊します。同室は埼玉さん。海外ピーク30座を目指して回を重ねていると言っている。
やっと長~い一日が終わった。

朝食は僕の定番。

そして専用車で向かったのはスランベリス。

ナント蒸気機関車だ。
しかもアプト式。

これに乗って山頂まで行ってしまおうという魂胆。車窓からは歩いて(当たり前だが)登山をする人の姿を多く見かけるものの20分もしない内に霧で周りが全く見えない状態になってしまった。

1時間で山頂駅。


駅舎の直ぐ横がスノードン山頂。石を積み上げて無理に標高を上げているように見えた。
記念の証拠写真を撮って直ぐ下山。登山とは言えないよ、、、ブルーのウインドーブレーカーとザックの女性は現地ガイドのジルさん。彼女は日本のノバで三年間英語の先生をして居たという。とても上手な日本語だ。

途中で一瞬ガスが切れた。

直ぐ横を登山電車が登って行く。


宿で用意してくれた昼食を食べる。不味いサンドイッチは初めから食べる気はしなく林檎とクッキーで済ます。その間少しずつガスが切れて行く。
歩き出したその後、両足の親指が一歩ごとに靴に当たる。下りばかりの岩の道で傷みは激しくなるばかり。途中で歩く事が思うに任せずリーダーにクッション材を当てがってもらい靴紐を思い切り締め上げてなんとかごまかして歩く。
ガスがやっと切れて周りが見えて来る頃蒸気機関車がSL独特のドラフト音で登って来た。
ジルが何やら説明していたが傷みが大きくて頭に入らない。
やっと広く平らで舗装された緩い下り坂に。振り向いてもスノードンの頂上は雲の中。
駅舎に戻った。下山に要した時間3時間40分。予定時間より40分多く掛かった。途中で僕の手当に20分ほど費やしているからで歩速も落ちた。皆様に迷惑を掛けてしまった、、、


約1時間バスに乗り移動ボドナンドガーデンを見学します。城のように大きな建物は個人所有で元々の所有者なので権利があり今も住んでいるそうです。
ここ一番の見所は キングサリ日本名キバナフジ。
みごとなトンネルです。背の低い日本人の頭すれすれで欧米人は頭を下げなければ通れません。







曾ては日本の樹木等も有ったらしいのですが今は絶えてしまったと説明が有った。

広大なほんの一部を見ただけで全てを回ると一日でも足りないとの事だった。
※バスの中では靴を脱ぎ、歩く所はユルユルに履いてごまかし歩きをしています。

ホテルに戻る途中世界一長い街の名前の場所に案内された。上がウエールズ語で下に書かれているのが英語
THE CHURCH OF MARY IN THE HOLLOW OF THE WHITE HAZEL NEAR THE FIERCE WHIRLPOOL AND THE CHURCH OF TYSILIO BY THE RED CAVE
ナント言ってもウエールズの人はプライドが高いらしく英国旗ユニオンジャックよりウエールズの旗を立てているしウエールズ語を話す人が北部では3割居るとジルさんの説明が有った。

駅舎もウエールズ語だ。
そしてホテルに戻る。




明日は観光と軽いハイキングですからトレラン(トレールランニング用靴)で歩きますから良いのですがその後の登山が心配だ・・・・さて、どうしたもんか
この日の歩数23,425歩
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直行ではなく アムステルダム経由でしたか。
最近の ヨーロッパの荷物の乗り継ぎは かなり危ないと聞きますが、
荷物がロストにならなくて良かったですね。
ええ??
靴に何かあったのですか? それとも足の方に何かあったのですか?
ふむ、原因は 靴のようですね。
イギリスのキューガーデンには行きましたが、チェルシー・フラワー・ショーに行ったことがないので
行きたいと思っています。
ちょうどこの時期ですので、イギリス中の公園が コラボしていたのかもしれませんね。
すごくきれい!! 見に行きたい、、、、羨ましいです。
投稿: shinmama | 2019/05/31 16:31
shinmama様
直行便は高いのでアルパインが使わないんでは無いでしょうか?と僕は以前から推察しています。
行き帰りとも荷物は大丈夫でした。
靴が悪いんですよ、、、北欧のロングトレールを歩いた時と同じ靴なんですがね、、、オカシイ?、、、
話はこれで終わらないんですぅぅ
花は何所も綺麗でした。実は僕の家の斜向のお家のお嬢さんは今 英国に住んでいるのですが、彼女のブログの最新にボドナンドガーデンに行ったと書いて有ってビックリしました。
投稿: よし坊 | 2019/05/31 17:50
なるほど・・・・・・大変な事とはこの事だったんですね。
靴が問題だった?・・・・・・・北欧で履きなれたはずの靴がなぜよし坊さんを苦しめたのでしょうね。
素敵なお庭ですね。お城のような家は個人所有とは思えないほどです。どのような方が住んでいらっしゃるのか興味があります。
投稿: ごくらくとんぼ | 2019/05/31 19:59
ごくらくとんぼ様
靴なんです、、、しかしこれはほんの挨拶でその後想像を超す事態になったのですぅ。
英国は今 花の季節を迎え花好きにはとても良い時期です。
此処は元々庭を造り管理していた親子三代が持って居たらしいのですが今はナショナルトラストが管理しています。しかしそのまま此所に住む権利をもらい暮らしているのだそうです。イギリスは寛大ですね。
投稿: よし坊 | 2019/05/31 21:29
靴でしたか!
それも両足に不具合とは、なにが起こったのでしょう?
足の痛いのは辛いですね。
霧のお出迎えがいかにもイギリスらしいですね。
標高の割に高い木がなく、岩山で、高山のような雰囲気がある山ですね。
この先の展開が怖い・・・
投稿: うつきよう | 2019/05/31 23:24
うつきよう様
一歩一歩ガツンガツンと当たるんですよ。参りました、、、これが次に繫がっていくのです・・・
英国の天気はこんなもんか?と思って居ましたからあきらめも付きますがせめて頂上だけは晴れてもらいたかったです。
平地は樹木が見事なほど多いのですが、どの山も入ると直ぐ岩だらけで低いのにとても歩きにくい山ばかりでした。低いからと言って侮ってはいけない山でした。
投稿: よし坊 | 2019/06/01 08:22